Cohesity、業界初の生成AIを活用した会話型検索アシスタントを発表。企業がセカンダリーデータを知識に変換することを可能に

使いやすくパワフルなAI搭載の検索アシスタントが、データのセキュリティとコンプライアンスを維持しながら生成AIの力を活かし、組織の最重要データの活用を可能に

Cohesity Japan株式会社

AIを活用したデータセキュリティとデータ管理のリーダーであるCohesity (日本法人: Cohesity Japan株式会社、東京都千代田区、以下「Cohesity」) は、本日、Cohesity環境内の高品質なバックアップデータに検索拡張生成* (RAG) AIと大規模言語モデル (LLM) を導入した、市場初のAI搭載エンタープライズ検索アシスタントであるCohesity Gaiaを発表しました。Cohesity Gaiaは、3月15日から一般販売される予定です。この会話型AIアシスタントにより、ユーザーが質問し、膨大な企業データにアクセスし分析して回答を得ることを可能にします。Cohesity Data Cloudと組み合わせることで、これらのAIのイノベーションはデータを知識に変え、データのセキュリティとコンプライアンスを維持しながら、組織の目標を加速化できるようサポートします。さらに、Cohesityは、3大パブリッククラウドプロバイダーと、各プロバイダーのLLMサービスをCohesity Gaiaに導入する計画を発表しました。

Cohesity Data Cloudの基盤となるアーキテクチャは、パフォーマンス、拡張性、規模増減を独自に組み合わせ、データを管理し、セキュリティを確保します。Cohesity Gaiaは、Cohesity Data Cloudの価値提案をさらに拡張します。

 

●      Cohesityのマルチクラウドプラットフォーム上にRAG AIソリューションを構築することで、Cohesityはクラウドおよびハイブリッド環境においてRAG AIによる会話型検索体験をシームレスに提供することができるようになり、企業は今後、データの保存場所に関係なく、データに関するより深いインサイトの取得が可能になると共に、十分な情報に基づいた意思決定を行うことができるようになります。

●      Cohesityは、すべてのファイル、すべてのワークロード、すべての地点において、完全にインデックス化されたデータベースを維持します。この強固な機能により、迅速な会話型検索と応答のためのAI対応インデックスの作成がサポートされ、企業は迅速かつ正確な結果を得ることができます。Cohesityはまず、Microsoft 365とOneDriveのデータをサポートし、順次、より多くのワークロードに対応していきます」

●      Cohesity Gaiaのユニークなアーキテクチャは、バックアップを再構築することなく、インデックス化されたすべてのデータを即座に読み取り可能にします。これにより、Cohesity Data Cloudはデータレイクのように機能し、企業に対して分析および意思決定のためのデータへのリアルタイムアクセスを提供します。

●      Cohesity Data Cloudは、きめ細かな役割ベースのアクセス制御とゼロトラストセキュリティの原則を採用しており、許可されたユーザーとモデルだけが必要なデータにアクセスできるようになっています。これは、機密情報を保護するだけでなく、企業がさまざまな規制要件へのコンプライアンスを維持するのにも役立ちます。


LLMの活用を検討している企業は、しばしばいくつかの課題に直面します。開発者はまず、より多くのデータのコピーを作成する必要があり、それによって攻撃の脅威範囲の拡大を招きます。さらに、データが不完全または古い可能性もあります。最後に、このアプローチは、追加の時間とリソースを必要とし、システムのパフォーマンスにさらなる負荷をかけます。Cohesity Gaiaは、お客様のバックアップ環境にAI機能を統合することで、これらの課題に対処します。

 

Cohesity Gaiaは、組織が以下のようなさまざまなユースケースにおいて、より適切で迅速な意思決定を行うことができるように支援します。

 

●      組織のサイバーレジリエンスのレベルを評価

●      財務およびコンプライアンス監査チェックを迅速に実施

●      法律上の複雑な問いに回答

●      新入社員を教育するための知識ベースとして機能


CohesityCEO兼社長であるSanjay Poonenは次のように述べています。

「企業は生成AIの力を活用することに期待を寄せていますが、バックアップ、アーカイブ、外部保管データなどの二次データに対するインサイトを得るためにいくつかの課題に直面しています。なぜなら、どのアプローチもデータを再ハイドレートする必要があるため、分析やインサイトのためにデータが利用できるようになるまで何週間も待たなければならないからです。Cohesity Gaiaは、検索拡張生成 (RAG) を使用した特許出願中のアプローチにより、このプロセスを劇的にシンプルにします。Cohesity Gaiaによって、私たちの業界では初めて、生成AIを活用したデータの参照が、事実上シームレスに行うことができるようになります。私たちのアプローチでは、手作業やリスクの高いアプローチの欠点なしに、迅速でインサイトに満ちた結果を提供します。つまり、数秒から数分でデータを知識に変えることができるのです」

 

JSR株式会社のIT製品・サービス部門の責任者であるRyan Reed氏は次のように述べています。

「私たちは国際的な材料研究と製造の企業で、各地に研究センターを有し、研究者はさまざまな言語を話します。そこで、ある拠点で行われた成果が、他のプロジェクトに応用可能か、迅速に確認できるよう、生成AIの利用を検討しています。Cohesity Gaiaを利用することで、豊富な研究データを照会し、関連する成果を素早く見つけることが可能になります。また、研究者が母国語を使ってシステムに問い合わせることも可能になります。これは、私たちの研究と発見のスピードを加速させる上で、非常に価値あるものになると考えています」

 

CohesityのAIテクノロジーの中核をなすCohesity Turingは、Cohesityのマルチクラウドデータ管理およびセキュリティプラットフォームに統合された特許出願中のAI機能とテクノロジーの集合体であり、運用とデータに関するインサイトを提供します。これらのAIイノベーションの基盤は「責任あるAI」という概念に基づいており、お客様がデータをセキュアかつ安全に大規模なバックアップできるようにするための機能とフレームワークを提供しています。すべてのCohesity Turingソリューションは、これらの責任あるAIの原則を遵守しています:

 

●      トランスペアレンシー: 役割ベースのアクセス制御でデータへのアクセスを保護。アクセスとポリシーに関するトランスペアレンシーと説明責任を促進。

●      ガバナンス: AIモデルと従業員が使用するデータのセキュリティとプライバシーを確保し、適切なデータを適切な権限を持つ適切な人(およびモデル)にのみ公開。

●      アクセス: インデックス化された検索可能なデータをセキュアかつ容易に統合し、データのイミュータビリティとレジリエンスを確保。

 

CohesityCTOオフィス - データ&AIであるGreg Stattonは次のように述べています。

「Cohesity Gaiaは、検索エンジンのようにデータを検索するのではなく、質問に回答するものであることを理解することが重要です。たとえば、ある地域でコストが上昇していることに気づいた場合、通常は何十枚もの請求書を検索し、それらを見比べ、コスト上昇の原因を発見できるかどうかを確認します。これは解決に、数時間、数日、数週間かかる可能性があります。しかし、Cohesity Gaiaでは『なぜその地域でコストが上昇したのか?』と質問するだけで、Cohesity Gaiaが保存されているデータから関連データを取得し、分析し、質問に対する答えを返します。とてもシンプルです」

 

The Futurum Group Labs社バイスプレジデントであるRuss Fellows氏は次のように述べています。

「CohesityはAI検索アシスタント『Cohesity Gaia』によって、AI検索のパワーを企業にもたらす最初のデータセキュリティとデータ管理のベンダーとなります。Gaiaは、最新のRAGによる機能強化でと生成AIを活用し、保護したセカンダリーデータ全体で会話型検索を可能にします。Gaiaは、企業が既存の保存データを生成AIの力で迅速に活用できるようにし、同時にデータセキュリティとコンプライアンスも維持します。Cohesity Gaiaを利用することで、お客様はAIアプリケーションを自分で開発する複雑さや、データのプライバシーやセキュリティを心配することなく、データを素早くインサイトに変えることができます」

 

Cohesity Gaia バーチャルイベント 2月28日 午前10時 (太平洋時間)

本イベントにご参加いただくことで、業界初の生成AIを搭載した会話型検索アシスタント、Cohesity Gaiaについて詳細をご覧いただけます:

 

●      「主なAI製品の進化について」 Cohesity  CTOオフィス Greg Statton

●      「最も期待しているAI機能に関する洞察」 JSR株式会社 IT部門責任者 Ryan Reed氏

●      エグゼクティブ対談 「生成AIのビジョンとエンタープライズAIプラットフォームの極めて重要な役割」 

         NVIDIA社 エンタープライズコンピューティング担当副社長 Manuvir Das氏

         Microsoft社 Azure AI製品担当副社長 Marco Casalaina氏

         Cohesity CEO兼社長 Sanjay Poonen

●      データや分析におけるAIの価値を示すライブデモ

 

さらに詳しい情報はこちら:

Cohesity Gaiaのウェビナー (2月28日午前10:00太平洋時間 | 2月29日 午前3:00 日本時間) はこちらからご参加ください。https://events.cohesity.com/turingai-powereddatainsights

Cohesity Gaiaのデモはこちらからご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=M2lgqPE3tyI

Cohesity Gaiaに関するブログはこちらからご覧ください。https://www.cohesity.com/blogs/scaling-retrieval-augmented-generation-systems-for-enterprises/

 

CohesityのAIビジョンに関する大手クラウドベンダーとの最新の発表

●Cohesity、Amazon Bedrockを統合したCohesity Turingの Early Accessプログラムへの登録開始を発表 – 生成AIとデータの力を引き出す包括的機能を提供 https://www.cohesity.com/jp/press/cohesity-announces-early-access-for-cohesity-turing-integration-with-amazon-bedrock-unleashing-comprehensive-capabilities-that-unlock-the-power-of-generative-ai-and-data/

●Cohesity、Google Cloudとのパートナーシップを発表、 組織が生成AIとデータの力を引き出すことを支援 https://www.cohesity.com/jp/press/cohesity-announces-partnership-with-google-cloud-to-help-organizations-unlock-the-power-of-generative-ai-and-data/

●CohesityがMicrosoftと協業し、ランサムウェア攻撃などのサイバー脅威から 企業がデータを保護しデータセキュリティを守る方法をシンプル化 https://www.cohesity.com/jp/press/cohesity-collaborates-with-microsoft-to-simplify-how-businesses-protect-and-secure-their-data-from-cyber-threats-including-ransomware-attacks/

 

*検索拡張生成 (RAG): RAGは、検索ベースのアプローチと生成ベースのアプローチの利点を組み合わせ、質問応答、要約、会話AIなどのテキスト生成タスクの質を向上させる自然言語処理技術です。RAGモデルは、LLMの長所と複数のソースから情報を取得する能力を兼ね備えています。RAGは、LLMがより知識豊富で多様かつ適切な回答を生成することを可能にし、これらのモデルをファインチューニングするための効率的なアプローチを提供します。

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会社概要

Cohesity Japan株式会社

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URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-6-1 大手町ビル
電話番号
03-4578-3371
代表者名
倉橋秀則
上場
未上場
資本金
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設立
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