第50回ピティナ特級、セミファイナリスト6名が決定!オンライン聴衆賞も開催中
国際コンクール経験者、過去の特級銀賞受賞者らがセミファイナルに進出。演奏を聴き、成長を見届け、応援したいピアニストと出会う夏
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(東京都豊島区、専務理事:福田成康、以下「ピティナ」)が主催する「第50回ピティナ・ピアノコンペティション 特級」(以下「ピティナ特級」)のセミファイナリスト6名が決定した。
2026年7月29日、J:COM浦安音楽ホールで行われた三次予選には11名が出場。ファイナルで演奏を予定しているピアノ協奏曲の指定部分を、公式伴奏者との2台ピアノで披露した。
審査の結果、中澤真唯、山﨑夢叶、沢田蒼梧、三井柚乃、石山和暉、西山響貴の6名が、8月18日に第一生命ホールで開催されるセミファイナルへの進出を決めた。セミファイナルでは6名からファイナリスト4名を選出する。
また、二次予選進出者24名を対象に、全国の視聴者が応援するピアニストへ投票できる「オンライン聴衆賞」も開催している。

第50回ピティナ特級 セミファイナリスト
※セミファイナル演奏順

1.中澤 真唯
なかざわ・まい/埼玉県出身/東京藝術大学大学院修士課程2年
いしかわミュージックアカデミーにてIMA音楽賞受賞。Shigeru Kawai国際ピアノコンクールセミファイナリスト。ショパン国際ピアノコンクールin Asia コンチェルトC部門アジア大会金賞、コンチェルト賞。東京音楽コンクール ピアノ部門入選。パデレフスキ国際ピアノコンクール(ポーランド・ビドゴシュチ)出場。
東京藝術大学器楽科ピアノ専攻を卒業し、現在同大学院修士課程に在学中。学内にて藝大クラヴィーア賞を受賞し、モーニングコンサートに出演。学部卒業時にアカンサス音楽賞、藝大クラヴィーア賞、同声会賞を受賞。ソリストとして藝大フィルハーモニア管弦楽団、東京交響楽団と共演。
これまでに鬼村玲子、大導寺錬太郎、山崎裕、中井恒仁の各氏に、現在有森博、鈴木弘尚の各氏に師事。2024年度公益財団法人青山音楽財団奨学生。2025,2026年度公益財団法人北野生涯教育振興会奨学生。

2.山﨑 夢叶
やまざき・ゆうと/千葉県出身/東京藝術大学4年
千葉県出身。千葉大学教育学部附属小・中学校卒業。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て.現在東京藝術大学音楽学部4年在学中。
2026年度青山音楽財団奨学生。第12回アリオン音楽賞奨励賞受賞。2024年度、学内にてアリアドネ・ムジカ賞を受賞。第93回日本音楽コンクール第4位。第8回ヤマハジュニアピアノコンクールユース部門グランドファイナル第1位。第4回ソナタコンクール全楽章部門金賞。第9・10回福田靖子賞選考会入選。ピティナ・ピアノコンペティションE級金賞、Jr.G級銀賞。その他多数入賞。これまでにソルフェージュを佐々木邦雄、ピアノを中田美由紀、新海未穂、佐々木恵子、Luis Fernando Perez、有森博の各氏に師事。

3.沢田 蒼梧
さわだ・そうご/愛知県出身/名古屋大学医学部医学科卒業
愛知県半田市出身。6歳よりヤマハ音楽教室にてピアノを始め、山口延子・山脇一宏講師に師事。15歳より関本昌平氏の下で学び、現在、上原彩子氏の指導も受ける。医学との二刀流で数々の権威ある国際コンクールに出場し、NHK「ショパンに挑みし者たち〜2021ショパン国際ピアノコンクール〜」「リサイタル・パッシオ」「ラジオ深夜便」出演を始め、TV・新聞・雑誌など多くのメディアで取り上げられる。2021年第18回ショパン国際ピアノコンクール本大会二次審査進出。2018年ジュネーヴ国際音楽コンクール最年少ベスト16入選。これまでにポーランドシレジアフィル、東京シティ・フィル、名古屋フィル、中部フィル、大阪交響楽団、広島交響楽団等と共演。国内各地、及び、ワルシャワにてリサイタル開催。
東海中学校・高等学校6年連続首席卒業。名古屋大学総長顕彰受賞。2023年3月名古屋大学医学部医学科卒業。

4.三井 柚乃
みつい・ゆの/愛知県出身/昭和音楽大学附属ピアノアートアカデミー在籍
ピティナ・ピアノコンペティションにおいて、2023年特級銀賞、G級銀賞、Pre特級ベスト5賞、グランミューズJカテゴリー第1位。第8回なごや青少年ピアノコンクール大学生部門第2位、総合2位、名古屋市長賞。第10回ヨーロッパ国際ピアノコンクール in Japan高校生部門金賞、杉谷昭子賞。第1回ラフマニノフ国際ピアノコンクールF部門第2位。梅田俊明、伊藤翔、大井剛史の各氏の指揮で、日本フィルハーモニー交響楽団、テアトロ・ジーリオ・ショウワオーケストラ等と共演。これまでにピアノを、江口文子、大友聖子、後藤正孝、長谷川淳の各氏に、室内楽を、故桑田歩、篠崎史紀、入江一雄の各氏に師事。愛知県立明和高等学校音楽科を経て、昭和音楽大学、同大学院を首席で卒業・修了。同附属ピアノアートアカデミー在籍。2022年、2023年度明治安田生命クオリティオブライフ文化財団奨学生、2025年度山田貞夫音楽財団奨学生。

5.石山 和暉
いしやま・よしあき/東京都出身/東京大学医学部医学科5年、桐朋学園大学カレッジ・ディプロマ・コース4年
ピティナ・ピアノコンペティションにて、Pre特級銀賞、B級、D級、G級全国大会入選。2026年桐朋ピアノコンチェルトコンペティション第1位。第72回全日本学生音楽コンクール中学校の部東京大会第1位、全国大会入選。第24回ショパン国際ピアノコンクールin ASIAアジア大会 ショパニストA部門金賞、大学生部門銀賞。現在、今井彩子氏、本村久子氏に師事。東京大学医学部医学科5年及び桐朋学園大学カレッジディプロマ4年在籍。

6.西山 響貴
にしやま・ひびき/東京都出身/桐朋学園大学院大学1年
東京都出身。東京都立武蔵高等学校を経て、東京大学文学部美学芸術学専修課程卒業。5歳よりピアノを始める。ピティナ・ピアノコンペティションB・C級金賞、E級ベスト賞、Jr. G級・G級全国大会入選ほか。全日本学生音楽コンクールピアノ部門小学校の部東京大会第1位、中学校の部東京大会第1位、全国大会第3位。ショパン国際ピアノコンクールin ASIAソロアーティスト部門アジア大会金賞及びソリスト賞。2019年、モーツァルテウム音楽大学夏期講習会に参加し、ディーナ・ヨッフェ氏のクラスで学ぶ。室内楽やオーケストラ、合唱伴奏などさまざまな編成での演奏に積極的に取り組む。
これまでにピアノを若尾佳代、椎野伸一、大野眞嗣の各氏に師事。現在、桐朋学園大学院大学1年在学中。ピアノを田部京子、山本貴志、室内楽を銅銀久弥の各氏に師事。
国際コンクール経験者や特級入賞者が再び挑戦
第50回大会のセミファイナリストには、国際コンクールへの出場経験者、過去の特級銀賞受賞者、医学と音楽を並行して学ぶ奏者など、多様な経歴を持つ6名が選出された。
三井柚乃は2023年度特級銀賞受賞後、再びグランプリを目指して出場。沢田蒼梧はショパン国際ピアノコンクール、ジュネーヴ国際音楽コンクールへの出場経験を持つ。
ピティナ特級では、国際コンクールを目指す若手だけでなく、すでに国際舞台を経験した奏者や、過去に特級へ出場・入賞した奏者の再挑戦も歓迎している。聴衆にとっては、過去の出場時からの成長や変化を継続して聴くことも、特級の楽しみの一つとなる。
■セミファイナル開催概要
セミファイナルでは、6名がそれぞれ45~55分のソロプログラム、室内楽課題、三次予選終了後に楽譜が発表された邦人新曲課題を演奏する。
室内楽課題は、ベートーヴェン作曲「ピアノ三重奏曲第4番 変ロ長調 Op.11『街の歌』」第1楽章。ヴァイオリンの青木尚佳、チェロの伊藤悠貴と共演する。ソロの演奏力に加え、プログラム構成力、短期間で新曲を仕上げる力、共演者と音楽をつくる力が問われる。
日時:2026年8月18日(火)10時30分開演予定
会場:第一生命ホール
出演:セミファイナリスト6名
室内楽共演:青木尚佳(ヴァイオリン/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター)、伊藤悠貴(チェロ/ブラームス国際コンクール・ウィンザー祝祭国際弦楽コンクール第1位)
選出人数:6名からファイナリスト4名
■ファイナル開催概要
セミファイナルで選出された4名は、8月21日にサントリーホール大ホールで開催するファイナルへ進出する。
ファイナルでは、太田弦の指揮、日本フィルハーモニー交響楽団との共演により、各ファイナリストがピアノ協奏曲を演奏する。
日時:2026年8月21日(金)16時30分開演
会場:サントリーホール 大ホール
出演:ファイナリスト4名
指揮:太田弦
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団



ピティナ特級とは
「特級」は、毎年全国から延べ約3万人が参加する世界最大規模のピアノコンクール「ピティナ・ピアノコンペティション」の最高峰に位置する部門である。
1977年の創設から第50回を迎えるまで、数多くの音楽家を輩出してきた。近年では、桑原志織、進藤実優、鈴木愛美、亀井聖矢、角野隼斗、山崎亮汰、黒木雪音、古海行子らが特級を経て、国内外のコンクールや演奏会で活躍している。
国際コンクールを見据えた課題と複数のラウンドを通じて、演奏技術だけでなく、幅広いレパートリーへの対応力、プログラム構成力、共演者と音楽をつくる力など、ピアニストとしての総合力を問う舞台となっている。

賞金・褒賞
ピティナ特級では、若いピアニストの活動を実質的に支援するため、本賞に加え、聴衆賞や活動支援金など、総額750万円規模の賞金・褒賞を設けている。
審査員選出による褒賞: 計270万円 他
聴衆賞(実地投票): 計225万円
オンライン投票による聴衆賞: 計30万円~69万円
※グランプリには、このほか、特級寄付基金よりグランプリ活動支援金として120 万円(グランプリ活動にかかわる実費)、福田賞(コンペ 50 回記念)として100 万円が贈られる(予定)。
(※賞金の詳細および最新情報は 特級公式サイト(褒賞ページ) より)
「コンクールのその先」を支えるクラウドファンディング
ピティナでは、第50回の節目を迎えた2026年度も、特級出場者の継続的な活動を支えるクラウドファンディングを実施している。
国際的な舞台を目指す音楽家の成長は、一人の才能や努力だけで完結するものではない。演奏に耳を傾け、その後の活動を応援する聴衆の存在も、音楽家が新たな舞台へ進むための大きな支えとなる。
本プロジェクトで集まった資金は、オンライン聴衆賞の褒賞金のほか、特級入賞者の国際コンクール出場や国内外での演奏活動に伴う費用、全国の学校や地域へ音楽を届ける派遣活動などに活用する。
コンクールで受賞者を選ぶだけでなく、その後の演奏活動や聴衆との出会いまで支援することで、若いピアニストが継続して演奏に取り組める環境の整備を目指す。

プロジェクトページURL: https://readyfor.jp/projects/ptna_tokkyu_2026
プロジェクト期間: 7月9日(木)~8月28日(金)
主な資金の使途・実施内容:
①オンライン聴衆賞の実現について:第一目標100万円を達成すると総額30万円、第二目標200万円までの達成で総額69万円を聴衆からの賞金としてピアニストへ授与いたします。
オンライン投票実施期間 7月25日11:00から8月21日 19:30まで (一日一票の投票が可能)
②全国での活動サポート 記念コンサートや、全国の学校・地域での社会貢献活動への派遣・交通費を一部、または全額補助します。

プレスリリースについてのお問い合わせ
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ) 広報担当:黒木・堀内
TEL: 03-3944-1583
MAIL: public_relations@piano.or.jp
■ 一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)について
ピアノ指導者を中心とした音楽教育のネットワーク組織です。「ピアノの先生」という職業を軸に、人と人を音楽で繋ぎ、一人ひとりの豊かな人生を実現するための活動を幅広く行っています。18,000人以上の会員と全国670以上の拠点を築きながら、国内最大規模のピアノコンクールやアウトリーチ事業などを拡充してきました。 主催コンクールの最難関部門「特級」は、国際コンクールでも活躍する若手ピアニストを数多く輩出し、音楽・芸術界を牽引する人材育成にも貢献しています。近年は自治体・企業・NPOなど、様々な組織との協働による「豊かさ」の実現を目指し、「特級」出身ピアニストの派遣公演等を通じて、地域コミュニティの支援や学校教育との連携を推進しています。



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