SWCCグループ、高速LAN用ケーブル『FLANTEC®』シリーズを拡充 ~業界初のCat.6A対応・水平配線用超細径LANケーブルを販売開始~
SWCC株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役 CEO 社長執行役員:小又 哲夫)のグループ会社である冨士電線株式会社(本社:神奈川県伊勢原市、代表取締役社長:井上和彦、以下「冨士電線」)は、SWCCグループの高速LAN用ケーブルブランド『FLANTEC®(フランテック)』のラインナップを拡充するため、超高速の10Gbps伝送が可能なCategory 6A(以下、Cat.6A)規格に対応した水平配線用のU/UTP仕様の超細径LANケーブル「TPCC® 6A(S)/10GigaSコイル」を業界で初めて販売開始いたします。

■背景:日本の建物はいま、通信基盤の「神経」を入れ替える大きな転換期
現在、生成AIの普及によるデータセンターの増設やスマート工場でのリアルタイム制御、オフィスでのクラウド利用拡大などを背景に、建物内の通信基盤の「超高速・大容量」対応が急がれております。こうしたニーズは工場、オフィス、商用ビル、教育・医療機関、行政施設など多方面に広がっており、従来の10倍にあたる10Gbps(10ギガ)伝送に対応した新たな通信規格での整備が求められております。
一方、通信基盤の「神経」とも言うべきLANケーブルの通信速度を10倍(Cat.6A規格)にするためには、太くて硬いケーブルになるのが一般的で、既存の建物内での施工のしづらさが課題でした。
冨士電線は、この課題へのソリューションとして、業界初となる10Gbps伝送(Cat.6A対応)が可能な超細径単線導体を採用した、水平配線用LANケーブル「TPCC® 6A(S)/10GigaSコイル」を開発いたしました。
施工がしやすい「細さ」の特性を維持しながら、通信の安定性を損なわず、細さと長距離でも安定して大容量データを運べる信頼性を両立させています。
■製品特長:従来品と比べて約43%の細径化と約57%の軽量化に成功
① ケーブル細径・軽量化
今回開発した「TPCC® 6A(S)/10GigaSコイル」は、従来の標準仕様(23AWG×4P)と比較して、外径は約3.3mmの細径化(約43%低減)に、重量は約27kg/kmの軽量化(約57%低減)に成功しています。
この軽量化に伴い、輸送コストの低減と輸送に伴うCO2排出量の削減が期待できます。
② ケーブル曲げ半径の小径化
従来品より外径を40%以上細径化したことで、施工時のケーブル曲げ半径も40%以上縮小可能となり、配線作業の効率化に大きく貢献しています。

|
項目(ケーブル) |
従来品 |
超細径品 |
|---|---|---|
|
サイズ×対数 |
23AWG×4P |
28AWG×4P |
|
仕上外径(mm) |
約7.7 |
約4.4 |
|
曲げ半径(mm) |
31 |
18 |
|
概算質量(kg/km) |
47 |
20 |
|
水平ケーブル最大配線長(m) |
90 |
50 |
※細径導体(28AWG)を使用している為、水平ケーブル最大配線長は50mとなります。
本製品は、ケーブルの細径化とCat.6A規格が求める高い伝送性能の両立を実現しました。これにより、取り回しがしやすくなり、複数のケーブルを束ねて配線する際にも省スペース化が可能です。そのため、施工の自由度が高まり、今後の高速ネットワーク配線の新たな標準になることが見込まれます。
Cat.6A規格に対応したケーブルは、さらなる需要拡大が見込まれており、今後の通信環境の標準として活用されることが期待されます。本製品を含めた、Cat.6A製品群の出荷量は2030年度には、現在比で約1.5倍を目指し、販売および生産体制を強化してまいります。
SWCCグループは今後も、SWCCパーパス「いま、あたらしいことを。いつか、あたりまえになることへ。」のもと、変化する市場ニーズに対応し、技術革新を通じて持続可能な成長と社会への貢献を目指してまいります。
<参考>
・高速LAN用ケーブル新ブランド戦略導入について
https://www.swcc.co.jp/jpn/news/detail/2021/news_3712.html
【本件に関するお問合わせ先】
~ 照会先 ~
冨士電線株式会社 東京事務所
TEL:03-5217-0911
~ 報道機関お問合せ先 ~
SWCC株式会社 コーポレート・コミュニケーション部 広報グループ
inq-sonota@swcc-g.com
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