地域・教育魅力化プラットフォーム、ボーダレス・ジャパンと事業連携。「地域みらい留学」の拡大に向けてクラウドファンディング型ふるさと納税forGoodを活用

人と資金が流れる仕組みで、国内進学プログラムを当たり前にー第1弾は北海道平取町ー

一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォーム(所在地:島根県松江市、以下 地域・教育魅力化プラットフォーム)と株式会社ボーダレス・ジャパン(所在地:福岡県福岡市、代表取締役:田口 一成、以下ボーダレス)は、高校生向けの地域留学事業「地域みらい留学」の拡大に向けて事業連携することをお知らせいたします。ボーダレスが運営するクラウドファンディング型ふるさと納税ポータルサイト「ふるさと納税forGood」を活用し、人口減少が懸念される地方へ人と資金が流れる仕組みづくりを実現します。第1弾のプロジェクトは、北海道平取町から開始します。

プロジェクトページ
https://furusato-forgood.jp/projects/59



【「地域みらい留学」とは 】 https://c-mirai.jp/

「地域みらい留学」は、140校(2024年4月時点)を超える日本各地にある魅力的な公立高校の中から、住んでいる都道府県の枠を越えて、自分の興味関心にあった高校を選択し、高校3年間をその地域で過ごす国内進学プログラムです。美しい自然や豊かな文化に溢れた魅力ある地域で、立場や世代を超えた多様な人々に囲まれて、地域に開かれた教育の中、多様な経験と挑戦の機会があることで、高校生ひとりひとりの個性と自立心が育まれます。


【 事業連携の背景 】

高校などの教育機関の有無が地域の人口変動・定住促進に与える影響は医療機関の有無以上に大きく、学校の廃校が子育て世代の人口流出を招くといわれています。全国の自治体が移住定住促進の対象を子育て世代としていますが、教育機関の有無はまちづくりにおける重要な要素の一つです。また、「地域みらい留学」のように、地方への進学を可能とするプログラムは、地域の特色を生かした教育や学校独自のカリキュラムを展開することで高校の魅力を高め、留学の促進につながることはもちろん地域の活性化や中長期での関係人口の創出につながることが期待されています。


一方で、高校存続のために「地域みらい留学」を導入したいと考えている自治体の中には、人口減少による限られた税収での自治体運営を余儀なくされることも多く、財源的な理由で導入を見送るケースがありました。


地域・教育魅力化プラットフォームは、「地域みらい留学」を各自治体が導入し持続可能な形で継続していくには、人と資金が集まる仕組みを同時につくる必要があると考え、このたびの連携協定にいたりました。具体的には、クラウドファンディング型ふるさと納税forGoodを活用して、本取り組みに共感してくれる方からの寄付を募り、「地域みらい留学」の拡大を目指します。

第1弾として、北海道平取町にて「地域みらい留学」での進学意向を高めることを狙いとした、数日間の地域体験プログラム「おためし地域留学」プロジェクトの寄付受付を2024年5月10日より開始します。



【 地域体験プログラム「おためし地域留学」プロジェクトについて 】

本プロジェクトは、北海道平取町における「地域みらい留学」の進学意向を高めるため、数日間の地域体験プログラム「おためし地域留学」を提供するものです。3年間の留学のハードルを少しでも下げるべく、数日間の現地滞在を通して地域ならではの魅力や現地の同世代・大人との対話や交流を促します。地域のことを深く知り、事前に現地との関係性を築くことで、安心して意思決定できる機会を創出します。

この取り組みの詳細については、プロジェクトページをご覧ください。

https://furusato-forgood.jp/projects/59


・募集期間:2024年5月10日〜2024年7月7日

・目標金額:200万円



【 コメント 】

株式会社ボーダレス・ジャパン 

代表取締役 田口 一成氏


地域・教育魅力化プラットフォーム様の取り組みを初めて聞いたとき、「これぞ、これからの教育に必要なことだ」と思いました。子どもたちにとって生まれ育った場所とは違う地域に深く入り込み、多様な学び・経験を得ることで、見える世界が広がり自身の社会観を磨くことに繋がると思います。


さらに地方の人口減少が進む中で、地域の魅力を若者に知ってもらうことも重要なことです。「地域課題は山積している、しかし解決できるプレイヤーがいない」というのは全国の地方自治体で共通の課題ではないでしょうか。若者が地域で育ち、志を持って立ち上がる、本連携がそんな循環を生むきっかけになればいいと思っています。



地域・教育魅力化プラットフォーム

専務理事 尾田 洋平


美しい自然や豊かな文化に溢れた魅力ある地域で、立場や世代を超えた多様な人々に囲まれる中での多様な経験と挑戦の機会は、意志ある若者の育成と持続可能な地域・社会づくりに非常に重要であると確信しています。このような魅力ある教育環境づくりを地域みらい留学という人の流れづくりを起点に6年間挑戦してきました。その中で各地域の魅力ある教育環境づくりは地域の中の資源(人・もの・金)だけでは達成できない課題も明らかです。


このような状況の中でボーダレス・ジャパン様との連携は都市部から地域への共感によるお金の流れを生み、地域・教育の魅力ある教育環境づくり、さらには意志ある若者の育成が全国の地方においてさらに推進される可能性があると考えています。地域みらい留学のさらなる拡大のためにふるさと納税forGoodとの連携をご期待ください!


【「ふるさと納税forGood」について 】 https://furusato-forgood.jp/

ふるさと納税forGoodは、従来の返礼品重視のふるさと納税とは違い、使途を明確に打ち出し、その取り組みへの共感で寄付を集めるクラウドファンディング型ふるさと納税のプラットフォームです。地域の素敵な取り組みを広く発信することで良質な認知獲得に繋がり、関係人口創出へ寄与します。今後は、機能ならびにプロジェクトも順次拡大していく予定です。さまざまな取り組みを通じて地域の生産者や自治体に寄り添いながら、プロジェクトの認知を拡大し、より多くの人に共感してもらえる地域づくりを目指します。


●一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームについて

「意志ある若者にあふれる持続可能な地域・社会をつくる」というビジョンを掲げ、2017年3月に島根県に設立した教育事業団体。島根県教育魅力化特命官を務める代表理事の岩本悠は、隠岐島前(おきどうぜん)高校の魅力化を推進し、地域みらい留学のモデルケースを作りました。教育格差をなくし全国の学校に多様な出会いと学びの機会を届け活動を続ける認定NPO法人カタリバ代表理事・今村久美、人材育成分野のトップランナーであるリクルートキャリア初代社長・水谷智之、地域みらい留学の立ち上げから活動を続けている尾田洋平を専務理事として、各分野での経験と実績を活用しながら、地域の教育から社会を変えることを目指しています。

(公式サイト:https://c-platform.or.jp/


組織名:一般財団法人 地域・教育魅力化プラットフォーム

所在地:島根県松江市東本町二丁目25-6 みらいBASE2階

設 立:2017年3月

代 表 :代表理事 岩本悠


《本リリースに関するお問合せ》

地域みらい留学事業部

担当:出濱 義人(ではま・よしと)

電話:0852-61-8866(会社宛)

メール:dehama-yoshito(@をいれてください)c-platform.or.jp(担当宛)

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
http://c-platform.or.jp/
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
島根県松江市東本町二丁目25-6 みらいBASE2階
電話番号
-
代表者名
岩本 悠
上場
未上場
資本金
300万円
設立
2017年03月