F5ネットワークス、次世代モバイル ネットワーク向けに業界最高のパフォーマンスを持つセキュリティ ソリューションを発表

業界最大の12億件までの同時接続、1秒あたり2,000万件を超える接続に対応した新しいVIPRION®ブレードで、サービスプロバイダのIoT対応や5Gへの移行をサポート

F5 Networks, Inc. (NASDAQ: FFIV) は、サービス プロバイダがネットワークのアーキテクチャにおいて、最も効率的な拡張と保護を実現する新たなソリューション、VIPRION B4450を発表しました。4G、5G、あるいはそれ以降のネットワークへの展開にともない、サービス プロバイダが新しいアーキテクチャを支えるとともに革新的なサービスの保護を維持するためには、高度な並列性を備えたセキュリティ プラットフォームと拡張性に優れた仮想ネットワーク機能(VNF)が必要とされます。F5は、高度な並列性を備えたプラットフォームの提供を通じて、業界でのリーダーシップをさらに拡大しています。F5のリーダーシップの拡大にともないサービス プロバイダは、高度な可用性、ユーザーにとっての上質なエクスペリエンスおよび組織としての投資保護を維持しながら、次世代ネットワークにおけるセキュリティを強化することを可能にしています。VIPRION B4450ハードウェア ブレードは2016年第2四半期(暦年)中の提供を予定しています。

VIPRION B4450 ブレード イメージVIPRION B4450 ブレード イメージ


企業や組織にとっては、モノのインターネット(IoT)(https://f5.com/jp/resources/white-papers/the-internet-of-thingsready-infrastructure)、4Gから5Gネットワークへの移行に求められる容量、ハッカーや悪意あるコンテンツによる攻撃に対するセキュリティを、あらゆる所に展開しなければならないことが現時点での最重要項目となっています。F5製品とVNFはこのようなトレンドに対応し、そのための機器、アプリケーション、要求される接続の急増を支えることのできる理想的な位置付けにあります。企業のソリューションはまた、OpenStack(https://f5.com/jp/solutions/technology-alliances/openstack)とのシームレスな一体化を通じ、マルチテナントとシングルテナントのクラウドネットワーク環境を、ファイアウォール機能をはじめとする重要な機能と共に構築することができます。スペイン、バルセロナで2月22日から25日にわたり開催されているMobile World Congress (https://f5.com/jp/about-us/events/event/mobile-world-congress)(モバイル ワールド コングレス、以下MWC)において、F5はこれらをはじめとしたトピックを紹介しています。

VIPRION B4450ブレードでサービス プロバイダのクリティカルな4Gと5G使用をサポート
ネットワークの急速な拡大、膨大な接続数とIoTに求められる同時性への対応、4G、5Gおよびそれ以降へのネットワーク拡大の推進に関するサービス プロバイダのニーズに応えるため、F5は比類のない拡張性とパフォーマンスを備えた新しい100 GbEハードウェアブレードであるVIPRION B4450をVIPRION(https://f5.com/jp/products/platforms/appliances)シリーズに加えました。このNEBS対応のB4450ブレードは、F5の8ブレードシャーシに搭載した場合に業界で最大の12億件までの同時接続および1秒あたり2,000万件を超える接続に対応します。このブレードは4Gから5Gへの移行を容易にするとともに、SSLでの楕円曲線暗号(https://devcentral.f5.com/articles/lightboard-lessons-elliptic-curve-cryptography)(ECC)と2K鍵(https://devcentral.f5.com/articles/f5-friday-the-2048-bit-keys-to-the-kingdom)のパフォーマンスを改善します。このような水準のパフォーマンスによって、加入者とデータ利用の爆発的な増加に対応するネットワークが可能になり、IoTの発達にともない新たに生じる接続に対応するとともに、サービス プロバイダの環境におけるDNS(https://f5.com/jp/solutions/service-provider/reference-architectures/intelligent-dns-for-service-providers)の有効性、IPv6への移行およびSGiファイアウォール(https://f5.com/jp/solutions/service-provider/reference-architectures/carrier-class-network-firewall)の利用が促進されます。

業界をリードする同時接続数とスループットを備えたVIPRION B4450ブレードは、サービス プロバイダによるネットワーク、データおよび加入者のセキュリティ確保を支援します。このブレードを利用することによりサービス プロバイダは、最大限の拡張性を持つSGiファイアウォールを展開することが可能になります。また、有害な接続と正しい接続とを迅速に区別することにより、さまざまな分散型サービス拒否(DDoS)攻撃からシステムを守ります。この目的のために構築されたブレードには、暗号化と圧縮をハードウェアベースで加速するIntelのQuickAssist Technology(http://www.intel.com/content/www/us/en/embedded/technology/quickassist/overview.html)を含めた業界をリードするコンポーネントが活用されています。

モバイル ネットワークの変革を推進する大容量のVNF
MWCにおいてF5は、ソフトウェアベースのBIG-IP® VNFシリーズ(https://f5.com/jp/solutions/service-provider/reference-architectures/network-functions-virtualization)に加わる、先進的なパフォーマンス機能を備えた新しい製品も展示します。Intel Ethernet Controller XL710(40 GbE)に対応したF5 BIG-IP Virtual Edition(https://f5.com/jp/products/platforms/virtual-editions)(VE)のベータ版に加え、最大100 GbEで動作するIntel® Ethernet Multi-host Controller FM10000 Familyに対応したBIG-IP VEのプロトタイプ バージョンのデモが予定されています。

F5とIntelのテクノロジーが組み合わさることにより、標準的なサーバ プラットフォームの使用が求められる環境においても、SDN(Software Defined Networking)(https://f5.com/jp/solutions/software-defined-networking)とネットワーク機能仮想化(NFV)の導入が促進されます。F5とIntelがMWCにて展示する柔軟なテクノロジーの詳細については、本プレスリリースに伴って掲載されているブログ記事(https://f5.com/about-us/blog/articles/scaling-securing-the-sgi-lan-using-the-f5-big-ip%C2%AE-platform-and-intel%C2%AE-architecture)をご覧ください。

F5のService Provider and Cloud Solutions担当バイスプレジデントであるマリク・タティパムラ(Mallik Tatipamula)は次のように述べています。
「サービス プロバイダと企業は、パフォーマンスやセキュリティを犠牲にすることなく、ハードウェア、ソフトウェアおよびクラウドのリソースを一体化することのできるエレガントな手段を求めています。F5が提供するハイブリッド型アプリケーション配信ソリューションにおける、幅広いポートフォリオとテクノロジーロードマップは、付加価値サービスを通じて加入者に競争優位性を提供するという、サービス プロバイダにとって最も優先すべき項目と緊密に連携しています。」

NTT-ATの社長兼CEOであるジョージ・キムラ博士(Dr. George Kimura)は、次のように述べています。
「サービス プロバイダは4G/5Gネットワークへの移行の間もネットワークのセキュリティを確保し、またモノのインターネットを実現するために、高度な拡張性を備えた仮想化されたソリューションを必要としています。サービス プロバイダのネットワーク移行を支えるこれらのソリューションの導入にあたり、F5がそのリーダーシップを発揮したことを喜ばしく思っています。」

ACG Researchのプリンシパル アナリストであるポール・パーカー=ジョンソン(Paul Parker-Johnson)氏は次のように述べています。
「多様なアプリケーション、モノのインターネットおよびリッチなマルチメディア サービスにともなうトラフィックの劇的な増加に合わせて進化するため、サービス プロバイダは現在の4Gにともなうニーズだけでなく、5Gへのスムーズな移行をサポートする高度な拡張性、信頼性および頑丈さを備えたソリューションを必要としています。F5の先進的かつプログラム可能なプラットフォームは、物理と仮想ソリューションとの間の機能の連続性を備え、それによって通信事業者の投資を保護するとともに、将来的な4Gから5Gへの移行にも対応することによって、総所有コスト面での大きな優位性を実現します。最近実施されたACG分析によれば、F5のソリューションは業界をリードする接続レート、スループットおよび同時接続能力を備え、他のソリューションと比較して60%を上回る総所有コスト削減を達成することができます。」

IntelのCommunications Infrastructure and Networking Products担当プロダクト ライン ディレクターであるビル・ロレンダー(Bill Rollender)氏は次のように述べています。
「F5はIntelテクノロジーの導入を着実に進め、すべてのタイプのクラウドおよびサービス プロバイダによるネットワーク変革を推進しています。Intel Architecture(IA)とIntel QuickAssist Technologyを活用し、F5は業務とネットワークの両方の需要に対応可能な、仮想化に最適化されたハードウェアとソフトウェア アプリケーション提供への取り組みを示しています。」

その他の関連情報
・F5 VIPRION Solutions – Overview(https://www.f5.com/pdf/products/viprion-overview-ds.pdf
・The Perfect Storm: Security at Massive Scale to Support IoT & 4G/5G Networks – F5 Blog Post(https://f5.com/about-us/blog/articles/the-perfect-storm-security-at-massive-scale-to-support-the-iot-4g-5g-networks
・Service Providers and F5’s New VIPRION B4450 – F5 Blog Post(https://f5.com/about-us/blog/articles/service-providers-and-f5s-new-viprion-b4450-17843

本プレスリリースは以下ウェブサイトからご覧いただけます
http://www.f5networks.co.jp/press/release/2016/0223.html

F5ネットワークスについて
F5は、アプリケーションが、データセンタ、クラウドサービス、従来型ネットワーク、SDNなど、あらゆるIT環境において、いつでも、どこからでも利用可能となる柔軟なソリューションを提供しています。F5のオープンで拡張性の高いフレームワークは、幅広いパートナーエコシステムとの協業を通じ、ITの適用範囲を広げ、最適なIT基盤の構築を可能にしています。また、F5のソリューションは、国内外のリーディング企業、サービスプロバイダ、公共機関のIT分野で広く採用され、最先端のクラウド、セキュリティ、モビリティ環境の実現に貢献しています。F5についてより詳しく知りたい方はhttps://f5.com/jp/をご覧ください。また、ツイッターにて@F5Japanのアカウントから最新情報を発信しておりますので、是非フォローください。

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会社概要

URL
https://f5.com/jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂4-15-1 赤坂ガーデンシティ19階
電話番号
-
代表者名
権田裕一
上場
未上場
資本金
-
設立
2000年01月