山間部における検討データの確実な取得を目指して!京都府南丹市、水道スマートメーターにおける実証実験開始のお知らせ

当社連結子会社の株式会社ウォーターリンクス(本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:原 裕二)、は、南丹市上下水道部(南丹市長:西村 良平)と次世代の水道検針に向けた水道スマートメーターの実証実験(以下、本実験)を開始することをお知らせします。
本取り組みでは、同連結子会社の株式会社ウォーターデバイス(本社:兵庫県豊岡市、代表取締役社長:岩本晃幸)が製造する水道スマートメーターを設置し、効果を測定します。
■ 背景と課題
南丹市の一部エリアは、集落が点在しており、各家庭を検針して回るには移動に時間がかかります。舗装されていない山道や、積雪・凍結する冬期の移動には特に注意が必要です。また、高低差のある場所に家屋が建っていたり、メーターボックスの上に草木が生い茂っていたりするため、メーターを探しにくい場合があります。
これらのエリア特性に加えて、検針員の高年齢化が進んでいることや一部検針員からは検針箇所を減らしてほしいという要望もあり、早期に対策を講じる必要がありました。
こうした背景を踏まえ、既に、他社AMI方式の水道スマートメーターの実証実験を実施していますが、一部電波の取れない地点があったとのことでした。
以上の課題の解決に向けて、南丹市と株式会社ウォーターリンクスは、水道スマートメーターを活用した業務の効率化と確実なデータの取得に向けて、共同で取り組んでいます。
※AMI(Advanced Metering Infrastructure)方式:水道メーターから取得した検針データを通信ネットワークを介して自動的かつ常時センター側へ送信することができます。
■ 取り組みの概要
1. 連携体制
本取り組みでは、南丹市と株式会社ウォーターリンクス、および株式会社ウォーターデバイスの連携体制を構築しています。株式会社ウォーターリンクスでは、水道スマートメーターの提供、クラウドシステム構築を担当しています。
2. スマートメーター(AMR方式)導入
各戸に無線通信機能付きの水道スマートメーターを導入しました。これにより、LPWAによる遠隔検針を可能としています。
※AMR(Automated Meter Reading)方式:水道メーターに搭載された無線子機により、正確でスムーズな一括無線検針を可能にします。検針方式としてウォーク・バイ方式とドライブ・バイ方式があります。
※LPWA(Low Power Wide Area):低消費電力・広域通信を特徴とする無線通信技術。
スマートメーター等のIoT機器に適しています。
■ 期待される効果
本取り組みにより、確実に検針データを取得することができることが見込まれます。また、集落が点在しているエリアにおける検針業務の効率化及び検針員の安全性が高まると考えられます。
さらに、スマートメーター導入の推進により、最適な検針員の配置が可能になることや漏水等の早期発見や迅速な対応が可能となり、住民サービスの向上も期待されます。
■ 本取り組み対象・期間
・対象戸数:50戸
・実証期間:2025年8月1日 ~ 2026年7月31日

【会社概要】
■販売元
名称 : 株式会社ウォーターリンクス
代表者 : 代表取締役社長 原 裕二
所在地 : 〒670-0944 兵庫県姫路市阿保甲878番地
会社設立日 : 2019年9月10日
資本金 : 50,000,000円
URL : https://waterlinks-japan.com/
■製造元
名称 : 株式会社ウォーターデバイス
代表者 : 代表取締役社長 岩本 晃幸
所在地 : 〒668-0055 兵庫県豊岡市昭和町4番24号
会社設立日 : 2022年9月9日
資本金 : 20,000,000円
URL : https://www.waterdevices.co.jp/
・本リリースに関するお問い合わせ
株式会社ウォーターリンクス
〒670-0944 兵庫県姫路市阿保甲878番地
HP:https://waterlinks-japan.com/
お問い合わせ先
広報担当チーム : info@waterlinks.co.jp
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