テクノコムが「施工管理者養成コース」第三期開講式を開催

～第三期生は女性6名を含む13名が受講～

東洋ワークグループ株式会社

2024年5月10日 10時11分

　東洋ワークグループの技術系人材派遣会社である株式会社テクノコム（仙台市／代表取締役社長：大江修、以下テクノコム）は5月7日、「施工管理者養成コース」第三期の開講式を挙行いたしました。建設業界の若手人材不足の中、継続的に自社で人材を教育・育成していくことで、有為な人材を安定的に供給することを目指し、給与支給型の研修プログラム「施工管理者養成コース」を2023年1月よりスタート。
　第一期生（23年6月修了）は5名、第二期生（24年2月修了）は11名が見事にジョブチェンジを果たし、建設業界で新たなキャリアをスタートさせています。
　第三期生は女性6名を含む13名の受講生が本プログラムに参加。CADや測量など建設技術者の基礎を一から学び、5ヵ月後に建設現場監督補助などの仕事に携わることを目標にしています。

【研修プログラム「施工管理者養成コース」実施の背景】

　建設業界は、建設需要が旺盛な中、労働人口の減少や新規就業者の減少による人手不足が深刻な問題となっています。2025年には、建設業界の労働人口が約90万人も不足すると予測されています。このような課題を解決するために、社員を基礎から教育し、建設現場監督補助などの仕事に就けるよう開講されたのが「施工管理者養成コース」です。

【第三期「施工管理者養成コース」の概要】

■研修内容：

・図面の解読、測量・CAD技術の習得

・工程管理・品質管理・安全管理等知識の習得

・建設業法や労働基準法、道路交通法などの法令研修

・専門用語、ビジネススキル等の習得

■期間：5ヵ月間　■受講場所：ポリテクセンター宮城、ほか

■その他：テクノコムの正社員として、研修期間中も給与を支給

施工管理者養成コース概要図

【テクノコム大江社長式辞】

　みなさんは研修修了後に建築の仕事に携わります。建物を作るということはどういうことでしょうか。

建物は完成した後、何十年、時には何百年とその土地に残ります。有名な観光スポットになることだってあります。みなさんがお年寄りになっても「あの建物は私が作ったんだよ」と自慢ができる仕事なのです。

　そして自分が亡くなった後も、手がけた建物が残り、街の美しい景観の一つとなり、街の人から愛される。みなさんはそんな素晴らしい仕事に携わっていくのです。

　研修中は挨拶と笑顔を常に心がけてください。笑顔でいれば、研修してくださる先生も気持ちよく講義をしてくれますし、研修後の配属先の職場でもみなさんを温かく迎えてくれるようになります。

　今回の研修を通して、テクノコムの一員として、そして未来に向けて、一歩一歩着実に歩まれることを期待しています。

受講生へエールを送るテクノコム大江社長

【東洋ワークグループ須佐社長祝辞】

　今、社会では、性別や年齢、国籍などの違いを尊重し、個性を活かす考えに基づき、これらの多様性を組織内で受け入れるダイバーシティ＆インクルージョンが叫ばれています。

　特に建設業界は女性が少ないと言われていますが、第三期生13名の中で6名の女性がこの業界に興味を持っていただき大変嬉しいです。

　研修でしっかりと知識を習得し、配属先で仕事を身につけていただき、ご結婚された以降も安心して仕事を続けていただく、そのような長いお付き合いにさせていただきたく思います。

　みなさんが選んだ建設業界は、急激に労働人口が減少していますが、裏を返せばチャンスでもあるのです。研修で一生懸命勉強したことを現場で活かし、そして将来の自分の収入を上げる。そしていつの日か、テクノコムの経営陣になっていただくことを目標に頑張っていただきたいと思います。みなさんのご活躍を楽しみにしております。

新たな門出に祝辞と激励の言葉を送る東洋ワークグループ須佐社長