七尾国家石油ガス備蓄基地における平成27年度石川県石油コンビナート等防災訓練の実施について
JOGMEC(本部:東京都港区、理事長:河野博文)は国から委託を受けて管理している七尾国家石油ガス備蓄基地(石川県七尾市、以下「七尾基地」)において、8月5日(水)、平成27年度石川県石油コンビナート等防災訓練を実施しました。
本訓練は、石川県石油コンビナート等防災計画に基づき、七尾港三室地区特別防災区域における災害を想定し、防災関係機関および特定事業所等が行う業務の明確化、相互の連絡協調体制および防災体制の確立ならびに防災業務関係者の防災技術の向上を図ることを目的としています。
訓練は、「午前11時に能登半島東方沖を震源とする震度6強(マグニチュード8.0)の地震が発生し日本海沿岸に大津波警報が発表された。また、地震動により、七尾市三室町の七尾基地内の配管フランジ(継手)部分からLPガスが漏洩、火災が発生し、作業中であった職員数名が負傷した。」との災害想定で実施しました。
当日は、津波避難等訓練、LPガス施設設備点検訓練、防災本部等運営訓練、情報伝達・通信訓練、LPガス漏洩閉止措置訓練、陸上・海上交通規制訓練、被害状況確認訓練、火災消火・タンク冷却注水訓練、空中散水・給水訓練、負傷者救助訓練、応急措置完了確認の各訓練が実施され、11時50分頃終了しました(参加防災関係機関22機関、参加人員約170人)。
■七尾国家石油ガス備蓄基地の概要
平成17年7月 基地完成・操業開始
平成20年8月 目標備蓄量(約25万トン)達成
http://www.jogmec.go.jp/about/domestic_008-01.html?mid=pr_150806
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