国内初の展示施設「みずだこ館」と「恐竜の森」が、坂井市「越前松島水族館」と「芝政ワールド」に登場!
北陸新幹線福井開業記念!みずだこ館は2024年3月7日(木)、恐竜の森は3月9日(土)オープン!
2024年3月16日(土)に、北陸新幹線が福井県内に延伸開業します。それにあわせて、坂井市内の施設「越前松島水族館」と「芝政ワールド」では目玉となる新施設が誕生します。
国内初の新施設!
越前松島水族館は、開館65周年を記念し、3月7日(木)に世界最大種のタコであるミズダコの展示施設「みずだこ館」を新設します。ミズダコ専用の施設がつくられるのは、国内の水族館では初となります。当館ではこれまでもミズダコの孵化・飼育に取り組んでおり、現在は20匹のミズダコを飼育し、その内体長2 m、体重20 kg程度のミズダコを8匹展示します。成長した巨大なミズダコの他に、赤ちゃんダコも展示されます。見て・ふれて・楽しく学べるというキャッチフレーズ通り、タコの足に掴み込まれた大小6基の水槽でミズダコとふれあうこともできます。
育成が成功すれば世界初の試み
ミズダコの幼体から成体への育成は難しく、松原亮一館長は「当館設立時からミズダコは1匹のみ展示していたが、8匹展示するのは今回が初となる。今まで国内においても幼生(赤ちゃん)から飼育した経験はあるが、成功した例がない。成功すれば世界初の試みとなる。」と語りました。幼生は、水の温度、流水速度、えさ等様々な条件を変えて飼育していくとのことです。ミズダコに特化した施設を新設し、育成にも力を入れていく越前松島水族館の、育成の成功への期待が寄せられます。
◇◆見どころ◆◇
・巨大なミズダコが侵入してきたかのようなトリックアート
・体重20 kgを超える大きなミズダコ
・タコの赤ちゃんも展示
・お世話をするバックヤードもガラス張りで展示
「みずだこ館」概要
開館日:2024年3月7日(木)
施設規模:木造平屋建、延床面積176.82㎡
展示物:親ダコ約8匹、浮遊期幼生数十匹を水槽で展示
<越前松島水族館 施設概要>
住所:福井県坂井市三国町崎74-2
TEL:0776-81-2700
FAX:0776-82-2296
休館日:年中無休
営業時間: 9時~17時30分 ※GWや夏季、冬季は営業時間が異なります。HPをご覧ください。
料金:一般入館…大人2,200円他 ※団体料金もあります。
HP:https://www.echizen-aquarium.com/
日本最大級の恐竜アトラクション!
日本海側最大級のテーマパーク・芝政ワールドでは、恐竜王国福井にちなみ、日本最大級の恐竜アトラクション「恐竜の森」を3月9日(土)にオープンします。芝政ワールド中央に位置し、面積は26,000㎡。ウォークスルー型のアトラクションで、全長は1 km。アトラクション内には、ティラノサウルス、プテラノドン、トリケラトプス、フクイラプトルを始めとする30種・60体以上の恐竜たちが生息しています。面積、コースの距離、恐竜の大きさ・数どれをとっても最大級のスケールとなり、芝政観光開発株式会社の清水誠代表取締役社長曰く、「このアトラクションには3、4年前から構想をしており、1年がかりで設計をした」とのことです。
恐竜の森で未知のエネルギー「ディノエネルギー」収集ミッションに挑戦!
来場者は観て歩くだけではなく、未知のエネルギーの収集ミッションに挑戦し、恐竜の卵を孵化させることができます。「恐竜の森」には未知のエネルギー「ディノエネルギー」が発生しており、研究所ではこのエネルギーを使って恐竜の卵を孵化させる研究を行っています。来場者はコース各所に設置されている「ディノエネルギーボックス」からディノエネルギーを集め、卵の孵化を行うことがミッションとなります。集めたディノエネルギー量に応じて恐竜ランク(S~Cランク)が決まり、そのランクに応じて恐竜が孵化します。孵化させることのできる恐竜は18種類で、自分が孵化させた恐竜の「恐竜カード」を手に入れることができます。
◇◆見どころ◆◇
・広大な敷地に生息する60体以上の恐竜達
・恐竜1体1体が大きく、サイズがリアル
・その全恐竜が動き、時には鳴き声をあげる
・まるで恐竜の森に迷い込んだかのようなリアルな演出
・謎の巨大恐竜の骨
・霧の森
「恐竜の森」概要
オープン日:2024年3月9日(土)
料金:1回800円/人(0~2歳は無料。芝政ワールドのパスポートで1回無料。) ※芝政ワールドの入場料別途必要。
年齢制限:7歳未満は保護者同伴
所要時間:30分~
写真撮影:OK
<芝政ワールド 施設概要>
住所:福井県坂井市三国町浜地45
TEL:0776-81-2110
FAX:0776-81-2118
営業日:3~11月は無休、12月~2月は土日祝・年末年始のみ営業
営業時間:10時~17時 ※GWや夏季、冬季は営業時間が異なります。HPをご覧ください。
入場料:おとな1,500円、こども&シニア1,000円
スーパーパスポート(6月29日~9月23日は料金が異なります):おとな4,000円、こども&シニア2,900円
参考情報
坂井市には、他にも福井県が誇る観光地や食が多数あります。その一部を下記にてご紹介いたします。
<自然>
越前加賀海岸国定公園に含まれる越前松島などの美しい海岸線、九頭竜川や竹田川、市東部の森林地域、福井県一の米どころを支える広大な田園など、豊かで美しい「海・山・川」の自然に恵まれています。
東尋坊
断崖に日本海の荒波が打ち寄せる景色で知られる国の天然記念物・名勝東尋坊。約1キロメートルにわたり豪快な岩壁が広がっています。このような輝石安山岩の柱状節理が広範囲にあるのは、世界に3ヵ所ともいわれ、地質学的にも大変貴重な場所です。初夏のまばゆいばかりに広がる青い空と日本海、秋の頃の日本海に太陽が沈み行く夕景、雪が舞う頃の荒々しい波と吹きつける寒風。どれも東尋坊と日本海の大自然が見せてくれる、四季折々の素晴らしい風景です。
越前松島
東尋坊と同じ柱状節理の岩が織り成す景観の中、一風変わった岩が点在するほか、散策路を辿ると小島に渡ることができたり洞穴を覗くこともできます。越前松島水族館や宿泊施設が隣接し、家族連れや遠足でにぎわう観光地となっています。
<観光地>
日本屈指の景勝地である東尋坊、三国サンセットビーチを中心とする海岸、北前船交易で栄えた三国湊、現存12天守の丸岡城をはじめとする歴史資源があります。
三國湊
三國湊は、福井県一の大河「九頭竜川」の河口に位置します。千年以上昔の文献にも「三国」という地名の記述があるほど昔から栄え、歴史がある町です。北前船が残していった歴史・文化はもちろんのこと、格子戸が連なる町家、豪商の面影が残る歴史的建造物など、情緒ある町並みが残ります。
丸岡城
丸岡城は別名霞ヶ城とも呼ばれ、平野の独立丘陵を利用してつくられた平山城です。春の満開の桜の中に浮かぶ姿は幻想的で、ひときわ美しいものとなっています。戦国時代の天正4年(1576年)一向一揆の備えとして、織田信長の命を受けて柴田勝家の甥・勝豊が築きました。標高27mの独立丘陵を本丸として天守を築き、その周囲に二の丸と内堀、その外側に三の丸と外堀を巡らせていました。
丸岡城天守は、江戸時代以前に建てられ当時の姿で現在まで残っている現存12天守の1つです。昭和23年の福井地震により石垣もろとも完全に倒壊しましたが、天守の材料や石垣などの主要部材の多くを再利用して昭和30年に修復修理されました。
現存12天守の中で、完全に倒壊した状況から修復された天守は唯一丸岡城天守のみです。現在立ち続けている古式の風格のある姿は、消滅の危機という困難な道のりを経ても立ち上がり復興してきた証であり、その歴史は他にはない波乱の運命を歩んだものです。
雄島
その自然は未だかつて人の手が加えられていない神の島。
伝説のある島全体は自然豊かな散策路としても親しまれています。島の奥には大湊神社がたたずみ、毎年4月20日は地区住民による大湊神社の例祭が行われます。
<食>
福井県における冬の味覚の代表である「越前がに」をはじめとする水産物、そば、らっきょうなどの農産物、山菜、油揚げ、若狭牛など、食を活かした観光が魅力です。
越前がに
毎年皇室へ献上される事でも有名な三国町の「越前がに」は、身は殻の中によく詰まっていて、甘く繊維が締まっており、数に限りがあるため、特に珍重されています。
甘えび
甘えびは、越前がにと並んで人気の高い日本海の珍味。三国漁港にも透き通るような紅色をした、たくさんの新鮮な甘えびが並んでいます。
丸岡産おろしそば
坂井市は県内1・2を誇るそばの産地で、特に丸岡産のそば粉で作ったおろしそばは香り高く、風味が強い飽きない仕上がりとなっています。
<文化・伝統>
ファッションなどのブランドネームや品質表示などの織ネーム、国内第1位のシェアを占めるマジックテープなど伝統的な技術産業が盛んです。
越前織:ネームタグ
丸岡は織物の一大産地で、ワッペンやスポーツ用ネームとして用いられる「織ネーム」は需要が高まっており、また、コンピュータで図柄処理し織物として描画する「越前織」も観光の土産等向けに作っています。主要製品は洋服に施すネームタグで、国内シェア7割を誇ります。
一筆啓上 日本一短い手紙の館
丸岡町ゆかりの徳川家康の忠臣本多作左衛門重次が陣中から妻に宛てた短い手紙「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」(「お仙」とは後の越前丸岡城主 本多成重(幼名 仙千代))の碑が丸岡城にあります。この碑をヒントに日本で一番短い手紙文を再現し、手紙文化の復権を目指そうということで、平成5年から毎年テーマを定めて「一筆啓上賞」として作品を募集し、平成15年から「新一筆啓上賞」として、日本全国、海外から応募が寄せられています。
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