ChatGPTの商品カード購入先候補104件、家電量販店系ECは23件(22.1%)
最多はECモールの47件(45.2%)。購入先候補名ではAmazon公式サイトが25件でトップ、家電量販店系ではヤマダデンキ7件、ジョーシン6件が上位
AIエージェント時代の購買・予約体験を支えるエージェンティックコマース基盤を開発するStellagent株式会社(ステラジェント、本社:神奈川県横浜市、代表取締役:鈴木 章広、以下「当社」)は、ChatGPTの買い物相談で表示される商品カードと商品詳細パネルを対象に、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、掃除機の5カテゴリで、家電量販店系ECが購入先候補としてどの程度表示されるかを調査しましたので、お知らせします。

2026年8月4日に15プロンプトを観察した結果、ChatGPTの商品カード42件(うち購入先候補が確認できたのは38件)から、104件の購入先候補を確認しました。このうち家電量販店系ECは23件(22.1%)で、ECモール47件(45.2%)を下回りました。
購入先候補名ではAmazon公式サイトが25件で最多でした。家電量販店系ではヤマダデンキ7件、ジョーシン6件が上位で、今回記録した購入先候補104件すべてで価格と在庫・配送等の表示が確認されました。
■ 背景
生成AIの買い物相談は、従来の「おすすめ商品を文章で聞く」体験から、商品カード、商品詳細、購入先リンクを伴う体験へ広がっています。OpenAIのヘルプでは、ChatGPT Searchのショッピング機能について、買い物意図のある質問に対し、商品候補、商品詳細、詳細確認または購入のためのリンクが表示され得ると説明されています。
家電量販店にとって、この変化は「AI回答文の中で店舗名が推薦されるか」だけでは捉えきれません。商品そのものがAI上に表示された後、ユーザーがどのECサイトへ遷移できるか、価格・在庫・配送条件とともにどの販売店が並ぶかが、EC送客上の新しい露出面になります。そこで本調査では、ChatGPTの商品カード・商品詳細パネルに焦点を当て、主要家電カテゴリで家電量販店系ECが購入先候補として表示されるかを確認しました。
■ 調査概要

|
項目 |
内容 |
|---|---|
|
調査名 |
ChatGPTの商品カード購入先候補に家電量販店ECは露出できるか |
|
調査対象 |
ChatGPT Web UIの商品カード、商品詳細パネル、購入先候補 |
|
調査カテゴリ |
冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、掃除機 |
|
調査シナリオ |
5カテゴリ × 3ペルソナ = 15プロンプト |
|
調査日 |
2026年8月4日 |
|
調査方法 |
ChatGPT Web UIの一時チャットで各プロンプトを入力し、表示された商品カードをクリックして商品詳細パネルの購入先候補、価格、在庫・配送等の表示を記録した |
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実行数 |
商品カード42件、購入先候補104件 |
|
調査主体 |
Stellagent株式会社 |
■ 調査結果
購入先候補104件中、家電量販店系ECは23件(22.1%)
今回の調査範囲では、ChatGPTの商品詳細パネルに表示された購入先候補104件のうち、家電量販店系ECは23件(22.1%)でした。一方、ECモールは47件(45.2%)で、購入先候補の中では最も多いカテゴリでした。

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購入先カテゴリ |
購入先候補数 |
割合 |
|---|---|---|
|
ECモール |
47件 |
45.2% |
|
専門EC/その他 |
24件 |
23.1% |
|
家電量販店系 |
23件 |
22.1% |
|
メーカー公式 |
7件 |
6.7% |
|
中古/二次流通 |
3件 |
2.9% |
|
合計 |
104件 |
100.0% |

カテゴリ別では冷蔵庫の家電量販店系割合が最も高い
家電量販店系の購入先候補割合はカテゴリによって差がありました。冷蔵庫では25件中9件(36.0%)が家電量販店系でしたが、掃除機では22件中2件(9.1%)にとどまりました。今回の調査範囲では、サイズや配送・設置の検討が関係しやすいカテゴリほど、家電量販店系ECが購入先候補に含まれやすい可能性があります。ただし、カテゴリごとの観察数は3プロンプトずつであり、一般化には追加調査が必要です。

|
カテゴリ |
商品カード |
購入先候補 |
家電量販店系購入先候補 |
家電量販店系割合 |
|---|---|---|---|---|
|
冷蔵庫 |
9件 |
25件 |
9件 |
36.0% |
|
テレビ |
7件 |
19件 |
5件 |
26.3% |
|
洗濯機 |
9件 |
24件 |
5件 |
20.8% |
|
エアコン |
8件 |
14件 |
2件 |
14.3% |
|
掃除機 |
9件 |
22件 |
2件 |
9.1% |

購入先候補名ではAmazon公式サイトが25件で最多でした。家電量販店系ではヤマダデンキ7件、ジョーシン6件、edion.com3件、ビックカメラ.com3件、ケーズデンキオンラインショップ2件、コジマネット1件、ソフマップ・ドットコム1件が確認されました。また、今回記録した購入先候補104件では、すべての候補で価格表示と在庫・配送等の表示が確認されました。
詳細レポートはこちら:https://stellagent.ai/ja/research/chatgpt-product-card-retailer-exposure-survey-202608
■ 示唆・今後
家電量販店は、生成AI対策を「AI回答文に店名が出るか」だけでなく、「商品カードの購入先候補に自社ECが表示されるか」まで広げて確認する必要があります。今回の調査では、家電量販店系ECは一定数表示された一方で、ECモール、専門EC、メーカー公式、中古/二次流通も同じ商品詳細パネル内の購入先候補として並びました。
特に、商品データ、価格、在庫、配送、設置、保証、店舗受け取りなどの情報がAI側の商品・販売店メタデータにどのように取り込まれ、表示されるかは、今後のEC送客に影響する可能性があります。家電量販店は、主要カテゴリごとにChatGPT上の商品カード露出を定点観測し、公式ECの商品情報、構造化データ、在庫・配送情報、販売店フィードの整備状況を確認することが重要です。また、商品カテゴリによって購入先候補の出方が異なるため、冷蔵庫、洗濯機、エアコンのような大型・設置系カテゴリと、掃除機やテレビのような比較的EC完結しやすいカテゴリを分けて監視する必要があります。
なお、本調査は2026年8月4日時点のChatGPT Web UIを対象とした探索的な観察であり、統計的な一般化を目的としたものではありません。商品カード、購入先候補、価格、在庫、配送等の表示は、日時、UI状態、アカウント状態、地域、商品データ、販売店側の更新状況によって変動する可能性があります。
■ ステラジェントについて
Stellagent株式会社(ステラジェント)は、AIエージェント時代の購買・予約体験を支えるエージェンティックコマース基盤を開発する企業です。
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会社名:Stellagent株式会社
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代表者:代表取締役 鈴木 章広
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所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい3-7-1 オーシャンゲートみなとみらい8F WeWork
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設立日:2022年2月22日
■ 本件に関するお問い合わせ
本件に関するお問い合わせは、以下のフォームよりご連絡ください。
https://stellagent.ai/ja/contact
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