東鉄工業の33年ぶりとなる新ユニフォームを製作　3D活用で身体にかかるストレスの軽減を実現した自社開発のパターンを採用

～2024年問題に直面する建設業界全体のイメージアップへ～

株式会社オンワードコーポレートデザイン

2024年9月30日 10時00分

株式会社オンワードコーポレートデザイン（本社：東京都千代田区代表取締役社長：村上哲）は、鉄道関連工事を中心とした建設業である東鉄工業株式会社（本社：東京都新宿区代表取締役社長：前川忠生、以下「東鉄工業」）及び関係会社の従業員が2024年10月1日から着用を開始する、33年ぶりとなる新ユニフォームを製作しました。

■リニューアルの背景

毎日着用するユニフォームを刷新することで、従業員のエンゲージメントを高めることと、難易度の高い工事に挑戦できるより良い環境づくりを目的に、リニューアルの実施に至りました。現行のユニフォームは1990年代から着用されていましたが、新ユニフォームは最新の素材を採用し、スタイリッシュなデザインへと一新しました。

また、2024年問題*に直面する建設業界において、新ユニフォームが東鉄工業の企業イメージ、ならびに業界全体のイメージアップにつながることを期待しています。

*2024年問題とは…2024年4月に施行された「働き方改革関連法」の影響を受け、建設・物流・医療業界にも時間外労働時間の上限（原則として月45時間以内、年360時間以内）、割増賃金の引上げ（中小企業における60時間を超える時間外労働の割増賃金率が25%から50%へと引き上げ）が適応されること。

■新ユニフォームのコンセプト

未来へつなぐ　ナンバーワン＆オンリーワン

特殊性の高い鉄道工事の施工力などを強みに、「人」と「技術」で鉄道インフラと様々な建設分野において、交通インフラメンテナンスのリーディングカンパニーである東鉄工業。2023年で創業80年を迎え、新たな時代を切り開く「すべてのステークホルダーの共通価値を創造する企業」に相応しい制服を目指しました。

■新ユニフォームのポイント

①自社開発パターンのパンツ

当社が研究と開発を繰り返して設計した切替や股下のマチ設計によって、当社従来品と比較して動きやすさ、しゃがみやすさ等の着用快適性を向上させています。

【着圧の比較検証】
バーチャル上で、当社従来品と今回開発した東鉄工業の新ユニフォームのパンツの着圧を検証。新ユニフォームのパンツは、しゃがんだ時に膝や股にかかるストレスが少ないことがわかります。

②素材による機能性の向上

作業用ユニフォームに適した素材を採用することで、各アイテムにおいて以下の通り機能性を向上させています。

【冬用ブルゾン・パンツ】

現行ユニフォーム比で伸長率（ストレッチ）1.5倍を実現。軽量・高耐久などの特徴がありながら、保温性にも優れています。

【長袖シャツ・半袖シャツ】
現行ユニフォーム比で伸長率（ストレッチ）4倍、通気性5倍以上を実現。接客にも対応可能なきちんとした印象を残しつつ、作業時に動きやすく、ノーアイロンで着用可能なトリコット素材を採用しています。

【夏パンツ】

現行ユニフォーム比で伸長率（ストレッチ）3倍、通気性1.5倍を実現。高通気性、速乾性、防透性、吸汗性を兼ね備え、暑い季節も快適に過ごせます。

③東鉄工業の自信や信頼感を表現する、色使いが特徴のデザイン
「究極の安全と安心の追求」はもとより、「誠実なCSR 経営の推進」「人を大切にする企業風土」「環境への取組み」などの意味がこめられた東鉄工業のコーポレートカラー“シンシアグリーン”を際立たせ、企業の自信や信頼感を表現するデザインを目指しました。

また、誠実さや落ち着きを連想させるダークグリーンをメインカラーに使用しました。このダークグリーンは、東鉄工業向けに当社がオリジナルで調合し制作したものです。また、シャツの前立て・袖・脇下は、スタイリッシュな印象を与える配色にし、濃色をベースにしたコーディネートが特徴です。