HPEとSAPが提携し、SAP HANA(R) Enterprise CloudをHPE GreenLakeクラウドサービスとともに提供
HPE GreenLakeとともに提供されるSAP HANA(R) Enterprise Cloud, customer editionは、SAP環境をオンプレミスに維持しながらクラウドの機能を活用し、SAP S/4HANAへの移行を促進
※本リリースは、ヒューレット・パッカード エンタープライズ(本社:米国カリフォルニア州サンノゼ、以下:HPE)が、2020年8月6日(現地時間)に発表した英文リリースに基づいて作成した日本語抄訳です。原文は以下をご参照ください。
https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2020/08/hpe-and-sap-partner-to-deliver-sap-hana-enterprise-cloud-with-hpe-greenlake-cloud-services.html
HPEは本日、SAPと提携し、SAP HANA(R) Enterprise Cloud, customer edition を、お客様が選択したデータセンターあるいはコロケーション施設において、エッジでのフルマネージドサービスとして、HPE GreenLakeとともに提供する計画を発表しました。お客様は、自社のSAP(R)ソフトウェア環境とデータをオンプレミスで維持しながら、HPE GreenLakeを利用して、サブスクリプションベースの俊敏で柔軟な、一貫したクラウドエクスペリエンスをSAPから得ることができるようになります。
SAPが提供する新しいSAP HANA Enterprise Cloud, customer editionは、SAPのお客様からの主要なニーズに対応しています。IDCの調査によると、アプリケーションの70%はパブリッククラウド外にあるとされています(*1)。各アプリケーション間の複雑な関係、データ重力と主権、セキュリティとコンプライアンスに関する懸念、そしてパブリッククラウドのコストが予測できないなど、複数の要因が関わっています。実際、451 Researchによると、データの移送に伴う高額な課金が発生すると、ユーザーはパブリッククラウド内にデータを保管する場合の2.5倍以上の費用を負担する可能性があります(*2)。
HPE GreenLakeによりSAPは、一貫した、自動化されたクラウドエクスペリエンスと、柔軟なサブスクリプションベースのas-a-serviceモデルでSAP HANA Enterprise Cloud, customer editionを提供できるようになります。HPE GreenLakeの堅牢なクラウドサービスとコンプライアンス分析ツールを通じ、SAPは、SAP HANA Enterprise Cloudの特長として定評のあるオンプレミスのきめ細かな運用サービスとアプリケーション管理サービスを、お客様が選択した場所で提供可能になります。このパートナーシップは、HPEとSAPの長年にわたる関係の延長線上にあります。さらに、HPEのグローバルな事業展開と、両社共通のお客様の間で信頼され確立されたブランドであることも、SAPがHPEとの提携を選択した理由です。
HPEのHPE GreenLake Cloud Services担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるキース・ホワイト(Keith White)は次のように述べています。
「クラウドの俊敏性と柔軟性から恩恵を受けながら、同時にオンプレミス展開によるセキュリティ、データ主権、コンプライアンス、視認性、コスト管理を実現するために、HPE GreenLakeへのニーズが高まっています。急速に成長しているHPE GreenLakeによるクラウドサービス事業と、SAPワークロードを支えてきたマーケット・リーダーシップを組み合わせることで、HPEとSAPが長年にわたって築き上げてきた幅広く実績あるパートナーシップをさらに発展させる絶好の機会が生まれています。」
SAPのEnterprise Cloud Services担当グローバル責任者であるピーター・プルーイム(Peter Pluim)氏は次のように述べています。
「SAPとHPEとの長年の歴史に加え、業界をリードするソリューションでオープンイノベーションを実現するというSAPの取り組みにおいては、常にお客様のニーズを最優先に考えてきました。新たな導入モデルであるSAP HANA Enterprise Cloud, customer editionは、公共部門や規制産業のお客様など、マネージドプライベートクラウドの柔軟性とサービスレベルを求めながらも、システムを自社のデータセンター内に置かなければならないお客様のニーズにダイレクトに対応するものです。SAPとHPEは、HPE GreenLakeによるクラウドサービスと、SAPのきめ細かな運用サービスおよびアプリケーション管理サービスによってこれを実現することで、両社のお客様が新たな価値を生み出し、新しい体験を作り出すことを支援します。」
SAP HANA Enterprise Cloud, customer edition
この新しいSAP HANA Enterprise Cloud, customer editionは、最適化されたアーキテクチャを備えています。このアーキテクチャは、SAPソフトウェア向けに認定され、あらかじめ設定されたコンピュート、ストレージ、ネットワーキング技術などを含む、セキュアでハイパフォーマンスなインフラストラクチャにより構成されています。
SAPは、HPE GreenLakeクラウドサービスを通じて包括的なインフラストラクチャを提供できるようになります。HPE GreenLakeのインフラストラクチャは、検証可能なSAPのベンチマークテストにおいて、SAPのお客様からの大規模なワークロード要求に対応して拡張可能であることが証明されています。HPEはこのインフラストラクチャの供給、導入、管理を行います。SAPは、オペレーティングシステム、SAP HANAデータベース、およびSAP S/4HANAやSAP BW/4HANAといったSAP HANA Enterprise Cloudカタログに掲載されたアプリケーションを含む、複雑なプライベートクラウド環境を運用するための専門知識を適用します。SAP HANA Enterprise Cloud, customer editionは、ターンキー、OPEXモデル、クラウドサブスクリプションベースのソリューションとしてSAPから提供されます。
HPE GreenLakeの詳細については、https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.html をご覧ください。
〈注記〉
*1 IDC Cloud Pulse 1Q20 Survey Findings, May 2020
*2 451 Research "The cloud bandwith tax punishes those focused on the short term," January 18, 2019
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、エッジからクラウドまでのプラットフォームをas-a-serviceとして提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。
本資料に含まれる歴史的事実以外の記述はすべて1995年米国民事証券素量改革法に定義される将来の見通しに基づいています。SAPに関する「予期する」、「考える」、「推定する」、「期待する」、「予測する」、「意図する」、「可能性のある」、「計画する」、「見積もる」、「~になると考えられる」、「~する予定である」、およびこれらと同様な表現は、将来の見通しに基づく表明を示すことを意図したものです。SAPはいずれの将来の見通しに基づく記述についても、公に更新または改訂する義務を負いません。すべての将来の見通しに基づく記述には、様々なリスクと不確定性が伴い、実際の結果が予想と大きく異なる可能性があります。SAPの将来的な業績に影響する要因については、SAPが米国証券取引委員会(SEC)に提出した直近の年次報告書(Form 20-F)を含め、SAPのSECへの提出書類に詳細に記載されています。これら将来の見通しに基づく記述はそれぞれの発表時点においてのみ行われたものであり、これらに過度に依存することがないようご注意ください。
SAPおよびその他のSAP製品とサービス、ならびにそのそれぞれのロゴは、ドイツにあるSAP SEやその他世界各国における商標または登録商標です。商標に関するその他の情報は https://www.sap.com/copyright をご覧ください。
(C) 2020 SAP SE. All rights reserved.
■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html
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このプレスリリースで使用されているその他の製品名は識別の目的のためのみに使用されており、それぞれの企業の商標である場合があります。
■お客様からのお問い合わせ先
(記事掲載時のお問合わせ先もこちらでお願いいたします。)
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186 (携帯、PHS:03-5749-8279)
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製品およびサービスに関する保証条件は製品およびサービスに付属する保証書に明示された保証条件のみによるものとし、本ニュースリリースの記載内容はいかなる追加保証をも行なうものではありません。当社は本レターの記載内容に技術上の誤り、欠落または本ニュースリリース作成にあたっての誤り、記載漏れがあった場合でも何ら責任を負わないものとします。
https://www.hpe.com/us/en/newsroom/press-release/2020/08/hpe-and-sap-partner-to-deliver-sap-hana-enterprise-cloud-with-hpe-greenlake-cloud-services.html
HPEは本日、SAPと提携し、SAP HANA(R) Enterprise Cloud, customer edition を、お客様が選択したデータセンターあるいはコロケーション施設において、エッジでのフルマネージドサービスとして、HPE GreenLakeとともに提供する計画を発表しました。お客様は、自社のSAP(R)ソフトウェア環境とデータをオンプレミスで維持しながら、HPE GreenLakeを利用して、サブスクリプションベースの俊敏で柔軟な、一貫したクラウドエクスペリエンスをSAPから得ることができるようになります。
SAPが提供する新しいSAP HANA Enterprise Cloud, customer editionは、SAPのお客様からの主要なニーズに対応しています。IDCの調査によると、アプリケーションの70%はパブリッククラウド外にあるとされています(*1)。各アプリケーション間の複雑な関係、データ重力と主権、セキュリティとコンプライアンスに関する懸念、そしてパブリッククラウドのコストが予測できないなど、複数の要因が関わっています。実際、451 Researchによると、データの移送に伴う高額な課金が発生すると、ユーザーはパブリッククラウド内にデータを保管する場合の2.5倍以上の費用を負担する可能性があります(*2)。
HPE GreenLakeによりSAPは、一貫した、自動化されたクラウドエクスペリエンスと、柔軟なサブスクリプションベースのas-a-serviceモデルでSAP HANA Enterprise Cloud, customer editionを提供できるようになります。HPE GreenLakeの堅牢なクラウドサービスとコンプライアンス分析ツールを通じ、SAPは、SAP HANA Enterprise Cloudの特長として定評のあるオンプレミスのきめ細かな運用サービスとアプリケーション管理サービスを、お客様が選択した場所で提供可能になります。このパートナーシップは、HPEとSAPの長年にわたる関係の延長線上にあります。さらに、HPEのグローバルな事業展開と、両社共通のお客様の間で信頼され確立されたブランドであることも、SAPがHPEとの提携を選択した理由です。
HPEのHPE GreenLake Cloud Services担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるキース・ホワイト(Keith White)は次のように述べています。
「クラウドの俊敏性と柔軟性から恩恵を受けながら、同時にオンプレミス展開によるセキュリティ、データ主権、コンプライアンス、視認性、コスト管理を実現するために、HPE GreenLakeへのニーズが高まっています。急速に成長しているHPE GreenLakeによるクラウドサービス事業と、SAPワークロードを支えてきたマーケット・リーダーシップを組み合わせることで、HPEとSAPが長年にわたって築き上げてきた幅広く実績あるパートナーシップをさらに発展させる絶好の機会が生まれています。」
SAPのEnterprise Cloud Services担当グローバル責任者であるピーター・プルーイム(Peter Pluim)氏は次のように述べています。
「SAPとHPEとの長年の歴史に加え、業界をリードするソリューションでオープンイノベーションを実現するというSAPの取り組みにおいては、常にお客様のニーズを最優先に考えてきました。新たな導入モデルであるSAP HANA Enterprise Cloud, customer editionは、公共部門や規制産業のお客様など、マネージドプライベートクラウドの柔軟性とサービスレベルを求めながらも、システムを自社のデータセンター内に置かなければならないお客様のニーズにダイレクトに対応するものです。SAPとHPEは、HPE GreenLakeによるクラウドサービスと、SAPのきめ細かな運用サービスおよびアプリケーション管理サービスによってこれを実現することで、両社のお客様が新たな価値を生み出し、新しい体験を作り出すことを支援します。」
SAP HANA Enterprise Cloud, customer edition
この新しいSAP HANA Enterprise Cloud, customer editionは、最適化されたアーキテクチャを備えています。このアーキテクチャは、SAPソフトウェア向けに認定され、あらかじめ設定されたコンピュート、ストレージ、ネットワーキング技術などを含む、セキュアでハイパフォーマンスなインフラストラクチャにより構成されています。
SAPは、HPE GreenLakeクラウドサービスを通じて包括的なインフラストラクチャを提供できるようになります。HPE GreenLakeのインフラストラクチャは、検証可能なSAPのベンチマークテストにおいて、SAPのお客様からの大規模なワークロード要求に対応して拡張可能であることが証明されています。HPEはこのインフラストラクチャの供給、導入、管理を行います。SAPは、オペレーティングシステム、SAP HANAデータベース、およびSAP S/4HANAやSAP BW/4HANAといったSAP HANA Enterprise Cloudカタログに掲載されたアプリケーションを含む、複雑なプライベートクラウド環境を運用するための専門知識を適用します。SAP HANA Enterprise Cloud, customer editionは、ターンキー、OPEXモデル、クラウドサブスクリプションベースのソリューションとしてSAPから提供されます。
HPE GreenLakeの詳細については、https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.html をご覧ください。
〈注記〉
*1 IDC Cloud Pulse 1Q20 Survey Findings, May 2020
*2 451 Research "The cloud bandwith tax punishes those focused on the short term," January 18, 2019
■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、エッジからクラウドまでのプラットフォームをas-a-serviceとして提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。
本資料に含まれる歴史的事実以外の記述はすべて1995年米国民事証券素量改革法に定義される将来の見通しに基づいています。SAPに関する「予期する」、「考える」、「推定する」、「期待する」、「予測する」、「意図する」、「可能性のある」、「計画する」、「見積もる」、「~になると考えられる」、「~する予定である」、およびこれらと同様な表現は、将来の見通しに基づく表明を示すことを意図したものです。SAPはいずれの将来の見通しに基づく記述についても、公に更新または改訂する義務を負いません。すべての将来の見通しに基づく記述には、様々なリスクと不確定性が伴い、実際の結果が予想と大きく異なる可能性があります。SAPの将来的な業績に影響する要因については、SAPが米国証券取引委員会(SEC)に提出した直近の年次報告書(Form 20-F)を含め、SAPのSECへの提出書類に詳細に記載されています。これら将来の見通しに基づく記述はそれぞれの発表時点においてのみ行われたものであり、これらに過度に依存することがないようご注意ください。
SAPおよびその他のSAP製品とサービス、ならびにそのそれぞれのロゴは、ドイツにあるSAP SEやその他世界各国における商標または登録商標です。商標に関するその他の情報は https://www.sap.com/copyright をご覧ください。
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