AI音声文字起こしソフトウェア「SecureMemo」、WeChat等のチャットツールで利用されるsilkファイル形式に対応
~silkファイルの文字起こしで、ボイスメッセージ等の文字起こしを実現~
Nishika株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:山下達朗 以下Nishika)は、AI音声文字起こしソフトウェア「SecureMemo」において、WeChatをはじめとしたチャットツールのボイスメッセージ機能などで広く使用されるsilkファイル形式に対応した文字起こし機能をリリースしました。
silkファイル形式は、さまざまな音声通信プラットフォームで採用されており、この形式への対応により、中国語のボイスメッセージ等さまざまな音声データの効率的な文字起こしが可能になります。
本リリースの主なポイント
■ silkファイル形式の文字起こしに対応
silkファイル形式を使用するWeChatやその他の音声サービスから出力された音声データを、「SecureMemo」で簡単に文字起こしできます。これにより、幅広いプラットフォームで使用される音声データに対応し、業務活用の幅が広がります。
■ オフライン処理による高いセキュリティ
silkファイル形式の音声データをオフラインで処理するため、データが外部に送信されることなく、安全な環境で利用できます。高機密情報を扱う業務にも適しています。
具体的なユースケース
WeChatのボイスメッセージファイルの文字起こし
状況:多国籍企業がWeChatやその他の音声サービスでやり取りした音声データを記録・分析。
活用:チャットツールに保存されたボイスメッセージ(silkファイル形式)の音声を一つ一つ聞き直す必要がなく、一括での文字起こしが可能。SecureMemoは約100言語に対応しているため、中国語の音声の文字起こしや日本語への翻訳も可能。これによりコミュニケーションのテキスト化や日本語での解読・検索などがセキュアな環境で簡単にできるようになります。
AI音声文字起こしソフトウェア「SecureMemo」とは
■セキュリティ重視のオンプレミス設計
外部ネットワークから遮断された環境で、安全に音声データを処理・保存できます。
■圧倒的な文字起こし精度96.2%
独自開発の音声認識AI「shirushi」を搭載し、ノイズ混じりや明瞭でない音声でも正確に文字起こし。
■国内初のオフライン環境での自動要約生成
オンプレミスでの生成AI要約機能を搭載し、トピック別要約や決定事項・議事要旨要約を提供します。
■多言語文字起こしおよび翻訳機能
約100言語の音声文字起こしと翻訳に対応しています。
■自動話者識別
事前の声紋登録なしで、話者を高精度に識別します。
Nishikaの目指すところ
Nishikaは「テクノロジーですべての人が誇りを持てる社会を」をビジョンに掲げ、企業の生産性を高める新たなデータ資産創出に取り組んでいます。中でも、SecureMemo/SecureMemoCloudを通じて「企業の会議を全てデータ化する」ことをプロダクトビジョンとしており、日本のビジネス会議における会話情報を精度高く記録・構造化することで、付加価値の高い情報活用を実現することを目指しています。
具体的には、より大規模なデータセットでの訓練や音声AIと生成AIの統合により、音声認識精度のさらなる向上を追求するとともに、人間の作成する水準に匹敵する高度な議事録作成機能の開発を推進。これらの技術的チャレンジを経て、多くのビジネスパーソンにとって議事録や会議録の作成負荷を大きく軽減し、これまで捨てられていた音声情報から新たな経営資産を創出していきます。
今後もNishikaは、あらゆるビジネスシーンでテクノロジーが身近な存在となるためのサービスを提供し、法人企業様のさらなる成長や事業効率化に貢献してまいります。
お問い合わせ先
Nishika株式会社 SecureMemo事業部(担当: 角本)
securememo@nishika.com
https://info.nishika.com/service/securememo-inquiry
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