レイセオン、SPY-6レーダーシリーズに関し米海軍から5億3,600万米ドルの契約を受注
米海軍が保有する最新鋭の海上用レーダーに対する統合および試験支援業務を継続

マサチューセッツ州アンドーバー(2025年6月3日)— RTX(NYSE: RTX)の一事業部門であるレイセオンは、SPY-6レーダーシリーズに関し、米海軍より5億3,600万米ドルの契約を受注しました。これは、これまでに受注した統合および製造支援契約の継続契約であり、SPY-6(V)4によるフライトIIA駆逐艦のアップグレードを含んでいます。
今回の随意契約の下、レイセオンはSPY-6レーダーシリーズに対して、訓練、エンジニアリングサービス、艦艇への搭載、統合および試験、さらにレーダーの能力を向上させるためのソフトウェアのアップグレードを含む支援業務を継続して提供します。
レイセオンのネーバル・パワー部門プレジデントであるバーバラ・ボルゴノヴィは次のように述べています。
「SPY-6は、米海軍艦隊の最先端のレーダーであり、進化する脅威に対して新たなレベルの防御能力を艦艇にもたらします。本契約により、今後数十年にわたって米海軍の技術ロードマップを支える上でこのテクノロジーが果たす重要な役割が明確になりました」
SPY-6はこの度新たに米海軍の艦艇2隻に搭載され、2025年中にはさらに3隻への搭載が予定されており、各種試験が進められています。今後10年間で、SPY-6は60隻を超える米海軍艦艇へ配備され、対空・対水上・弾道ミサイル脅威に対する防御能力の強化が期待されています。
本契約に基づく業務は、2026年5月までに完了する予定です。
レイセオンについて
RTXの事業部であるレイセオンは、米国政府、同盟国、そしてパートナー国が国家主権を守り、安全保障を確保するための防衛ソリューションを提供しています。100年以上もの間、統合防空ミサイル防衛、スマート兵器、ミサイル、先進センサーとレーダー、迎撃ミサイル、宇宙ベースのシステム、極超音速システムおよび陸・海・空・宇宙にわたるミサイル防衛分野において、新技術の開発と既存能力の向上に努めてきました。
RTXについて
RTXは、世界最大の航空宇宙・防衛企業です。18万5千人の従業員からなる私たちのグローバルチームは、科学技術の限界に挑戦し、私たちの世界をつなぎ、守る方法を再定義しています。コリンズ・エアロスペース、プラット・アンド・ホイットニー、レイセオンという業界を牽引する事業部門は、航空を進歩させ、任務を成功に導く統合防衛システムを設計、世界中のお客様が直面する最重要課題に対処するお手伝いをすべく次世代の技術ソリューションを開発・製造しています。RTXはバージニア州アーリントンに本社を置き、2024年の売上高は800億ドルに達します。
※ この資料はRTXが 2025年6月3日(現地時間)に発表したプレスリリースを日本語に翻訳・要約し、配信するものです。資料の内容および解釈については英語版が優先されます。
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