世界の子どもたちの姿をとおして、いまこそ考えたい。写真絵本『男の子でもできること　みんなの未来とねがい』が、全国の書店・ネットショップで7/6発売！

翻訳／金原瑞人、解説／上野千鶴子（東京大学名誉教授）

株式会社西村書店

2020年7月6日 13時20分

西村書店（千代田区／代表取締役　西村正徳）は、『男の子でもできること　みんなの未来とねがい』を7月6日に発売します。『すごいね！みんなの通学路』（第64回青少年読書感想文全国コンクール課題図書）に続く好評シリーズ〈世界に生きる子どもたち〉、最新刊。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※書影はオビつきです

いま、未来のために、みんなができることって・・・？
男の子も女の子も、人間はみんな同じ権利を持っています。
けれども世界の国や地域によっては、家族や兄弟を支えるために、今なお、
学校に行かせてもらえず、家事や労働をさせられたりする女の子がいます。
みんなが自分の意見を自由に言えて、やりたいことができる世界にするにはどうしたらいいのでしょう。
誰もが幸せに生きるために、大切な問いを投げかける写真絵本。

●解説掲載
「男の子たちへ　自由にのびのびと生きられる世界のために、キミができること」（上野千鶴子／東京大学名誉教授）

【サンプルページ】

　　ぼくは　いもうとが　すきだから……／いっしょに　学校にいきたい。

ぼくは　いいたいことが　いえる。／いつか　ぼくに　女の子が　生まれたら、その子も　いいたいことが　いえるといいな。

【著者／訳者／解説執筆者　プロフィール】
〔文〕国際NGOプラン・インターナショナル
子どもの権利を推進し、貧困や差別のない社会を実現するために世界70 カ国以上で活動する国際NGOです。創立は1937年。長年にわたり、子どもや若者、地域の人々とともに地域開発を推進。すべての子どもたちの権利が守られるよう、とりわけ女の子や女性への支援に力を入れています。市民社会、政府機関や国際機関と連携しながら、世界を持続的に、前向きに変えていきます。 https://www.plan-international.jp/

〔訳〕金原瑞人（かねはら・みずひと）
1954年岡山市生まれ。法政大学教授、翻訳家。訳書は児童書、ヤングアダルト小説、一般書、ノンフィクションなど550点以上。訳書に『ガール・イン・レッド』『ふたりの約束　アウシュヴィッツの3つの金貨』『不思議を売る男』『青空のむこう』『さよならを待つふたりのために』『国のない男』『月と六ペンス』『リンドバーグ　空飛ぶネズミの大冒険』『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる　ハプワース16、1924年』、共訳書に『ネルソン・マンデラ　その世界と魂の記録』、監修書に『13歳からの絵本ガイド』、エッセイ集に『サリンジャーに、マティーニを教わった』、日本の古典の翻案に『雨月物語』『仮名手本忠臣蔵』、著書に『ジョン万次郎』など。●金原瑞人オフィシャルホームページ https://www.kanehara.jp/

〔解説〕上野千鶴子（うえの・ちづこ）
1948年富山県生まれ。社会学者・東京大学名誉教授・認定ＮＰＯ法人ウィメンズアクションネットワーク（ＷＡＮ　https://wan.or.jp/）理事長。専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアであり、指導的な理論家のひとり。高齢者の介護とケアも研究テーマとしている。1994年、『近代家族の成立と終焉』でサントリー学芸賞、2011年度、朝日賞受賞。2019年、フィンランド共和国からHän Honours受賞（長年の男女平等への貢献に対する感謝状）。著書多数。

【書誌情報】
■『男の子でもできること　みんなの未来とねがい』　■2020年7月6日発売／2020年7月9日刊行
■ISBN 978-4-86706-009-4　■定価：本体1600円+税
■国際NGOプラン・インターナショナル文　金原瑞人訳
■B4変型・上製・26ページ／総ルビ　■発行・発売：西村書店
西村書店公式HP　http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/15169

●好評既刊