ユアサ商事のAI外観検査装置が 第67回十大新製品賞「モノづくり賞」を受賞しました

ユアサ商事株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長：田村 博之）とconnectome.design株式会社（東京都千代田区、代表取締役社長：佐藤 聡）が開発したAI外観検査装置・F[ai]ND OUT EXWが、日刊工業新聞社東京都中央区、代表取締役社長：井水 治博） 主催の2024年（第67回）十大新製品賞「モノづくり賞」を受賞しました。

【AI外観検査装置・F[ai]ND OUT EXW 概要】

F[ai]ND OUT EXW(ファインドアウトイーエックスダブリュ)は、製造業現場において目視や手作業で行われてきた外観検査の自動化を可能にします。このシステムでは、商品の両面を同時に撮影し、異物混入や破損などの欠陥をＡＩにより即座に検出します。また良品学習ＡＩが採用されているため、新たな品種を容易に学習させることが可能です。中小企業でも手軽に導入できる自動検査システムで、製造業において必要不可欠な検査工程に効率化と品質向上を実現します。⇒  https://www.yuasa.co.jp/solutions/faind-out/

  

ライン上に流れてくる商品を撮像し、AIで欠陥を検出。ヒートマップでNG位置を表示します。

   煎餅など食品の他、金属加工品や樹脂などの外観検査にも利用可能です。

【今後について】

ユアサ商事とconnectome.designが開発当初から大切にしてきたのは、様々な現場のニーズを捉えた「使う方ファースト」の考え方です。ユーザーフレンドリーなUIによりユーザーが製造現場で検査品種を追加できること、ランニング費用・ライセンスフィーともに無料、「教師なし学習」のAI技術によりAIに学習にかかる手間と時間を大幅に削減することができます。これによりAI外観検査装置の導入障壁を大幅に下げ、現場の検査工程の省人化・効率化を実現します。また、現場のニーズによる多様なカスタマイズも可能ですので、F[ai]ND OUT EXWの普及により、より一層、現場の省人化・効率化に貢献していきます。

【日刊工業新聞社「十大新製品賞」概要】

 

「十大新製品賞」は優秀新製品の開発奨励とわが国産業界の技術水準の向上に資することを目的として1958年に創設した制度で、その年に製品化され、発売された新製品の中から10点余を厳選し、表彰するもの。産業界の評価は年を追って高まっており、この種の賞としては現在「最も権威ある賞」として位置づけられています。応募対象は、以下の項目のいずれかに該当するものとなっています。

①  独創的な発明で、国内外で反響の大きかったもの

②  抜きん出た独創性はなくても、さまざまな工夫や研究改良により、性能が世界最高水準に達しているもの

③  至難とされていた技術上の問題を解決し、商品価値からみてわが国産業 技術の向上に著しく貢献するとみられるもの

④   産業、社会の発展に役立つ先導的役割を果たしたとみられるもの

■会社概要

ユアサ商事株式会社｜YUASA TRADING CO., LTD.（https://www.yuasa.co.jp/）

所在地  ：東京都千代田区神田美土代町7番地

代表者  ：代表取締役社長　田村 博之

設立    ：1919年6月25日

事業内容：産業機器、工業機械、住設・管材・空調、建築・エクステリア、 建設機械、エネルギー、その他分野に関する製品販売やサービス提供

connectome.design 株式会社（https://www.connectome.design）

所在地  ：東京都千代田区丸の内１丁目８番３号 丸の内トラストタワー本館20階

代表者  ：代表取締役社長 CEO 佐藤 聡

設立    ：2018 年6 月19 日

専門分野：人工知能、機械学習、コンサルティング、事業開発、データ解析、ディープラーニング、ニューラルネットワーク

                                               《本件に関するお問合せ先》

ユアサ商事株式会社 総合企画部　　TEL:[phone]　　E-mail:[e-mail]