化粧品OEM:化粧品受託製造メーカーシーエスラボが原液100%の化粧品開発を強化
市場で着実に人気を集めている原液100%化粧品のポテンシャルを探る
この原液100%化粧品とは、化粧品の材料メーカーから出荷された材料に、
化粧品メーカーやOEMの工場で手を一切加えることなく商品化した化粧品を指し、
業界ではこの原液100%化粧品は「生詰め」と呼ばれているが、今、これらが注目されている。
Ⅰ. 原液100%とは?
ドラッグストアを主なチャネルとして販売されている原液100%化粧品には、さまざまな種類がある。
代表的なものを挙げてみよう。
1. コラーゲン
2. ヒアルロン酸
3. プラセンタエキス
4. ローヤルゼリーエキス、プロポリスエキス
5. アロエベラ液汁
6. 各精油類、エッセンシャルオイル
原液100%というと、例えばコラーゲンが100%含まれた商品であるようにも思えるが、
実際にはコラーゲンの含有量は問われない。
工場で手を加えていなければ、たとえコラーゲンの含有量が1%でも2%でも、「原液100%」と表示できる。
定義から言えば、ホホバオイルなどのオイルも原液100%に該当する。
1. ホホバオイル
2. オリーブオイル
3. スクワランオイル
4. 椿オイル
これらもまた、材料メーカーから出荷されたオイルを容器に詰めているだけであり、
まぎれもなく原液100%化粧品だ。原液100%化粧品の市場のすそ野は極めて広い。
Ⅱ. 原液100%の人気の秘密
原液化粧品の人気が高まり始めたのは5年ほど前から。
人気はいまも継続し、毎年のように新しい商品が市場に登場している。
あるメーカーがディスカウントストアチェーンで販売している小売価格500円の原液100%シリーズは、昨年秋の発売以来、累計10万本を売り上げる大ヒットを記録している。
なぜ、原液100%化粧品が女性の心をつかんでいるのだろうか。
1. 大きい効果が得られそう
2. 価格に手頃感がある
3. 用途が広く、使いやすい
1の効果については、「原液100%」という名称の力ともいえるだろう。
2の値頃感は、市場には上代1000円を切るような価格設定の商品が多いことから、
手軽に気軽に購入できるコスメとして、女性の中では位置づけられているようだ。
3の使いやすさとは、ただ肌に塗るだけではなく、化粧水や乳液、クリーム、化粧下地、日焼け止めクリーム、
ファンデーション、ヘアトリートメント等に加えて使うという利用方法があるためだ。
原液100%化粧品をプラスすることで、手持ちの他のコスメの効果も高まれば購入客のお買い得感は高まる。
原液100%化粧品はメーカーにとってもメリットが多い商品だ。
1. 利益率が高い
2. 短期間で販売できる
原液100%化粧品は、材料になんら手を加えずに商品化しているので、企画から製造、出荷までの時間が短く、
3ヶ月以内で出荷できる。
頻繁に移り変わる市場の動きや女性心理に合わせた迅速な対応が可能な点は、
原液100%化粧品の大きなメリットである。
Ⅲ. これからの原液100%化粧品
原液100%化粧品は将来性が高いカテゴリーだ。例
えば以下のような成分の原液100%化粧品が今後伸びていくと考えられる。
1. セラミド
2. アプリコットオイル
3. アルガンオイル
4. オーガニックオイル
5. オーガニックエキス
セラミドの効果については女性の間で浸透しているため、将来性は高い。オイルは、
顔だけでなくボディやヘアにも使えることから、需要が増しているカテゴリー。
アプリコットオイルやアルガンオイルは女性のイメージも高いことから、ポテンシャルは高そうだ。
複数の原液100%を組み合わせたブレンドタイプも有望な商品である。
1. ヒアルロン酸+コラーゲン
2. セラミド+プラセンタ
3. コラーゲン+セラミド
2種類だけではなく、3種類以上のブレンドも技術的には不可能ではない。
「保湿」や「美白」といった目的別のスペシャルブレンドの需要は高いはずだ。
この場合ある程度のロット数があれば、原料メーカーでの特注生産が可能となり、「原液100%MIX」が実現出来る。
現在のチャネルはドラッグストアがメインだが、今後は、エステサロンや皮膚科、
通販を舞台にした販売も進んでいくことが予想される。
また、値頃感のある原液100%だけでなく、ハイグレードな原液をシリーズ化し、
チャネルを絞り込んで販売されるケースも今後増えていくだろう。
まだ認知度はさほど高くないが、原液100%化粧品の伸びしろは非常に大きいことは間違いない。
問題は、安定性をいかに確保するかにある。弊社では原料メーカーとのコラボにより、細心の注意と技術駆使して、
安定性を担保した原液100%化粧品を手がけている。
今後共、女性の志向に答えたより良い製品開発に努めていく。
現代女性のニーズを踏まえた化粧品の開発を検討したい方はぜひ下記へ連絡してみてください。
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