【株式会社Momo】6月施行の熱中症対策強化(罰則付き)に対応!「バイタルPalette」に作業員の心拍・血圧異常の自動検知・警告機能を追加

~ 臨床研究に基づくアルゴリズムで "見つける・判断する" を支援、現場の安全管理をDXで進化 ~

株式会社Momo

株式会社Momo(本社:神戸市、代表取締役:大津 真人、以下「Momo」)は、作業員の安全管理ソリューション「バイタルPalette」に、心拍数および血圧の異常をリアルタイムで検知し、管理者に即時メールで通知する新機能を追加し、本日より提供開始します。本機能は、2025年6月1日より施行される厚生労働省の「職場における熱中症対策の強化(罰則付き)」への対応を支援し、特に建設現場をはじめとする高温多湿環境下での作業員の健康リスク低減に貢献します。

開発の背景

深刻化する熱中症リスクと企業の安全配慮義務 近年の気候変動による猛暑日の増加は、屋外や高温環境で働く作業員の熱中症リスクを著しく高めています。これを受け、厚生労働省は2025年6月1日より、事業者に対してより具体的な熱中症対策を義務付け、違反した場合の罰則(例:罰金等)も設ける「職場における熱中症対策の強化」を施行します。

この法改正により、企業には熱中症リスクのある作業員を「見つけ」、その状態を「判断し」、適切な「対応をとる」という一連の対策が求められるようになりました。しかし、従来の見回りや作業員の自己申告だけでは、熱中症の兆候を早期に「見つけ」、正確に「判断する」ことが難しく、健康被害が発生してしまうケースも少なくありませんでした。そのため、企業には、作業員の安全と健康を守るための、より実効性のある対策と客観的なデータに基づいた管理体制の構築が喫緊の課題となっています。

「バイタルPalette」新機能の概要

作業員の“もしも”を未然に防ぐ 「バイタルPalette」では、従来より作業員の体温異常を検知し、管理者にメールで警告する機能を提供してまいりました。 この度追加された新機能は、作業員が装着するウェアラブルデバイスから得られるバイタルデータを活用します。Momoは、臨床研究論文に基づく独自のアルゴリズムを開発し、新たに以下の2つの機能を実装しました。

1. 心拍数の計測・計算による作業負荷の数値化

2. 血圧の計測・計算による熱中症に伴う脱水症状の数値化

これらの機能により、個々の作業員の状態に応じた高精度な検知を実現し、心拍数や血圧における異常の兆候を遠隔で捉えることができます。 これらのデータに基づき、異常の兆候が見られた際には、即座に管理者へメールで警告通知を行います。この検知システムとメール警報機能により、今回の法律改正で求められる熱中症リスクの「見つける」「判断する」という重要なプロセスを支援します。これにより、誤報を低減しつつ、重大な健康リスクの早期発見をサポートし、一人の管理者でも複数人の作業員の健康状態の異変を遠隔から迅速に把握し、休憩指示や医療機関への連携など、適切な初期対応をとることが可能になります。

導入によるメリット

法令遵守と「人」を守る経営の実践 -法令遵守の徹底:厚生労働省の新指針に準拠した具体的な対策を実施できます。

-労災リスクの低減: 熱中症をはじめとする健康起因の事故を未然に防ぎ、企業の損失を回避します。

-管理業務の効率化: 客観的データに基づくアラートにより、管理者の目視確認や声かけの負担を軽減し、効率的な安全管理を実現します。

-従業員の安心感向上: 会社が自身の健康状態を見守ってくれているという安心感が、作業員のモチベーション向上や定着率アップに繋がります。

-企業価値の向上: 従業員の安全衛生を重視する企業姿勢は、社会的な信頼性を高め、ESG経営の観点からも評価されます。

「バイタルPalette」について

「バイタルPalette」は、作業員の体温、血圧、血中酸素濃度、心拍数といった重要なバイタルデータを、IoT技術を活用してリアルタイムに収集し、クラウド上で一元的に管理する安全管理ソリューションです。これにより、現場の熱中症リスクをはじめとする作業員の健康状態を遠隔から的確に把握し、迅速な対応を支援します。 今回の機能追加により、作業員のより直接的な健康状態のモニタリングが可能となり、一層きめ細やかな安全管理体制の構築を支援します。

今後の展望

Momoは、今後も「バイタルPalette」をはじめとするIoTテクノロジーを活用し、建設業界をはじめ、製造、物流、警備など、多様な現場で働く人々の安全と健康を守るためのソリューション開発を推進してまいります。そして、この「バイタルPalette」を通じて、お客様の現場における熱中症患者ゼロの実現を強く目指してまいります。

お問い合わせはこちらから

https://momo-ltd.com/contact/

株式会社Momoについて

回路設計・通信・データベース・解析・可視化・UIまでを一気通貫で実現するPalette IoTを擁し、IoTサービスの社会実装を行っており、農業・建設・公共・工場など幅広い分野での実績がある。

所在地:

(神戸本社) 〒650-0024兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-14 大島ビル33号室

(大阪オフィス) 〒532-0011 大阪府大阪市淀川区西中島2-7-1

設 立:2016年3月9日

取引実績

KDDI株式会社、東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)、西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)、西日本電信電話株式会社(NTT西日本)、ENEOS株式会社、パナソニック株式会社、大成建設株式会社、株式会社奥村組、西松建設株式会社、株式会社NIPPO、ショーボンド建設株式会社、東亜建設工業株式会社、株式会社不動テトラ、株式会社鴻池組、株式会社IHIインフラ建設、蜂谷工業株式会社、池田金属工業株式会社、協和機電工業株式会社、国立大学法人名古屋大学、学校法人立命館、国立大学法人大阪大学など(※敬称略、順不同)。

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会社概要

株式会社Momo

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URL
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業種
情報通信
本社所在地
兵庫県神戸市中央区海岸通3-1-14 大島ビル33号
電話番号
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代表者名
大津真人
上場
未上場
資本金
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設立
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