建機自動化トータルサポートプラン「事故補償パック for RX」の提供を開始〜ARAV、三井住友海上が建設機械自動化の専用保険を開発〜
建設機械をはじめとした各種大型機械・装置の遠隔操作・自動運転ソリューションを提供するARAV株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役:白久レイエス樹、以下「ARAV」)は、MS&ADインシュアランスグループの三井住友海上火災保険株式会社(本社:東京都千代田区神田駿河台3-9、代表取締役社長:舩曵 真一郎、以下「三井住友海上」)と共同で、建設機械自動化の専用補償である「事故補償パック for RX」を開発し、本補償サービスを2025年4月より提供開始いたします。

■開発の背景・目的
近年の建設業では、「生産年齢人口の減少」や「災害の激甚化・頻発化」が深刻な課題となっています。特に生産年齢人口は、2040年度には2020年度比で約20%減少すると予測され(※)、生産性向上が急務です。建設業ではDX・RXの加速により業務形態の変革が進む一方で、現場作業そのものを省人化などによって生産性を向上させる取り組みはまだ十分に普及していません。背景には、工事会社様がロボティクスを活用した現場作業の遠隔化・自動化の導入に対して、事故リスクアセスメントや事故時の対応、さらには事故補償などの懸念を十分に払拭できていない現状があります。
(※)【出典】国立社会保障・人口問題研究所 「日本の将来人口推計 (令和5年度推計)」(出生中位(死亡中位)推計)
こうした懸念を解消し、建設機械の自動化をより安全・安心に推進するために、ARAVは三井住友海上と共同で、建設機械自動化システムにおける対人・対物事故に備える賠償責任保険を開発しました。本補償は、「事故補償パック for RX」として提供し、ARAVの建設機械自動化システムの導入に伴うリスクを包括的にサポートします。
■「事故補償パック for RX」の概要
「事故補償パック for RX」は、ARAV 建機自動化システムを後付けした建設機械の自動作業時に、操作ミスや設定の誤りなどが原因で第三者に身体障害・財物損壊を与えた場合に生じる法律上の損害賠償責任を補償する制度です(※但し、著しく不当と判断される請求については、保険金をお支払いできない場合があります)。

■今後の展開
三井住友海上とプロエージェントとARAVは、建設機械自動化の安心・安全な普及を後押しし、現場施工の省人化を通じて社会課題の解決と持続的な発展に貢献してまいります。
■建機自動化システム「ARAV 建機 RX システム」とは
お客様がお持ちの電子制御式の油圧ショベルに後付けすることで、作業を自動化させることができるRX(ロボティクス トランスフォーメーション)システムです。
従来は人力で行っていた、掘削・排土作業や、プラント・リサイクル施設などでの投入作業などを自動化し、お客様の設定に応じて指定した作業を実行可能です。これにより、建設現場やプラント・リサイクル施設などにおける人手不足を解消すると同時に、生産性の向上に貢献します。
■ARAV株式会社(よみ:アラヴ)
所在地:東京都文京区向丘2-3-10 東大前HiRAKU GATE9階
設立:2020年4月1日
代表者:白久 レイエス樹
公式HP:https://arav.jp/
■お問合せ
本件に関するお問い合わせはARAV株式会社公式HPまでお願い致します。
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