木村石鹸の粉末洗濯洗剤「asuno(あすの)」が「2026年度グッドデザイン賞」を受賞

「あらう、すすぐ、のこさない」をテーマにした、中性・無香料の粉末洗濯洗剤

木村石鹸工業株式会社

木村石鹸工業株式会社(本社:大阪府八尾市、代表取締役社長:木村祥一郎)の粉末洗濯洗剤「asuno(あすの)」が、このたび2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。

asunoは、洗浄力や機能性の追求とは異なる視点で洗剤の本来の目的を見つめ直し、過剰な成分を衣類に残さない洗濯を提案した点が評価されました。

当社では今回の受賞を契機に、asunoのさらなる普及・展開に取り組んでまいります。

粉末洗濯洗剤asuno(あすの) 2026年度グッドデザイン賞を受賞

asunoブランドページ:https://www.kimurasoap.co.jp/collections/asuno

asunoとは

衣類本来の風合いを楽しみ、長く大切に着たい方へ「あらう、すすぐ、のこさない」をテーマにした、中性・無香料の粉末洗濯洗剤です。成分を衣類に残さないため、吸水性や風合いが保たれ、柔軟剤を使わずに洗えます。日常の汚れに的をしぼった洗浄力で、タオルもおしゃれ着も普段着もまとめて洗えます。

デザインのポイント

1. 中性粉末洗剤だから、おしゃれ着も普段着もすべて一緒に丸洗いできる

水洗い可能な衣類であれば、素材ごとに洗剤を分けずに洗えます。無香料のため、衣類に香りも残しません。ベントナイト(膨潤性のある鉱物)の配合により、柔軟剤なしでもやわらかな仕上がりになります。

2. 粉末のコンパクトさを保ちながら、溶け残りなど課題点を解決し、冷水でも溶けるように

水に溶けると反応して発泡する成分を配合し、冷水でも溶けやすくしました。粉末が舞うのを防ぐため、親水性の界面活性剤で粉末を湿らせています。

3. 成分もパッケージも、環境負荷に配慮

洗剤の生分解性は87.3%[生分解性試験OECD法試験](12.7%はベントナイト。洗浄成分のみの生分解性は100%)です。プラスチック使用を最小限に抑える観点から、パッケージはできるだけ薄くし、計量スプーンは同梱せずご家庭のスプーンで代用いただく設計にしました。別売の詰め替え容器には、調湿性のある木材の桐箱を採用しています。

開発の背景

洗剤にはさまざまな機能や洗浄力が求められるようになり、洗剤選びの幅は広がってきました。そうしたなかで私たちは、日常の汚れを衣類への負担を抑えて落とし、洗剤の成分をできるだけ残さない洗濯を考えてきました。普段の暮らしで衣服を大きく汚すことは意外と少なく、衣服ごとに洗剤を使い分ける手間もあります。そこで、日常の汚れに的をしぼった「ちょうどいい洗濯」を目指しました。

粉末洗剤は、濃度が高いため使用量が少なく済み、保管しやすいという特長があります。軽くコンパクトで輸送もしやすく、排気ガスの削減につながるほか、容器のプラスチック使用量も抑えられます。こうした粉末洗剤のよさを生かしながら、溶け残りや粉の飛散といった課題に向き合うことで、毎日使いやすい粉末洗剤をつくれないかと考えました。あわせて、生活排水による下水処理の負担を軽減できるよう、高い生分解性も目指しました。

代表コメント 

木村祥一郎(木村石鹸工業株式会社 代表取締役社長)

毎日の洗濯を、もう少しシンプルに、気持ちのいいものにできないか。asunoは、そんな問いから「あらう、すすぐ、のこさない」という洗濯の基本を見つめ直した洗剤です。

何を加えるかを考えるときに、本当に必要なものは何かにも立ち返る。そうしたものづくりの姿勢も含めて、今回の受賞を受け止めています。洗濯は、暮らしの中で何度も繰り返す小さな営みです。その時間や洗い上がりが少し気持ちよくなることを、私たちは大切にしていきたいと思います。

グッドデザイン賞審査委員の評価コメント

創業100余年にわたり釜焚き製法を継承してきた木村石鹸による本製品は、洗剤の本来あるべき目的を再定義する真摯なアプローチとして高く評価できた。過酷な市場競争のなかで追求されてきた「強い洗浄力」や「機能性の付加」は、未分解の生活排水による水質汚濁や富栄養化、生態系破壊といった環境課題を引き起こす一因となってきた。さらに、衣類洗浄における手肌へのアレルギー誘発など、人体へのリスクも懸念されている。本製品の存在意義は、生活者の選択肢を拡充するのみならず、持続可能な社会に向けた強いメッセージを投げかける点にある。

受賞概要

受賞対象名:粉末洗濯洗剤「asuno」

受賞年度・賞名:2026年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)

受賞番号:26G020051

カテゴリ/審査ユニット:衛生用品/02 パーソナルケア用品

プロデューサー:木村石鹸工業株式会社 代表取締役 木村祥一郎

デザイナー:SUNA 長砂佐紀子

受賞企業・事業主体:木村石鹸工業株式会社

GOOD DESIGN EXHIBITION 2026

2026年10月31日(土)〜11月4日(水)に開催される「2026年度グッドデザイン賞」の全受賞対象を紹介するイベント「GOOD DESIGN EXHIBITION 2026」にて展示します。

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、1957年創設の、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨のしくみです。製品、建築、サービス、システム、地域の取り組みなど、有形無形を問わず、さまざまなものごとを対象としています。受賞のシンボル「Gマーク」は、よいデザインを社会に広げるマークとして親しまれています。2026年度は第70回の節目にあたります。

https://www.g-mark.org/

木村石鹸について

木村石鹸工業は大正13年(1924年)創業、大阪府八尾市の老舗石鹸メーカーです。

創業以来受け継いできた「釜焚き製法」を今も職人が守り続け、石けん成分を一からつくる、国内でも稀少なメーカーとして2024年100周年を迎えました。

長年にわたってOEM(受託製造)を主軸としてきましたが、4代目社長・木村祥一郎が2013年に入社後、自社ブランド「SOMALI(そまり)」を皮切りに、「C SERIES」「12/JU-NI(ジューニ)」など自社ブランドを次々と立ち上げました。

そして2025年7月には、社会・環境への取り組みを国際的に認証する「B Corp™︎」を受けました。

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ビジネスカテゴリ
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会社概要

木村石鹸工業株式会社

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URL
http://www.kimurasoap.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
大阪府八尾市北亀井町2-1-30
電話番号
072-994-7333
代表者名
木村祥一郎
上場
未上場
資本金
2900万円
設立
1976年04月