株式会社ABABA、一般社団法人日本経済団体連合会（経団連）に入会

「お祈りエール」による新卒採用のサーキュラーエコノミー実現を推進

株式会社ABABA

2024年5月1日 11時50分

株式会社ABABA（本社：大阪府吹田市、代表取締役：久保駿貴、中井達也）は、2024年3月1日付けで一般社団法人日本経済団体連合会（以下「経団連」）に入会したことをお知らせいたします。

経団連加入の目的

経団連は、2021年3月に、環境省、経済産業省とともに、サーキュラー・エコノミーの実現を促進するための官民連携プラットフォームである「循環経済パートナーシップ（略称：J4CE〔ジェイフォース〕）」を創設し日本企業による先進的な取組事例を国内外に発信しています。また、2022年8月に内閣官房より公表された「人的資本可視化指針」に基づき度々議論を重ねています。ABABAは、その両者の将来像の実現のために経団連会員企業と連携し事業に取り組んでまいります。

1.人材領域におけるサーキュラーエコノミーの実現

一般的に循環経済（サーキュラーエコノミー）とは、限られた資源を循環させて活用する取り組みとして認知されいますが、人口減少や労働力の減少が社会課題となっている今、限りある人的資源においても同様の考え方を持つべきと考えております。当社のサービスは最終面接で落ちてしまう方を「お祈りエール」により他社に循環させ新たなご縁を創出することができ、人材領域において新たなサーキュラーエコノミーを作ってまいります。

2.落ちた方にも再チャンスを。社内だけでなく候補者にも目を向ける新たな人的資本経営

ABABAは就職活動の「過程」が評価されるスカウト型サービスです。これまで評価されることのなかった最終面接までの頑張りが評価され、選考が優遇されたスカウトを受け取ることができます。一度選考に関わった方への責任、とりわけ最終面接まで残った方へのフォローを丁寧に行うことで、その方のキャリアに新たなきっかけや再チャンスを与えるだけだなく、将来的な候補者やお客様という側面からも会社に好印象となると考えております。そのような新たな指標を経団連会員企業と連携し作ってまいります。

一般社団法人日本経済団体連合会副会長南場智子

政府は2022年をスタートアップ創出元年と位置付け、経団連としても「スタートアップ躍進ビジョン」を策定し、スタートアップ企業が大企業の意思決定層に会えるピッチイベント「KIX」の開催、スタートアップフレンドリースコアリングの実施等を行い、2027年までのに10X10Xの達成に向けてアクションを続けています。
そのためには、今の経団連企業を追いかけ、追い越して、世界で堂々と試合をする若い企業が生まれる必要があると考えています。現在まだ経団連に所属加盟しているスタートアップ企業は72社ですが（2024年４月時点）、まだ決して多いとは言えませんので、今回ABABA社の入会加盟は大変嬉しく思います。これを機にさらに加盟入会するスタートアップが増えることを期待しつつ、共に世界を目指していきたいと思います。

株式会社ABABA顧問岡山大学副学⻑・ユネスコチェアホルダー横井篤文

外部顧問として、創業当初から皆様の取り組みに参加してまいりました。私たちは「隣人を愛する」という理念を貫き、グローバル社会の「競争」時代から地球社会の「共創」時代への適応を目指し、新たな人財エコシステムを構築いたしました。これは、競争時代の狭められていく選考プロセスから共創時代の多様な選択肢へ拡げていくものへと転換するものです。さらにこの逆転的な発想は、人的資本の循環モデルを新たに提供するだけでなく、人と組織のウェルビーイング向上にも貢献します。私たちの考え方は、経団連が昨年発表した「サステイナブルな資本主義に向けた好循環の実現」にも合致しています。経団連の参加により、会員企業の皆様とのマルチステークホルダーパートナーシップを強化し、共創する時代にふさわしい多様で公平かつ包摂的な就職活動のエコシステムを協働して築き上げてまいります。

株式会社ABABA代表取締役　久保駿貴

創業4期目とまだまもない中、日本を代表する企業が数多く加盟されている経団連の一員となれたことを大変嬉しく思います。当社は『「お祈りエール」を日本の文化に』を掲げ、最終面接で落ちてしまう方を循環させる新たな採用活動のインフラを目指しております。就職活動における社会課題として、就活鬱や就職活動が原因で命を落としてしまっている方がいるのも現実です。不採用が応援に変わることで、前向きに頑張れる就活生が増えることを確信しております。既に会員企業様との連携も多く始まっており、より一層の連携を強化するとともに、委員会活動にも積極的に参加し、誰一人取り残さない就職活動の世界を目指して提言等にも力を入れてまいります。

日本経済団体連合会について

団体名：一般社団法人日本経済団体連合会
会長：十倉雅和
所在地：東京都千代田区大手町1-3-2 経団連会館
ＨＰ：https://www.keidanren.or.jp/

経団連は、日本の代表的な企業 1,512 社、製造業やサービス業等の主要な業種別全国団体 107 団体、地方別経済団体 47 団体などから構成されています。（2023年4月1日現在）
企業と企業を支える個人や地域の活力を引き出し、我が国経済の自律的な発展と国民生活の向上に寄与することを目的とした総合経済団体になります。