【入国制限調査:30カ国対象】海外在住日本人に聞いた、在住国の入国状況の変化を調査
解除の見通しがある国が多数。しかし、各国で条件に大きな差がみられる結果に
新型コロナウイルス(COVID-19)の流行によって、各国の政府は、2020年の春から、国境の閉鎖や空港便の停止などの入国制限、外出の禁止や自粛要請などの制限を実施しました。
今回ロコタビに登録する海外在住日本人と連携して調査した「各国の入国制限、外出制限の状況」について在住者から頂いた言葉をそのまま紹介させていただきます。
- 2020年6月5日現在、外務省は全世界に対して一律に「レベル2(不要不急の渡航は止めてください)」を発出している他、従前の危険情報として渡航中止勧告(レベル3)や退避勧告(レベル4)を発出している国・地域もあります。
- 新型コロナウイルスをめぐる各国の対応策は極めて流動的ですので、本情報の内容から更に変更されている可能性もあります。
- 各国当局のホームページを参照する他、在京大使館に確認する等、最新の情報を十分に確認してください。
[質問]日本からの入国制限について、以下の項目のうち、あてはまるものを教えてください。
- 現在も制限されていて、〇日後に解除予定がある。
- 制限が解除されていて、隔離措置などの条件はない。
- 制限が解除されているが『入国後〇日間の隔離措置』などの条件がある。
- 現在も制限されていて、解除の見通しは立っていない。
[回答]
1.現在も制限されていて、〇日後に解除予定がある。
ーフィリピン
ーイタリア
ーオランダ
ースイス
ードイツ
ーオランダ
ーアルゼンチン
ーシンガポール
ーモルディブ
ーコロンビア
ーマリアナ諸島
ーボリビア
ーロシア
ーデンマーク
2.制限が解除されていて、隔離措置などの条件はない。
ーメキシコ
ーアメリカ
3.制限が解除されているが『入国後〇日間の隔離措置』などの条件がある。
ーギリシャ
4.現在も制限されていて、解除の見通しは立っていない。
ー中国
ー香港・マカオ
ーオーストラリア
ーフランス
ー中国
ードイツ
ーケニア
ーニュージーランド
ーインドネシア
ーインド
ートルコ
ー南アフリカ
ークウェート
- 14日の隔離措置がある地域在住者の声
●イタリア|
到着ご14日間の隔離措置があります。
(ミラノ在住 ルナルナさん https://locotabi.jp/loco/italica)
●グアム島|
14日間政府指定の宿泊施設での隔離義務があります。
グアム在住 i_love_guamさん https://locotabi.jp/loco/i_love_guam)
●モルディブ|
解除は7月予定です。条件はまだ確定されていませんが、解除初期には最適14日間滞在が必要になる可能性があるそうです。
(マレ在住 Hitomyshaさん https://locotabi.jp/loco/hitoum)
●ハワイ|
日本から米国への入国者は,入国後14日間,自宅等で待機の上,健康状態を観察し,周囲の者と距離を置くことが求められる。
(ハワイ在住 Kaychanさん https://locotabi.jp/loco/kaychan)
●オランダ|
1.健康申告書が航空会社から配布され、搭乗前における同申告書の記入及び記 入した内容につき航空会社に対して申告すること。 2,オランダに到着後、自宅等での14日間の自己隔離。(1,2 共に日本からの入国は5/29に解除されます)
(アムステルダム在住 nljpさん https://locotabi.jp/loco/nljp)
●イギリス|
到着後は,連絡先フォームにて申告した滞在場所において14日間の自己隔離をする必要があります。
- その他条件のある地域在住者の声
●ロシア|
6月15日には一部の地域では海外からの観光客を受け入れるとの事です。
(ウラジオストク在住 安達貴さん https://locotabi.jp/loco/trustassocia)
●デンマーク|
3月19日から6月15日まで,在住者,滞在許可証保有者,スウェーデン人の家族等を除く外国人の不要不急の入国を原則禁止する。
(コペンハーゲン在住 bomingoさん https://locotabi.jp/loco/bomingo)
●カンボジア|
保険証書の提示と渡航72時間以内のウイルス陰性の健康診断証明書の提示が求められています。到着時にすべての入国者に感染検査が行われ、感染判明した人が乗っていた飛行機全乗客14日の隔離もあります。また、検査が判明する2,3日程度施設で安静を求められるそうです(施設はエアコンがないなど環境はよくないそうですが、又聞きのため詳しくはわかりません)
(シェムリアップ在住 まつもとひであきさん https://locotabi.jp/loco/massan(シェムリアップ)
●トルコ|
現在トルコと国境を接する全ての国と、陸路、海路とも国境は封鎖されていると承知しております。 (5月22日、ブルガリアとの陸路国境の一部(Dereköy国境)が開門されたとの報道がありますが、トルコ滞在許可(イカメット)のない外国人の入国は認められない模様です。)
(イスタンブール在住 Yukaringoさん https://locotabi.jp/loco/Yukaringo)
●香港|
非香港居民に対しては一切の入国が許可されていません。香港居民(IDを持っている日本人含む)であれば入国後14日間の指定場所(自宅・ホテル可)での強制隔離措置が取られます。
(香港在住 hiroさん https://locotabi.jp/loco/hiro314)
●ギリシャ|
入国後の行動制限措置の延長(6月15日12時まで)海外からギリシャに入国した際の自宅やホテルにおける隔離措置は、6月15日12時まで延長する。 (隔離措置の期限について,ギリシャ外務省は,「6月14日まで」と発表しておりますが,5月31日付の官報には,「6月15日12時まで」と掲載しています。)
隔離期間は,7日間(以前は14日間)。入国時のPCR検査で陽性反応が出た場合は14日間隔離となる。
当局は,隔離実施場所を指定することができる他,入国者に隔離場所を報告させることができる。
ギリシャに住居のない者は,友人・知人,親族の自宅,またホテル等に滞在する。
違反者には5000ユーロが科せられる。
(アテネ在住 Yoshさん https://locotabi.jp/loco/Yosh0516)
- 調査概要
調査の方法:ロコタビ登録海外在住ロコへのアンケート
調査実施日:2020年5月27日~6月3日
調査主体:株式会社ロコタビ
※本リリース内容を掲載いただく際は、出典「ロコタビ調べ」と明記をお願いいたします。
- 会社概要
ロコタビは世界175カ国2,500都市在住の日本人をネットワークしており、海外在住日本人の登録者は約50,000人を超えます。海外の観光案内や海外視察など現地での多様な体験だけでなく、オンライン上で現地に足を運ばずとも、現地に住む日本人が代わりに調査・分析・業務代行も請けています。例えば越境EC実現の為のマーケットリサーチや不動産投資現地調査を始めとした、多種多様な業務を現地在住の日本人に依頼することが可能です。
- 本件に関するお問い合わせ先
社名 :株式会社ロコタビ
事業概要:海外在住日本人によるタウンガイドサービス
「LOCOTABI(ロコタビ)」(https://locotabi.jp)の運営
設立 :2015年12月1日
所在地 :東京都千代田区平河町 2-5-3
代表者 :代表取締役 椎谷豊
お問い合わせ:https://locotabi.jp/contacts
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