一般財団法人発電設備技術検査協会、検査員の資格と教育の管理に「Skillnote」を全社導入

発電設備に関する審査・検査・認証機関の国内最大手がスキルマネジメントによる人材育成を本格化

株式会社Skillnote

製造業のスキルマネジメントを牽引する株式会社Skillnote(本社 東京都千代田区、代表取締役 山川隆史、以下Skillnote)は、発電設備に関する審査・検査・認証機関の国内最大手である一般財団法人発電設備技術検査協会(本部 東京都港区、理事長 濵谷正忠、以下JAPEIC)がクラウド型スキルマネジメントシステム「Skillnote」を導入したことを発表します。協会本部をはじめ、西日本支部(大阪)、広島分室、福岡分室など全拠点の職員約100名を対象に、2023年9月から運用を開始しました。これによりJAPEICは、各部門で独自に管理されていた資格と教育、業務経歴情報を全社で一元化し、データに基づいた戦略的な人材育成を本格化します。

JAPEICは、「技術が支える安全と信頼」を基本理念に、日本の発電インフラの安全を支える第三者機関です。電気事業法に基づく登録安全管理審査機関として発電設備(火力・風力発電所など)の安全管理審査を年間約500件手がける国内シェア5割超のリーディングカンパニーです。加えて、原子炉等規制法に基づく原子力発電所などの事業者検査の支援業務や、ISO9001品質マネジメントシステムとISO14001環境マネジメントシステムの審査及び認証、溶接部の製品認証など、多岐にわたる事業を展開しています。


今回、JAPEIC が導入した「Skillnote」は、従業員の力量情報*を活用した計画的な人材育成と最適配置を実現するスキルマネジメントシステムです。従業員のスキル情報を軸に教育情報(OJTや研修の計画、履歴)および資格情報のそれぞれを連動させ一元的に管理することにより、組織的な人材育成・活用戦略の策定および個人に最適化した育成計画の立案、進捗管理を実現します。

    *「力量」とは、個々の業務に必要なスキル(技能)、知識、資格、経験等の能力のことを指す。


  • Skillnote導入の背景

日本全国の発電設備の安全を担うJAPEICの職員には、高度で専門的なスキルや知識、経験が求められています。そのためJAPEICは、厳格な内部認定資格制度のもとで入社直後より共通技術研修や専門資格研修などの内部研修および外部研修などにより、専門性の高い人材育成に努めています。一方で、教育研修の計画から実施、有効性評価、資格の認定と管理などの一連のプロセスは、各部門が独自に行っているため、一元的に情報が集約されず、部門横断で資格取得状況や教育の進捗状況を把握することができませんでした。またそれぞれがExcelや紙の帳票などによる管理であったため、更新作業の煩雑さや記録の重複など、管理の効率性に課題がありました。


そこでJAPEICの人事部門は、各部門で部分最適していた教育プロセス及び資格の管理を、組織全体で一元化し、データに基づいた戦略的な人材育成を実現するため「Skillnote」の導入を決定しました。


  • Skillnote選定理由

導入の決め手には大きく3つのポイントがあげられます。


・全社一元的な資格と教育の管理

全社共通のフォーマット、統一した基準のもとで資格/スキルとそのための教育研修を一元的に管理運用することが可能。また内部資格だけでなく外部の資格も同様に管理することができる。


・教育研修の立案と進捗状況の可視化

教育計画の立案、記録、認定までの一連のプロセスをシステム上で完結でき、進捗状況を容易に、かつ迅速に確認することができる。


・キャリア管理機能によるキャリアパスの可視化

従業員が自身のキャリアパスで求められるスキルや資格、研修受講などの要件とその取得状況を確認することができる。これにより従業員の自律的な資格/スキル等の取得をサポートすることができる。


また、内部資格認定に必要となる実務期間情報などを管理できる業務経歴機能や、カスタマーサクセスによる導入前後のサポートが充実していることも評価されました。


  • 一般財団法人発電設備技術検査協会 総務企画室人事グループ長 近藤様のコメント

「当協会の主要事業である発電設備の審査、検査、認証事業は、それを行う職員の高度なスキルに支えられています。当協会は、設立以来『人材が資本』という考え方のもとで、職員の入社から退職まで教育を行い、継続的にスキルの維持向上に努めています。今回の「Skillnote」の導入により、まずは足元の資格と教育の管理をデジタル化することで業務プロセスの改善・効率化を進め、さらには、データを活用することで、職員の適性に応じたキャリア形成支援と組織的な人材育成を両立させ、協会全体の活性化に繋げていきたいと考えています。」


  • スキルマネジメントシステム「Skillnote」について

「Skillnote」は、製造業において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といったものづくり企業の人材管理に関する課題解決に貢献します。


  • 一般財団法人発電設備技術検査協会について

法人名:一般財団法人発電設備技術検査協会

本部所在地:東京都港区芝大門2-10-12 KDX芝大門ビル3F

設立:1970年6月22日 通商産業大臣設立許可 / 2012年4月1日 一般財団法人移行

基本財産:21億2,000万円(令和5年3月31日現在)

代表者:理事長 濵谷 正忠

事業内容: 登録安全管理審査機関として、火力発電設備などの使用前安全管理審査、火力発電設備や風力発電設備の定期安全管理審査。第三者検査機関として、原子力発電所などの使用前事業者検査及び定期事業者検査の立会・確認、その他様々な自主保安活動の立会・確認、設計審査、試験評価。JAB認定のマネジメントシステム認証機関として、ISO9001、14001の認証業務など。

HP: https://www.japeic.or.jp/


  • 株式会社Skillnoteについて     

「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。

会社名:株式会社Skillnote

所在地:東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE  11階

設立:2016年1月

資本金:9億2,476万円(資本準備金を含む)

代表者:山川 隆史

事業内容:製造業に特化したスキルマネジメントシステム「Skillnote」の提供

HP:https://www.skillnote.jp/


*本プレスリリースに記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。

*本プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社Skillnote

19フォロワー

RSS
URL
https://www.skillnote.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F
電話番号
03-6262-5040
代表者名
山川隆史
上場
未上場
資本金
9900万円
設立
2016年01月