「Deep Tech Forum Kyoto 2024」を2024年3月7日から2日間、京都で開催。北米ディープテック・スタートアップ約400社への紹介プログラムを開始
ハードテック・スタートアップ特化型投資ファンドを運営する株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都市及び米国ニューヨーク市、CEO:牧野成将、以下「MZV」)は、世界最先端のディープテック・スタートアップとその支援コミュニティ(エコシステム)が集まり、ディープテック・スタートアップ・エコシステムのあるべき姿を探る「Deep Tech Forum(ディープテックフォーラム)」を2024年3月7日・8日の2日間、京都で開催いたします。
イベントに先立ち、北米のディープテック・スタートアップとの協業を検討する企業や投資家に対して、Monozukuri Venturesが選んだ約400社の中から希望するスタートアップを紹介する「ディープテック・スタートアップ紹介プログラム」を立ち上げます。同プログラムでは、北米のディープテック・スタートアップと事前にやり取りが可能になるほか、会費の負担によりイベント期間中にスタートアップと個別面談のスケジュールが可能になります。
Deep Tech Forumは2023年11月に発表された国際的なイベントです。本イベントに先立ち、2024年1月中旬にトロント(カナダ)、ピッツバーグ(米国)、ニューヨーク(米国)の3都市で開催され、テクノロジーに強い大学やアクセラレーター、VC(ベンチャーキャピタル)など、現地のスタートアップ・エコシステムの主要プレイヤーやディープテック・スタートアップが集まりました。Deep Tech Forum Kyotoは、これら3都市に続く4都市目の開催で、アジアでは初めてになります。
3月7日(木)「Day 1: Corporate Day」
1日目のDay 1は「Corporate Day」とし、ディープテック・スタートアップとのオープンイノベーションを推進する大企業や投資家が集まり、ディープテック・スタートアップと連携するためのエコシステムや協業の仕方を議論します。
「京都のスタートアップ・エコシステム」では、京都におけるスタートアップ・エコシステムの特徴や課題を、地元で活躍する投資家(VC)の方々にパネルディスカッション形式で議論していただきます。
「日本のディープテック投資最前線」では、ディープテック分野に造詣が深い投資家(VC)の方々に、海外と比較した日本のディープテック・スタートアップ・エコシステムの特徴や課題を議論していただきます。
3月8日(金)「Day2: International Startup Day」
2日目のDay 2は「International Startup Day」と位置づけ、海外スピーカーによる特別講演や、8回目を迎えるハードウェア・スタートアップのピッチコンテスト「Monozukuri Hardware Cup」など一部の講演を英語で実施します。
さらに、スタートアップと投資家が協業などについて話しあう「交流会」や「個別面談」の機会を設けています。「交流会」は参加者すべてがスタートアップと交流できます。「個別面談」は、「ディープテック・スタートアップ紹介プログラム」をお申し込みの方限定で、あらかじめ個別面談(30分)のための個別面談スペースを最大4回、予約することが可能になります。
オンラインによる事前登録制
Deep Tech Forumはオンラインによる事前登録制です。通常のセッションの参加は無料ですが、Day 1の懇親会(軽食が用意されます)は、有料チケット(3000円)の購入が必要になります。オンライン事前登録サイトで「Day 1 懇親会」をお申し込みください。
また北米の約400社のディープテック・スタートアップをMonozukuri Venturesが紹介する「ディープテック・スタートアップ紹介プログラム」は、オンライン事前登録サイトで登録した企業に対して、約400社から選んだ2社に対して、メール(英文)による紹介が受けられます。さらにプログラム会費(3万円)を負担することで、3社以上への紹介が受けられるほか、Day 2の「スタートアップとの個別面談」と「懇親会」への招待を受けられます。スタートアップとの個別面談では、1面談30分で最大4面談をスケジュールすることが可能になります。オンライン事前登録サイトで「スタートアップとの個別面談」をお申し込みください(投資や協業が可能な企業かどうかを審査後、メールにて詳しい内容をご案内いたします)。
オンライン事前登録サイト:https://deep-tech-forum-kyoto-2024.peatix.com/
Deep Tech Forumについて
Deep Tech Forumは2024年から始まった国際的なイベントです。主に北米と東アジアのディープテックを推進する都市で、年に数回、開催される予定です。テクノロジーに強い大学やアクセラレーター、VC(ベンチャーキャピタル)など、現地のスタートアップ・エコシステムの主要プレイヤーやディープテック・スタートアップが集まります。
ディープテック分野は、大企業などと連携する「オープンイノベーション」との親和性が高い領域です。現在のスタートアップの主流である、ソフトウェアやSaaS(Software-as-a-Service)分野のスタートアップと異なり、起業初期のシード段階からサプライチェーンやバリューチェーンを構成するように企業を運営する必要があるため、スタートアップ・エコシステム側が、大企業のオープンイノベーション部門との連携に積極的です。
しかしディープテック・スタートアップとの連携は、日本だけでなく欧米やアジアの多くの大企業もまだまだ試行錯誤の段階です。Monozukuri Venturesは今後、米国とアジアを中心に、様々なディープテック分野で、現地のディープテック・エコシステムなどのパートナーと連携しながら、定期的にDeep Tech Forumを開催し、ディープテック・スタートアップの成長と発展の機会に貢献していきます。
Deep Tech Forum Kyotoの概要
(内容は予告なく変更されることがあります)
3/7(木) |
Day 1: Corporate Day ・13:00 - 13:30 基調講演 「世界のディープテック・エコシステムと、日本企業に求められるもの(仮)」 ・13:30 - 14:00 講演1 「京都のスタートアップ・エコシステム(仮)」 ・15:00 - 15:30 休憩・ブース見学 ・15:30 - 16:30 パネルディスカッション2 「日本のディープテック投資最前線(仮)」 ・16:30 - 17:00 講演2 ・17:00 - 19:00 Day 1 懇親会(招待者およびチケット購入者が参加可能) |
3/8(金) |
Day 2: International Startup Day (英語セッションで通訳は用意されません)
・11:00 - 13:00 Monozukuri Hardware Cup(MHC) ・13:00 - 13:30 MHCスポンサーピッチ/MHC表彰式 ・13:30 - 13:45 クロージング講演 ・13:45 - 15:15 スタートアップとのマッチング交流会 ・16:00 - 18:00 スポンサーのスタートアップとの面談(招待者のみ参加可能) ・18:00 - 19:00 Day 2懇親会(招待者のみ参加可能) |
Monozukuri Venturesの北米でのベンチャー投資
Monozukuri Venturesは、Darma Tech Labs(本社京都)とFabFoundry(本社ニューヨーク)が2020年に経営統合して発足した、ディープテック分野のシード投資やオープンイノベーション支援を実施する、スタートアップ支援企業です。
前身のFabFoundry社が、北米の東海岸と五大湖地域を中心にディープテック分野のスタートアップ・エコシステムと密接な関係を築いていたことを活かし、2017年から米国でのベンチャー投資を開始。製造業分野のスタートアップを中心に、7年間で30社以上に投資しています。
ニューヨーク本社で最高投資責任者を務める関信浩は、日米のスタートアップの経営経験を持つ起業家です。シリコンバレーのソーシャルメディア系スタートアップの経営幹部として資金調達や売却(M&A)を経験し、その後のエンジェル投資経験を経て、2014年にニューヨークに移住。日本の大手家電メーカーとの協業などの経験を活かし、ニューヨークでハードウェア系スタートアップの支援スタートアップFabFoundryを設立。その後、2017年からベンチャー投資を開始しました。
シード投資を実現する上で不可欠な、スタートアップ・エコシステムとの密接な関係を築くため、ニューヨークのハードウェア・インキュベーターNYDesignsのアドバイザーや、Carnegie Mellon大学Swartz起業センターでメンターを務めるほか、ピッチコンテストHardware Cupの審査員を務めました。
また日米間のスタートアップ・エコシステムの連携を実現するため、日本版Hardware Cupである「Monozukuri Hardware Cup」を運営するコンソーシアム「モノづくり起業 推進協議会」を立ち上げ、2017年からMonozukuri Hardware Cupをスタート。「日本で開催しながら、ピッチや質疑応答をすべて英語で実施することで、日本のスタートアップが米国で活躍するための登竜門とする」方針を決めました(Monozukuri Hardware Cupは2024年3月に8回目の開催を迎えます)。
Monozukuri Venturesについて
株式会社Monozukuri Venturesは、京都とニューヨークを拠点に、ハードウェア・スタートアップへのVCファンドの運営と、ハードウェアの試作・製造に関する技術コンサルティングを提供する企業です。
2020年1月に、Makers Boot Campを運営する株式会社Darma Tech Labs(京都市)と、FabFoundry, Inc.(ニューヨーク市)が、2社のハードウェア・スタートアップ支援の経営資源を結集して発足しました。これ までに日米のハードウェア・スタートアップ57社(日本26社、米国31社)に投資しています。またスタートアッ プ企業を中心に190以上の試作や量産化のプロジェクトを支援しています。(数値はいずれも2023年12月初旬時点)
【商号】株式会社 Monozukuri Ventures 英語表記(Monozukuri Ventures, Corp.)
【代表取締役】牧野 成将
【設立】2015年8月
【本社所在地】京都府京都市下京区朱雀宝蔵町34番地 梅小路MArKEt 3F
【事業内容】ハードウェア・スタートアップを対象としたベンチャーファンドの運営。技術コンサルティング事業の展開
【URL】https://monozukuri.vc/ja/
Monozukuri Hardware Cupについて
「Monozukuri Hardware Cup」は、Monozukuri Hardware Cup実行委員会が主催する、ハードウェア・スタートアップ専門のビジネスプランコンテストです。第8回の開催となる2024年は、3月8日(金)に京都リサーチパークで開催します。
Monozukuri Hardware Cupは、プレゼンテーション、質疑応答などのやり取りすべてを英語で実施。また、審査員には海外投資家を招き、「世界を舞台に活躍する日本のモノづくりスタートアップ企業」の登竜門と位置付けて開催いたします。「Hardware Cup」は2015年から開催されているハードウェア・スタートアップ専門のビジネスプランコンテストです。
【URL】 https://hardwarecup.monozukuri-startup.jp/about/
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