第38回東京国際映画祭にて高畑充希、中島健人、デブラ・ゼイン、福間美由紀を迎え ケリング「ウーマン・イン・モーション」トークの開催決定

株式会社ケリングジャパン

左から:高畑充希、中島健人、デブラ・ゼイン、福間美由紀

グローバル・ラグジュアリー・グループのケリングは、ケリング「ウーマン・イン・モーション」トークを第38回東京国際映画祭公式プログラムとして2025年11月2日(日)、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて開催します。カンヌ国際映画祭の公式パートナーであるケリングは、2015年に「ウーマン・イン・モーション」プログラムを創設し、本年10周年を迎えます。今年のトークでは、映画監督の是枝裕和によるオープニングスピーチに続き、高畑充希(俳優)、中島健人(俳優・アーティスト)、デブラ・ゼイン(キャスティング・ディレクター)、福間美由紀(プロデューサー)が登壇します。

東京国際映画祭において5回目の開催となる今年のケリング「ウーマン・イン・モーション」トークでは、来年3月に授賞式が行われる第98回アカデミー賞®にて、新たに「キャスティング賞」が創設されることを受け、キャスティングの重要性に焦点を当てます。今回のトークには、ハリウッドを代表するキャスティング・ディレクターのひとりであり、エンターテインメント業界におけるキャスティングの最高水準を維持することに尽力する、世界的な専門家団体「CSA(キャスティング協会)」よりデブラ・ゼインが来日。さらに、トークに先立ち、伝説的なキャスティング・ディレクターであるマリオン・ドハティの功績を通じて、その職務の重要性と歴史的背景を紹介する映画『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』(12)を特別上映します。

キャスティング・ディレクターとして約30年にわたり活躍するデブラ・ゼインは、映画史に残る数々の名作や話題作でその手腕を発揮してきました。代表作には『アメリカン・ビューティー』(99)、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)、『ドリームガールズ』(06)、「オーシャンズ」シリーズ(01〜)、「猿の惑星」シリーズ(11〜)、「ハンガー・ゲーム」シリーズ(12〜)などがあり、今後の公開待機作として『トロン:アレス』(25)や『The Hunger Games: Sunrise on the Reaping』(原題、26)が控えています。その功績は業界内でも高く評価されており、CSAが主催するArtios賞に21回ノミネート、4回受賞という輝かしい記録を誇ります。

今回のトークでは、今年5月にカンヌ国際映画祭で開催されたケリング「ウーマン・イン・モーション」トークにて、映画監督・早川千絵と共に登壇した是枝裕和監督が、オープニングスピーチを行います。続くトークには、NHK大河ドラマ「光る君へ」(24)、ミュージカル「ウェイトレス」(21、25)、映画『国宝』(25)など多方面で活躍する実力派俳優の高畑充希、アカデミー賞®授賞式のレッドカーペット中継ナビゲーターを務め、Huluオリジナルの国際ドラマ「コンコルディア/Concordia」(24)では全編英語セリフでの演技に挑戦するなど、国内外での活動の幅を広げる俳優・アーティストの中島健人、そして、プロデューサーとして是枝裕和監督『ベイビー・ブローカー』(22)をはじめ、国内外で高く評価される作品の製作に携わり、直近ではカズオ・イシグロのデビュー小説を原作とした『遠い山なみの光』(25、石川慶監督)が第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に選出されるなど、豊富な国際共同制作の経験を持つ福間美由紀が、デブラ・ゼインと共に登壇します。登壇者それぞれの視点から、映画で描かれる女性像の変遷、映画界における女性を取り巻く環境や課題、そして未来に向けた変革について語ります。

ケリング「ウーマン・イン・モーション」は、映画界のカメラの前と後ろで活躍する女性たちを称えることを目的に、2015年に創設されたプログラムです。現在、その活動の幅は写真を始めとした芸術分野にも広がり、世界各地で多数のパートナーシップや取り組みを展開しています。

日本では2017年よりケリング「ウーマン・イン・モーション」トークが開催され、これまでに多彩なバックグラウンドを持つ16名の映画・テレビ業界関係者が登壇しました。東京国際映画祭における過去4回の登壇者は、寺島しのぶ(俳優)、蜷川実花(写真家・映画監督)、スプツニ子!(アーティスト)、是枝裕和(映画監督)、松岡茉優(俳優)、ペ・ドゥナ(俳優)、水川あさみ(俳優)、鷲尾賀代(プロデューサー)、菊地凛子(俳優)、磯村勇斗(俳優)、岡野真紀子(プロデューサー)。

 

東京国際映画祭公式プログラム
TIFFスペシャルトークセッション
ケリング「ウーマン・イン・モーション」

日時:2025年11月2日(日)13:30開演、16:45終演(予定)
会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ スクリーン2(東京都港区六本木6-10-2 六本木ヒルズけやき坂コンプレックス内)
特別上映:『キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性』(トム・ドナヒュー監督)
登壇者(予定):高畑充希(俳優)、中島健人(俳優・アーティスト)、デブラ・ゼイン(キャスティング・ディレクター)、福間美由紀(プロデューサー)/ 是枝裕和(映画監督)
ファシリテーター:立田敦子(映画ジャーナリスト)
言語:日本語・英語(日英 同時通訳あり)
入場料:無料
申込方法:映画祭公式サイト(https://2025.tiff-jp.net/news/ja/?p=66762
募集人数:30名
※10月1日(水)16時より申込開始。申込多数の場合には抽選となります。

高畑充希(俳優)

2005年、山口百恵トリビュートミュージカル『プレイバックpart2〜屋上の天使』主演オーディションでグランプリを獲得し、デビュー。07年からミュージカル『ピーターパン』で8代目ピーターパンを6年間務める。その後、13年NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」出演し、演技力と歌唱力を併せ持つ女優として注目を集め、16年NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」ではヒロイン・小橋常子を務めた。18年映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』で、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。ドラマ「過保護のカホコ」(17)、「同期のサクラ」(19)、「にじいろカルテ」(21)、「いりびと -異邦人-」(21)、「ムチャブリ!私が社長になるなんて」(22)、「unknown」(23)などのテレビドラマから、『奇跡の人』(19、22)、『ミス・サイゴン』(22)、『宝飾時計』(23)などの舞台まで様々な作品に出演。近年の主な作品に映画『怪物』(23)、『ゴールデンカムイ』(24)、『国宝』(25)、大河ドラマ「光る君へ」(24)、Prime Videoにてドラマ「1122 いいふうふ」(24)、映画『ウィキッド ふたりの魔女』(25、日本語吹替版)、ミュージカル『ウェイトレス』(25)などがある。10月10日に映画『秒速5センチメートル』の公開を控える。デビュー20周年・音楽プロジェクト第一弾、Night Tempoプロデュースによる「Over You」が配信中。

中島健人(俳優・アーティスト)

1994年、東京都出身。2008年、ドラマ「スクラップ・ティーチャー〜教師再生〜」(日本テレビ)でドラマデビューし、2011年にはアイドルグループ「Sexy Zone」としてCDデビューも果たす。2013年、ドラマ「BAD BOYS J」(日本テレビ)でドラマ初主演を務める。映画初主演作の『銀の匙 Silver Spoon』(14/𠮷田恵輔監督)をはじめ、『黒崎くんの言いなりになんてならない』(16/英勉監督)、『心が叫びたがってるんだ。』(17/熊澤尚人監督)、『ニセコイ』(18/河合勇人監督)など幅広いジャンルで主演を務める。2024年、Sexy Zoneを卒業し、俳優・アーティストとして新たな活動をスタート。近作は、Netflix映画『桜のような僕の恋人』(22/深川栄洋監督)、『ラーゲリより愛を込めて』(22/瀬々敬久監督)、『おまえの罪を自白しろ』(23/水田伸生監督)、『知らないカノジョ』(24/三木孝浩監督)などがある。またHuluオリジナル「コンコルディア/Concordia」(23/制作総指揮:フランク・ドルジャー)では、全編英語セリフでの演技にも挑戦し、国内外で活躍の場を広げている。

デブラ・ゼイン(キャスティング・ディレクター)

米国フロリダ州マイアミ出身。ニューヨーク州ブロンクスビルのサラ・ローレンス大学にて学ぶ。約30年にわたりキャスティング・ディレクターとして様々な作品に携わる。これまでに手がけた長編映画は『アメリカン・ビューティー』(99)、『ギャラクシー・クエスト』(99)、『トラフィック』(00)、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(02)、『シービスケット』(03)、『ドリームガールズ』(06)、「オーシャンズ」シリーズ(01〜)、「猿の惑星」シリーズ(11〜)、「ハンガー・ゲーム」シリーズ(12〜)など。近年では『コカイン・ベア』(23)や、『トロン:アレス』(25)など、話題作のキャスティングにも精力的に取り組んでいる。CSA(キャスティング協会)主催のArtios賞に21回ノミネート、4回受賞。

福間美由紀(プロデューサー)

島根県出身。東京大学大学院修了後、ジュネーヴ留学を経て、映像制作会社に勤務。2014年、是枝裕和監督が率いる「分福」の立ち上げから参加し、以来、映画やドラマの企画・製作・海外展開を手がけている。主なプロデュース作品に、新進気鋭の監督たちによるオムニバス『十年 Ten Years Japan』(18/日本・香港/釜山国際映画祭アジアの窓部門)、是枝監督の『真実』(19/仏・日/ベネチア国際映画祭コンペティション部門)、『ベイビー・ブローカー』(22/韓国/カンヌ国際映画祭男優賞・エキュメニカル審査員賞)、Netflixシリーズ『阿修羅のごとく』(25)、カズオ・イシグロ原作・石川慶監督の『遠い山なみの光』(25/日・英・ポーランド/カンヌ国際映画祭「ある視点」部門)など。多様な才能と共に、国際共同製作にも幅広く取り組んでいる。

ケリング「ウーマン・イン・モーション」について

ケリングは、女性に対するコミットメントや取り組みを、グループの優先事項の中心に据えています。クリエイティビティこそが変革を生み出す最も強い力の一つであるものの、依然として男女間の不平等が顕著な芸術や文化の世界に「ウーマン・イン・モーション」プログラムは取り組んでいます。2015年、ケリングはカンヌ国際映画祭にて、カメラの前と後ろで活躍する女性たちに光を当てることを目的とし、「ウーマン・イン・モーション」を創設しました。以来、このプログラムは写真をはじめとする芸術分野にも活動を広げています。「ウーマン・イン・モーション」アワードでは賞を通じて、インスピレーションを与えた人物を表彰するとともに、新たな才能への具体的な支援を行っています。また、トークイベントやポッドキャストでは、著名人がそれぞれの職業における女性の立場について意見を交換する機会を提供しています。

2025年、「ウーマン・イン・モーション」の創設10周年を迎える年に、ケリングは文化と芸術分野における女性への10年間のコミットメントを祝います。

先駆的なプログラムである「ウーマン・イン・モーション」は、芸術の世界を形作る多様な才能と声に光をあててきました。この10年間は、ケリングが対話と行動の場を提供し続け、創造の領域における女性の認知と影響力を高めるために取り組んできた、重要な節目となっています。

CSA(キャスティング協会)について

CSA(キャスティング協会)は、プロデューサー、監督、クリエイティブチームがキャスティングの専門家を求める際の国際的なリソースであり、世界中でキャスティング・ディレクターおよびアソシエイト・キャスティング・ディレクター、キャスティング・プロデューサーの存在を広く認知させることを目的に活動しています。さらに、多様なチャリティ活動に取り組むとともに、重要かつ有益な専門情報を共有することで会員を支援しています。現在、米国、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、アジア、アフリカに拠点を置く1,200名以上のキャスティングの専門家が所属しています。

東京国際映画祭(TIFF)について

第38回を迎える東京国際映画祭は日本で唯一の国際映画製作者連盟公認の国際映画祭です。1985年、日本ではじめて大規模な映画の祭典として誕生したTIFFは、日本及びアジアの映画産業、文化振興に大きな足跡を残し、アジア最大級の国際映画祭へと成長しました。いまや最も熱気溢れるアジア映画の最大級の拠点である東京に世界中から優れた映画が集まり、国内外の映画人、映画ファンが新たな才能とその感動に出会い、交流する場を提供しています。また、TIFFは世界の映画業界の男女平等を推進する国際的な活動「Collectif 50/50」に賛同し、2021年にアジアの映画祭として初めてこれに署名しました。

ケリングについて

ケリングは、ファミリーが率いるグローバル・ラグジュアリー・グループです。クチュール&レディ・トゥ・ウエア、レザーグッズ、ジュエリー、アイウエア、ビューティの分野において、情熱と専門性をもつ人々が集い、創造的なラグジュアリーブランドを育む拠り所となっています。傘下には、グッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタ、バレンシアガ、マックイーン、ブリオーニ、ブシュロン、ポメラート、ドド、キーリン、ジノリ1735に加え、ケリング アイウエア、ケリング ボーテがあります。ケリングは、その戦略の中核にクリエイティビティ(創造性)を掲げることにより、各ブランドが自らのクリエイティブな表現において新たな地平を切り拓き、未来のラグジュアリーをサステナブルかつ責任ある形で創造することを可能にしています。私たちはこの信念をシグネチャーに込めています── “Creativity is our Legacy”(受け継がれていく創造性)

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会社概要

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URL
https://www.kering.com/jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区神宮前5-1-5
電話番号
-
代表者名
ティエリ・マルティ
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年06月