福島の“ただ”何気ない“いま”の写真をフリー素材に「ただ いま ふくしま」1年間の総ダウンロード数 26,290枚
〜フリー素材配布により、現在の福島の日常風景が世の中へ広がる〜
■『ただ いま ふくしま』Webサイト:https://tadaima-fukushima.jp/
■プレスリリース(2023年3月10日配信):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000027724.html
累計26,290枚の日常が世の中に広がった
「ただ いま ふくしま」は、経済産業省による福島復興支援事業の一環として実施しました。福島県沿岸部「浜通り」の32カ所で撮影を行い、フリー素材サイト「ぱくたそ」にて無料で配布。汎用性の高い写真を多くの方にダウンロードしてご利用いただくことで、“ただ”何気ない、“いま”の福島の姿を世の中に広げていくことを目的としています。
この度2023年3月10日のリリースより1年が経過し、累計26,290枚の写真がダウンロードされました。内訳を分析すると大熊インキュベーションセンターの「会議室」や、広野町の「駅前通り」、双葉町の「学校」など、フリー素材として需要の高いカテゴリーのシーンの需要が多く見受けられました。何気なくフリー素材を探している方が、自然と「ただ いま ふくしま」のページににたどり着き、現在の福島県に触れる、体験を実現できました。
■最も多くダウンロードされたフリー素材上位3件
「ただ いま ふくしま」について
復興へ歩み続ける福島県沿岸部「浜通り」の32カ所で撮影
企画段階より現地の方々と打ち合わせを重ねて撮影場所の選定を行い、施設等の撮影許可から当日の撮影まで、施設・住民の方々のご協力を得て実現。福島県沿岸部「浜通り」地域32カ所を撮影しました。フリー素材として多くの方にご利用いただけるよう、住宅街やショッピングセンター、飲食店、学校、港、工場など、多様なロケーションで撮影を行なっています。
福島で暮らす県民の方々をモデルに起用
福島県の人々の日常を伝えるため、いまも福島県で暮らしている県民7名にモデルのご協力をいただきました。
撮影に協力してくださった現地の方の声
◯ 福島県南相馬市 齋藤亮太(デザイン事務所所属 / 写真のモデルを担当)
フリー素材の撮影は、人生で初めてでした。
この街には、素材となる魅力がある場所がたくさん存在することを改めて実感しました。
何気ない1枚の写真から興味を持ち、この街を訪れる人が1人でもいればいいなと思います。きっとその時には、また表情の違う街を見ることができると思います。
◯ 福島県福島市 IKEDA(フォトグラファー / 写真撮影を担当)
12年前のあの日、震災を経験してから直後に何度か支援物資を運び、その後も立ち入った地域、その後立ち入ることを許されなくなってしまった地域に、今回ロケで機会を得て久しぶりに赴くことができました。時間が止まったままの地域ももちろんある。復興が進んだそのおかげで、こうして人々が戻り始めた地域を撮影させていただきました。今後も機会を得ることがあれば、引き続きこのような活動を通して、復興の一助となればと思います。
お問い合わせ
「ただ いま ふくしま お問い合わせ窓口」
contact@tadaima-fukushima.jp 06-6445-1040(電話受付時間:平日11:00~19:00)
◆ 企画・制作
株式会社人間
「面白くて 変なことを 考えている」をモットーに、ジャンルの枠にとらわれないアイデアをつくるコンテンツ制作会社。キャンペーン、グラフィック、イベントなど大手企業の広告や、Webメディアの運営・記事制作、社会課題や地方創生に関する取り組みまで、やりたいことはやってみる、やる気のある会社です。
所 在 地 :大阪府大阪市西区京町堀1-12-11 愛晃ビル4F
電 話 :(06)6445-1040
設 立 :2010年11月11日
代表取締役 :花岡 / 山根シボル
資 本 金 :4,000,000円
従 業 員 数 :10人
事 業 内 容 :面白くて変なアイデアで考えられた企画
ホームページ:https://2ngen.jp/
◆ 撮影・サイト運営
ぱくたそ
福島県出身の「すしぱく」が運営管理人をつとめるフリー素材サイト。人物や背景(テクスチャ)など様々なジャンルの写真素材を無料で配布しており、独自のテーマに基づいた写真素材や、地方自治体等とコラボしたオリジナル企画も展開している。
ホームページ:https://www.pakutaso.com/
◆ 協力
経済産業省
参考:株式会社人間による、社会課題にアプローチした過去事例
◯ コロナ禍で聴覚障害者の抱える課題を体験イベントに
「爆音コンビ二 DEAF-MART」
新型コロナの感染拡大防止のため、現在我々の生活において「マスクの着用」が徹底されています。そのマスクによって口元や表情が見えずコミュニケーションが取りづらくなっている問題を啓発するため、企画・実施しました。
クラブさながらの大音量でBGMが鳴りひびくコンビニで、参加者に買い物をしてもらい「声が聞こえない」環境下でのコミュニケーションを体験していただきました。
(2020年12月4日 実施)
https://clearmask.silentvoice.co.jp/bakuon/
◯ 実話を元にした「ブラック企業」のハラスメントを体感する参加型演劇イベント
「ブラック企業体験イベント THE BLACK HOLIDAY」
近年、労務管理やハラスメントに対する世間の視線が厳しさを増すなかで、劣悪なブラック企業の存在が大きな社会問題になっています。
そこで、参加者が新入社員として架空のブラック企業に入社し、実際にあったエピソードを元にした様々な「ハラスメント」を参加型の演劇を通して体験する。ブラック企業の本質を知り、自分たちの働き方を見つめ直す、働き方改革エンターテイメントを企画・実施しました。
(2018年11月23日 実施)
https://kuriyaso.net/black/
◯ “使えなかった有給”を灯籠にして供養しよう!
「有給浄化」
働き方改革関連法案の成立に伴い、2019年4月1日より、有休休暇(以下、有給と表記)取得が義務化されました。しかし日本では、2016〜2018年の3年間にわたって先進国の中で最低レベルの有給休暇取得率を記録するなど、「働き方」「休み方」の点では国際的に大きく遅れをとっていた背景があります。
この現状を周知させるため、ネット上で募集した「有給をとれなくて悔やまれた体験」を印字した灯籠を約300基並べ、実際に僧侶の方に供養していただくイベントを企画・実施しました。
(2019年12月10日 実施)
https://kuriyaso.net/yukyu/
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