国内最大規模の病院データベースが4000万人突破 コロナ影響分析など利活用ニーズ旺盛
MDVは診療データ事業を2008年4月に開始、医療機関から二次利用許諾を得た匿名加工データの集積を続けてきました。2020年4月より健康保険組合データの集積も開始。回復期や慢性期のデータも充実し、病院・診療所別の情報のほか、転院先情報も追えるようになりました。健保データは777万人(2022年5月末集計)となりました。先月5月に業務提携契約を締結した株式会社ディー・エヌ・エー(同渋谷区、代表取締役社長兼CEO:岡村信悟)と共に、1,500万人超の保険者DBの構築を目指しています。
MDVの診療DBは現在、製薬会社、医療材料・機器メーカーの製品戦略や市場実態把握などに活用していただいています。アカデミアからのニーズもあり、論文作成や学会発表の元データとしての引き合いも活発です。最近では、改正GPSP省令(医薬品の製造販売後の調査及び試験の実施の基準に関する省令)が2018年4月に施行されたことから、「製造販売後データベース調査」のためのDBとして選択していただいています。
<DB活用事例>
・コロナ禍の他疾患の診療に対する影響の評価(東京大学プレスリリースから)
https://www.h.u-tokyo.ac.jp/press/__icsFiles/afieldfile/2022/04/22/release_20220425-1.pdf
・リウマチ患者で高血圧、脂質異常症が帯状疱疹のリスク上昇(愛媛大学が公表)
https://www.m.ehime-u.ac.jp/school/publichealth/news_detail.php?RECORD_ID=75
<過去の関連プレスリリース>
・DeNAと国内最大規模1500万人超の保険者DB構築へ 2022年5月10日
https://www.mdv.co.jp/press/2022/detail_1755.html
・昨年の新型コロナ流行時に糖尿病重症化予防ケアなど減少 米総合内科雑誌(Journal of General Internal Medicine)に掲載 2021年1月22日
https://www.mdv.co.jp/press/2021/detail_1462.html
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