「自閉症スペクトラム障害に対する自家臍帯血有核細胞を用いた治療法の開発」に関する研究者主導臨床研究契約の締結について
公立大学法人大阪 大阪公立大学(大阪府、学長:辰巳砂 昌弘)と株式会社ステムセル研究所(東京都、代表取締役社長:清水 崇文)は、研究者主導臨床研究契約を締結し、大阪公立大学大学院医学研究科発達小児医学 濱崎 考史教授を実施責任者として、研究課題名「自閉症スペクトラム障害に対する自家臍帯血有核細胞を用いた治療法の開発」を実施することをお知らせいたします。
自閉症スペクトラム障害(Autism Spectrum Disorder; ASD)は、発達障害のひとつであり、社会性、言語能力、認知能力などに支障をきたす疾患で、100人に1人の割合で発症していると言われています。現在、ASDに対する有効な原因療法は確立されていません。ASDの症状が発症するメカニズムのひとつに、脳内の免疫系が過剰に反応し、脳神経機能に異常をきたしていることが挙げられますが、免疫を抑制する細胞を含む臍帯血を投与することにより、脳神経機能が改善することが期待されます。
本研究は、株式会社ステムセル研究所に自身の臍帯血(自家臍帯血有核細胞)が保管されているASDの小児を対象に行う臨床研究として、2024年4月の開始を目指します。
<大阪公立大学>
大阪公立大学は、大阪市立大学と大阪府立大学を母体とした新たな公立大学として2022 年 4 月に開学した、12学部・学域、大学院15研究科の幅広い学問領域を擁する全国最大の公立総合大学です。大阪をはじめ我が国全体の発展を牽引する「知の拠点」として、世界レベルの高度研究型大学を目指しています。
<株式会社ステムセル研究所>
株式会社ステムセル研究所は、再生医療・細胞治療を目的とした、「さい帯血」や「さい帯」等の周産期組織由来の細胞バンク事業及び、それらの細胞を利用した新たな治療法、再生医療等製品の開発、そしてこれらの事業基盤をベースにした再生医療・不妊治療・出産・子育て等の領域での事業開発及び投資等の事業展開を行っております。
設立年月日:1999年8月5日(東証グロース上場:7096)
資本金:7億480万円
代表取締役社長:清水 崇文(しみず たかふみ)
本社:〒105-0001東京都港区虎ノ門一丁目21-19 東急虎ノ門ビル2階
TEL:03-6811-3230
グループ会社:日本トリム(東証プライム上場:6788)
ホームペ-ジ:https://www.stemcell.co.jp/corporate/
※本件が業績に与える影響は軽微であります。
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執行役員/総合企画本部長 佐藤 英明
TEL:03-6811-3235 / MAIL:stemcell@stemcell.co.jp
<大阪公立大学>
広報課 上野 梓穂
TEL:06-6605-3411 / MAIL:koho-list@ml.omu.ac.jp
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