IDaaS（認証ソリューション）のAuth0、野村證券の投資情報アプリ「FINTOS!（フィントス！）」の認証基盤導入を支援

2つのDX（デジタルトランスフォーメーションと開発者体験）向上のための認証ソリューションを提供するAuth0株式会社（本社：東京都渋谷区、カントリーマネージャー：大須賀利一）は、野村證券株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：奥田健太郎、以下、野村證券）が、Auth0（オースゼロ）を導入したことを本日発表しました。
これにより、野村證券が運営する投資情報アプリ「FINTOS!」において、安全な顧客認証と、利便性の高いサービス提供を実現しました。

お客様のポケットに投資アドバイサー「FINTOS!」を
野村證券が2021年2月にローンチした投資情報アプリ「FINTOS!」は、お客様の役に立つ投資情報をタイムリーに提供しています。野村グループならではのリサーチ力、レポート力などによる確かな情報で、お客様の資産運用をサポートし、「お客様に満⾜いただける未来を⼀緒に創っていく」という想いで構築したアプリです。
 
「FINTOS!」は野村證券の既存のお客様だけでなく、口座をお持ちでないお客様もお使いいただけます。そのため、認証バリエーションを増やすことも、事業の大事な課題になっています。さらに口座をお持ちでないお客様にも認証サービスを提供することで、今まで以上に適切な投資情報やアドバイスを一人一人にお届けできます。また、投資助言業として金融サービスを提供するためには、金融商品取引法や個人情報保護法の遵守や、厳格なセキュリティが求められます。このような背景から、世界各国で安全なアクセスのためのIDaaSサービスを提供しているAuth0の認証管理を導入することになりました。

未来に備えるAuth0のアジリティ
Auth0は柔軟な拡張性を持つ認証管理を提供しており、さまざまなニーズに合わせて最適な導入方法を提案いたします。今回の「FINTOS!」アプリを担当する野村ホールディングスの「未来共創カンパニー」という社内横断組織は、野村グループのデジタル・トランスフォーメーションやイノベーションを推進し、既存サービスのデジタル化や社内外の技術を活用することで、グループ一体となったデジタル戦略を進めています。その中で、変化し続けるITトレンドや技術に対して金融機関の対応が遅いケースが多く、この先を見据え、拡張性で素早く対応できるサービスを検討した結果、Auth0の導入を決めました。

今回の導入にあたり、「FINTOS!」のプロジェクト責任者である、野村ホールディングス株式会社 執行役員 未来共創カンパニー長 池田 肇氏は以下のように述べています。
「我々『未来共創カンパニー』の理念はお客様のニーズやカスタマージャーニーなどをベースに物事をつくっていくことです。さらに、お客様の中にある潜在的なニーズを喚起・顕在化し、解決しなければなりません。Auth0は『FINTOS!』アプリ、そして今後の弊社デジタルサービスにおいて、お客様の認証の便利性や安全性に不可欠なサービス・機能を提供してくれています。」

また本発表について、Auth0カントリーマネージャーの大須賀利一は、以下のように述べています。
「この度は、お客様のニーズを満たすために様々な取り込みを推進している野村證券様のデジタル化をサポートできることを大変光栄に思います。利便性の向上と同時に、国際基準に沿ったセキュリティや顧客情報の管理は今後、日本企業が向き合うべき課題となります。『FINTOS!』が今後活用されていくことを楽しみにしています。」

最近Oktaの傘下企業に加わったAuth0は、ユーザーのセキュリティ、個人情報保護、利便性のニーズを満たそうとする組織を支援する最新のIDプラットフォームを提供しています。

Auth0（オースゼロ）について
Auth0は、アプリケーション、デバイス、ユーザーの認証、認可、そして安全なアクセスのためのプラットフォームを提供しています。毎月何十億ものログイントランザクションを保護し、複雑で開発者の負荷が高い認証機能の実装をAuth0に任せることで開発者体験（DX）を向上、企業のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進しながら、企業が世界中の顧客に信頼できる優れたデジタル体験を提供できるようにサポートしています。