歯科検診業務を革新　AIカルテ「ボイスチャート」が歯科ドックレポート自動作成機能をリリース

専門的な歯科検査結果を患者説明から自動で構造化レポートに変換、歯科医院の業務効率を劇的に改善

 株式会社pipon（本社：東京都中央区銀座1-12-4N&E BLD.7階、代表取締役：北爪聖也）は、AIを活用したカルテ作成支援サービス「ボイスチャート」に、歯科検診（歯科ドック）の結果説明から正式なレポートを自動作成する専門機能を追加し、本日より提供を開始いたします。歯科医師と患者の会話から、院内配布・保存に適した詳細な歯科ドックレポートを自動生成し、歯科医院の検診業務効率化を実現します。

 ■ サービス概要 

歯科ドックレポート自動作成機能は、歯科医師が患者に行う検査結果説明の会話を録音するだけで、レントゲン所見、歯周検査結果、口腔内スキャン情報、唾液検査（SMT）結果などを包括的にまとめた正式な歯科ドックレポートを自動生成するサービスです。複雑な歯科専門用語や検査数値を正確に認識し、院内標準に準拠した構造化レポートとして出力します。

 

■ 開発背景 

歯科検診（歯科ドック）は、口腔内の総合的な健康状態を評価する重要な検査ですが、多岐にわたる検査項目の結果を患者に説明し、それを正式なレポートとして文書化する作業は歯科医師にとって大きな負担となっていました。特に、専門的な歯科用語や詳細な検査数値を含む包括的なレポート作成には多大な時間を要していました。当社は、歯科領域に特化したAI技術により、この課題を解決いたします。

 

■ 主な特徴 

歯科専門用語対応：インレー、アンレー、ペリオ、カリエスなど200以上の歯科用語を正確に認識 

歯式番号自動変換：「右上1番」「ひだりしたろくばん」等の表現を#11、#36等の標準歯式に自動変換 検査項目別構造化：レントゲン、口腔内スキャン、歯周検査、SMT等を項目別に整理 

数値データ正確抽出：BOP（歯肉出血率）、ポケット深度、プラーク付着率等の数値を正確に記録 

問題点と対策の表形式化：部位別の問題点と治療方針を見やすい表形式で整理 

評価記号対応：口腔内状態を○（健康）、△（要注意）、×（要治療）で視覚化 

 

検査・治療用語：BOP、ポケット、デブライドメント、エムドゲイン、リグロス、CTG、FGG

 

解剖学的用語：上顎、下顎、近心、遠心、舌側、頬側、口蓋側、唇側

 

基本料金：

 初期費用：50,000円 月額費用：10,000円＋従量課金 

 

最終的には、歯科医療の全領域をカバーする包括的なAI文書作成システムの構築を目指してまいります。

 ■ 株式会社piponについて 

社名：株式会社pipon
所在地：〒104-0061東京都中央区銀座1-12-4N&E BLD.7階
代表者：代表取締役 北爪聖也
設立：2019年9月13日
事業内容：AI を活用した医療支援サービスの開発・提供

 ■ お問い合わせ先 

株式会社pipon
Email：[e-mail]
URL：https://pipon.net/
Twitter：@seiyan1

 

*歯科ドックは、口腔内の総合的な健康状態を評価する包括的な歯科検診です。