屋外型国際写真祭 「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO 2020」開催のお知らせ
12月4(金)~13日(日) 東京スクエアガーデン他~「変容性」をテーマに これからの都市の在り方を見つめる~
東京建物は、「都市の持続可能性というSDGsの視点に立ち、アートの力を用いて土地の記憶を紡ぎ、これまでに無かった新たな人の流れを創出する」というT3の開催趣旨に賛同し、エリアマネジメントに注力している八重洲・日本橋・京橋エリアの代表ビルである東京スクエアガーデンを主会場としてT3を誘致しました。
京橋は江戸時代に狩野派や歌川広重が活躍した古くからの芸術の発信地でした。本展では、その歴史を承継しつつ、コロナ禍で変容していく都市の在り方や社会の移り変わりをテーマに作品を展示します。
新しい生活様式に沿った都市空間の活用において、人の流れを生み出すモデルケースを作り出し、博物館や美術館という鑑賞施設だけでなく、都心のオフィスエリアにおける屋外スペースが土地の魅力を発信するコンテンツプラットフォームになりえる事を実証します。
■開催概要
会場:
①東京スクエアガーデン (中央区京橋3-1-1東京メトロ銀座線「京橋」駅直結)
②72 Gallery (中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1階)
③(仮称)新TODAビル計画 工事仮囲い (中央区京橋1-7)
④京橋第一生命ビルディング1階 (中央区京橋2-4-12)
主催:一般社団法人Tokyo Institute of Photography
共催:T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO実行委員会
主管:株式会社シー・エム・エス
協賛:東京スクエアガーデン、東京建物株式会社
会場協力:株式会社ブリヂストン、戸田建設株式会社、第一生命保険株式会社
イベント協力:Liberal Arts Lab(株式会社ゆめみ)、株式会社POD、株式会社堀内カラー、POETIC SCAPE
後援:米国大使館(申請中)、中央区(予定)
■見どころ
(1)屋外展示の強みを活かした様々なスケールでの展示
普段はオフィスエリアでもある京橋。その公開空地に、最大12m×6mのアート作品が忽然と現れます。「変容性」をテーマに選ばれた9名の写真家は、常に物事がアップデートされ続ける時代の「考察者」としての在り方や、刺激的な視点を提供します。
(2)大きく「変容」していく社会について、アーティストの視点を通して考える仕掛け
デジタルコミュニケーションや、旅、移住などが、私たちの生き方に影響を及ぼす現代において、価値観は常に変容し、アップデートされるものとなっています。本展では、物事の意味が固定されず、絶えず翻訳が行われ続ける時代に、私たちの世界の見方や考え方に新たな視点を与えてくれる9名の作家の作品を紹介します。
出展作家:海老原祥子、岡田将、岡田舞子、高木美佑、中野正貴、濱田祐史、宮崎学、吉田志穂、吉田多麻希(五十音順、敬称略)
・ 1955年福岡県生まれ。56年より東京在住。
・ 1979年武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。写真家秋元茂氏に師事。
・ 1980年フリーランスフォトグラファーとして独立。各種広告、雑誌表紙などを手がける。
・ 2001年「TOKYO NOBODY」にて日本写真協会賞新人賞を受賞。
・ 2005年「東京窓景」にて第30回木村伊兵衛写真賞を受賞
・ 2008年「MY LOST AMERICA」にて第8回さがみはら写真賞を受賞
・ 2019年11月~2020年1月には東京都写真美術館にて写真展「東京」を開催。
(3)オンラインでのシンポジウムや学生によるプレゼンテーション
12月4日(金)から13日(日)にかけて、2つの趣旨のオンラインイベントを開催します。
①「コロナx変容性x時代のキーワード」をテーマに、Liberal Arts Lab(株式会社ゆめみ)の協力のもとシンポジウムを開催します。シンポジウムでは、「表現とジェンダーの関係性」、「制作、表現、編集」、「変わりゆく生態系」、「変容する都市における公共空間」など、現代において関心の高いトークを全5本開催予定です。
②コロナ禍で作品展示の機会を失った学生たちによるオンライン作品展示を開催します。また、各大学・専門学校より選ばれた1名の学生によるプレゼンテーションイベントを開催します。これからのビジュアルイメージの世界をリードしていく新しい才能による作品をいち早く発掘し、支援することができます。
参加校:大阪芸術大学、大阪ビジュアルアーツ、京都芸術大学、日本写真映像専門学校、日本写真芸術専門学校、日本大学芸術学部、東京工芸大学、東京造形大学、東京ビジュアルアーツ、武蔵野美術大学(五十音順、予定)
■T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOとは
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOは、2017年5月に上野公園を舞台に東京初の屋外型国際写真フェスティバルとして開催されました。第2回となる本年は舞台を京橋へと移し開催します。
京橋は、東京、銀座、日本橋に隣接し、多数の企業が進出するビジネスエリアとして発展している街です。
一方で、その歴史を紐解くと、歌舞伎発祥の地や歌川広重や狩野派の絵師が屋敷を構えるなど文化芸術にもゆかりのある地であり、現在も国立フィルムアーカイヴや、アーティゾン美術館などが存在し、オフィスエリアと芸術文化が共存しています。
2020年に起こった世界的なパンデミックは、効率化や集積化の集大成としての都市の在り方を問うものでした。オフィス街はその影響を強く受けた場所の1つですが、そんな東京のオフィスエリアの中でも、文化と近い距離にある京橋を舞台に開催される作品展を通じて、変容の中から新たな都市の在り方のヒントや可能性を考察します。
■会場地図
① 東京スクエアガーデン (中央区京橋3-1-1東京メトロ銀座線「京橋」駅直結)
② 72 Gallery (中央区京橋3-6-6 エクスアートビル1階)
③(仮称)新TODAビル計画 工事仮囲い (中央区京橋1-7)
④ 京橋第一生命ビルディング1階 (中央区京橋2-4-12)
■イベントに関する問い合わせ先
T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO実行委員会
E-mail:t3photofestival@gmail.com
以上
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