アスタリストのiPaaS「ActRecipe」、ChillStackの不正経費検知AI「Stena Expense」と連携

～経費精算システムと不正経費検知AIの自動連携～

SaaSやFinTechサービスのデータ統合によってハイレベルな内部統制を実現するエンタープライズiPaaS「ActRecipe」を提供するアスタリスト株式会社（本社：東京都港区、代表取締役CEO：池上大介、以下「アスタリスト」）は、株式会社ChillStack（本社：東京都渋谷区、代表取締役：伊東道明、以下「ChillStack」）が提供する不正検知プラットフォーム「Stena Expense」とActRecipeとの連携を開始したことを発表します。

■ActRecipeとStena Expenseの連携概要
ActRecipeとStena Expenseの連携（以下、本連携）により、楽楽精算やConcur Expense等のSaaS型経費精算システムを利用されている企業様は、手作業によるファイルのダウンロード/アップロードの処理をせずにStena Expenseによる不正な経費の検知を自動化することができます。従来、不正な経費を検知するにはBI（Business Intelligence）ツール等に経費データを保存しておき、人手による定期チェックまたはランダムチェックが必要でした。本連携では、経費精算システムとAIとを連携し自動で定期チェックすることが可能となるため、人手によるチェックの負荷を大幅に削減することができます。更に、本連携に加えて勤怠情報をStena Expenseに連携することにより、勤務実態と使用経費の整合性のチェックも可能となります（将来ご提供予定の機能です）。

<ActRecipeとStena Expenseとの連携イメージ>

■ChillStackについて
株式会社ChillStackは、AIを用いた高精度な不正ユーザー検知AIシステム「Stena」をはじめとして、既存のサイバーセキュリティ技術をAIで進化させ、AI自身を守るセキュリティ等、新たなセキュリティ技術を開発・提供する企業です。
詳細は、https://chillstack.com をご覧ください。

■Stena Expenseについて
企業ごとに最適化されたAIが自動的に経費の不適切利用を検知するシステムです。
『重複申請』や『交通費の水増し』などの発生しやすい不正はもちろん、申請者の過去の申請履歴を考慮して判断することで『特定個人の多頻度利用』や『特定店舗での多頻度利用』など普段の経費の使い方も総合的に診断することができます。
詳細は、https://expense.stena.chillstack.com をご覧ください。

■アスタリストについて
アスタリストは "Create time through innovation" （イノベーションによって時間を創る）をミッションとし、これまでにITの活用により企業様の生産性向上や内部統制強化を支援してまいりました。特にSaaSやFinTechサービスのデータ統合や内部統制強化を実現するプラットフォームサービス「ActRecipe」に注力しており、SaaSやFinTechサービスの更なる活用とDXの推進を行っております。
アスタリストの詳細は https://www.asterist.com/ をご覧ください。

■データ統合・内部統制プラットフォーム「ActRecipe」について
ActRecipeは、データ統合・内部統制プラットフォームをiPaaS（integration Platform-as-a-Service）として2019年8月にサービスをローンチし、これまでに大手企業様を中心にご利用・ご検討いただいております。2020年6月には電子決済等代行業者の登録を完了し、銀行APIを活用してSaaSから銀行への自動送金や入出金明細の自動取得をする取り組みを開始しました。2021年3月には完全無料で銀行API連携等をお使いいただけるFreeプラン(β)の提供を開始し、手軽にSaaS間やFinTechサービスとの連携をお使いいただけるようサービス展開しております。
ActRecipeの詳細は https://www.actrecipe.com/ をご覧ください。