ヴィーナ・エナジー、三菱商事クリーンエナジーとコーポレートPPA契約を締結
アジア太平洋地域で最大級の再生可能エネルギー発電事業者であるヴィーナ・エナジーは、滋賀県米原市で建設中の米原太陽光発電所(31.65MW)において、三菱商事クリーンエナジー株式会社とのコーポレートPPA契約が締結したことを発表しました。
米原太陽光発電所は、運転開始後、再生可能な資源を供給源としたクリーンなエネルギーを年間約8,560世帯へ供給が可能となります。また、年間約18,600トンの温室効果ガス削減と年間約3,100万リットルの節水効果が見込めます(火力発電所との比較)。
ヴィーナ・エナジー日本代表ラウル・リエンダは、自治体及び地域住民の皆様のご協力を賜り、地域の大切な自然資源を活用させて頂くことに感謝の意を述べるとともに、「ヴィーナ・エナジーが現在国内で稼働中の再生可能エネルギー発電所の総設備容量は、922MW超に達します。この度の三菱商事グループとの協業により、カーボンニュートラルへ貢献できることは大変光栄です。ヴィーナ・エナジーのコーポレートPPA市場へ積極的な参画を通じ、企業の脱炭素化、更には日本の脱炭素社会への転換に貢献して参ります。」と述べています。
三菱商事クリーンエナジーの藤井 隆男代表取締役社長は、「三菱商事グループの電力事業において、カーボンニュートラル社会の実現に向け、再生可能エネルギーを起点とした発電と販売を一体とする電力バリューチェーンの構築を図っております。今回のヴィーナ・エナジーとの協業で、米原太陽光発電所から発電された電力の環境価値を需要家に提供することで、カーボンニュートラル社会の早期実現に貢献できることを大変嬉しく思います。」と述べています。
ヴィーナ・エナジーについて
ヴィーナ・エナジーは、「アジア太平洋地域におけるエネルギー転換の加速」をミッションに掲げ、持続可能で低価格な再生可能エネルギー発電事業の推進と、事業地域の経済的及び社会的発展、また環境保全を目指しています。
ヴィーナ・エナジーは、合計出力45ギガワットを超える開発・建設・稼働中の太陽光発電所、風力発電所(陸上/洋上)、エネルギー貯蔵システム(定置型および可搬型貯蔵)資産を有しています。シンガポール本社のほか日本、韓国、台湾、タイ、インド、オーストラリア、インドネシア、フィリピンに86拠点、従業員約964名を有します(2023年12月31現在)。
ヴィーナ・エナジーの日本法人であるヴィーナ・エナジー・ジャパン株式会社は、本社(東京都港区)および17拠点の国内事業所を有しています。国内においては、太陽光発電事業は日本再生可能エネルギー株式会社、陸上風力発電事業は日本風力エネルギー株式会社、洋上風力発電事業はヴィーナ・エナジー洋上風力株式会社、発電所の運営管理はNREオペレーションズ株式会社、建設工事請負等の施工管理はヴィーナ・エナジー・エンジニアリング株式会社が行っています。
詳しくは、https://www.venaenergy.co.jp(日本語)、https://www.venaenergy.com(英語)をご参照ください。
三菱商事クリーンエナジーについて
三菱商事グループで日本国内の発電事業を統括する三菱商事エナジーソリューションズ株式会社の100%子会社である三菱商事クリーンエナジーは、洋上風力を除く再生可能エネルギー発電事業を計画から建設・運営まで一気通貫で展開しています。再生可能エネルギーの普及や需要地に近い場所で発電・供給を行う分散電源化といった流れを踏まえ、デジタル技術も活用しつつ、再生可能エネルギーを中心とする発電事業に取り組んでいます。
三菱商事グループの持つ、電力需給管理や小売り機能および地域ネットワークを活用し、EX/DX一体推進で再生可能エネルギーの「つくる」×「整える」×「届ける」に取り組んでいきます。
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