リアルとメタバースの融合を加速へ。ARクラウドプラットフォーム「Pretia」をグローバル* で正式ローンチ。

空間認識による3Dマップ作成・自己位置推定・マルチプレイヤーをワンストップで提供。(*EU圏を除く)

ARクラウドプラットフォーム「Pretia」を研究開発するプレティア・テクノロジーズ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:牛尾湧、以下「プレティア」)は、VPS・マルチプレイヤーを搭載したARクラウドプラットフォーム「Pretia」を4/26に正式にローンチし、日・英2言語でのサービス提供を開始いたします。

公式サイト:https://arcloud.pretiaar.com/


■ AR市場の現状と、Pretiaが解決する課題
AR(Augmented Reality = 拡張現実)とは、現実にデジタルコンテンツを重ねることで、目の前にある世界を「仮想的に拡張する」技術のことを指します。ARは新たな形のメディアとして、エンターテインメントのみならず、教育や医療、小売、産業などさまざまな領域での活用が見込まれています。
AR市場は、少なくとも2027年まで、およそ年率40%の成長が見込まれています(※1)。

ARの普及を促進するため、Apple、GoogleなどグローバルIT大手企業がOSレベルでの開発を進めているほか、ARグラス・MRヘッドセットの販売も計画しています。
大手ITのARに関するニュースがある一方で、ARによって日々の生活が楽しくなった・便利になった、という実感を持つ人は多くないと考えます。ARを体験できるデバイスの普及が進んでいるにも関わらずARの活用が進まないのはなぜか、プレティアは大きく3つの理由があると考えています。

1. 現実と乖離が大きいこと
「開発者が意図した場所に、意図した大きさ・向きでARオブジェクトを出す」という現実世界と物理法則を共有し、かつユーザー負担のないAR体験の開発が技術的に困難でした。

2. 複数人で体験するARが少なかったこと
「同じAR体験を複数人で同時に、インタラクションがほかのユーザーにも反映される」という現実世界と同じような体験をAR で開発するには、複数ツールを組み合わせる必要があり技術的な難易度の高い状態でした。

3. 開発コストがかかりすぎていたこと
1・2を実現するAR体験の開発には、フロントエンド・バックエンドを共に開発する必要がありました。そのため、採算が合わず多くのプロジェクトがスタートできませんでした。

この度正式にローンチする ARクラウドプラットフォームPretiaは、「現実とARの乖離」「複数人での同時AR体験」「開発コスト」の3つの課題を解決するサービスです。現実の物理法則に沿い、複数人で同時に体験できるAR体験を、低コストで開発することが可能になります。

これにより、AR活用のユースケースが広がり、「リアルとデジタルの融合」や「新しいコミュニケーションの創出」に課題がある企業・プロジェクトでARを使うケースが増えることを期待しています。

※1:株式会社グローバルインフォメーション「拡張現実市場:世界の業界分析、動向、市場規模、2027年までの予測」(Infinium Global Research (IGR))


■ Pretiaを使って開発できるAR体験
Pretiaを使うことで、
  • アニメやドラマのシーンを現地で見ることができる聖地巡礼コンテンツ
  • 街全体を物語の舞台に複数人でパーティーを組むRPG
  • ビル内や商業施設をキャラクターが動きながら案内してくれるナビゲーション
  • スマホをかざすと動き出す広告
  • 建物やお店の特徴を活かしたAR謎解きゲーム
  • 商品にカメラをかざすと商品に関する情報が表示されるアプリ
  • 倉庫や物流拠点でのナビゲーション
  • 工場での視覚的なマニュアル
など、toB・toC問わずARの活用を進めることが可能になります。


■ Pretiaについて
Pretiaは、AR開発をより簡単にするクラウドサービスです。

 


提供するインターフェース
PretiaはUnityでの開発をベースとして、下記のツールセットを提供します。

・3Dスキャナアプリ
現実空間をマッピング(点群データ化)するための専用スマートフォンアプリ、Android* で動作します。LiDAR等の深度センサーは不要です。
*ARCoreに対応しているAndroidスマートフォンのみ、iOSバージョンは数ヶ月以内にリリース予定です。

 

 


・開発者コンソール
マップ、アプリ、開発メンバーの管理をするためのWebサイト。Chromeなどブラウザ上で動作します。

 


・Pretia SDK
PretiaサーバーとUnityを繋げるSDK。Unity上へのマップの取り込みや、Unityで設定したARコンテンツの空間への埋め込みをサポートします。

 

 



提供する主な機能

・3Dマップの作成(点群ベース)
専用スキャンアプリによりスピーディな3Dマップの作成が可能です。

・3Dマップの拡張、合成
作成したマップは必要に応じて拡張したり、時間帯の違うマップを合成することができます。これにより自己位置推定が失敗してしまう可能性を下げることができます。

・コンテンツオーサリング
マップ作成時にスキャンアプリで仮想オブジェクトを配置し点群と共にUnityに取り込んだり、ビルドしたテストアプリ上でオブジェクトの位置調整が可能です。

・開発チーム、メンバーの管理
複数人での開発が容易にできるよう、開発者コンソール上でチームへのメンバーの追加・削除・権限管理を行うことができます。

・自己位置推定(リローカリゼーション)
事前に作成した3Dマップを元に、精度高く素早い自己位置推定ができます。これにより、開発時に意図したAR体験を正確にエンドユーザーに届けることが可能です。
Android*・iOS* 両方のOSに対応しています。

*ARCoreに対応している必要があります。
*ARKitに対応している必要があります。

・マルチプレイヤー
マルチプレイ用のクラウドサーバーを構築しているため、複数人で同時に体験可能なARを開発することができます。


■ サービスの現状と今後の展開
2021年3月にクローズドβの事前登録を開始し、世界中から300人以上の事前登録を記録しました。
世界展開を見据え日/英2言語での提供体制も整えており、実際に利用したユーザーからはNPS*33と非常に高い評価をいただいています。

また、ハッカソンなどイベントを実施し、Pretiaを活用したAR体験が多数生まれています。
今後、全世界のAR開発者にサービスを届けるべく、海外でのカンファレンスへの出展も計画しています。

また、正式ローンチ後も引き続き研究開発を進め、自己位置推定の精度向上やユーザー体験の改善、新たな機能追加を進め、プレティアのミッションでもある「共に達成する喜びを届ける」をARによって実現して参ります。

*ネット・プロモーター・スコア:ユーザーのロイヤルティ(好意度)を測る指標です。

■ サービス概要
登録方法
Pretia公式サイト( https://arcloud.pretiaar.com/ )から登録

要求スペック
Unity:2020.3 LTS バージョン
iOS:iOS 11.0 以降(A9 以降のプロセッサ)、ARKit搭載
Android:Android 7.0 以上、ARCore搭載

価格
登録、個人による開発は無料。
法人によるビジネス利用はこちら( https://corporate.pretiaar.com/inquiry )からお問い合わせください。


■ 会社概要
「共に達成する喜びを届ける」をミッションに、7割が外国籍のメンバーのグローバルな環境下にて、ARクラウドおよびARサービスの企画・開発を行っているスタートアップ企業。AR謎解きゲームから事業をスタートし、現在は"国産プラットフォーム"であるARクラウド「Pretia」の開発・社会実装を事業の柱とする。
会社名:プレティア・テクノロジーズ株式会社

所在地:東京都品川区西品川1丁目1−1 住友不動産大崎ガーデンタワー9階 TUNNEL TOKYO
事業内容:ARサービスの企画・開発・運営事業
URL:https://corporate.pretiaar.com/
採用募集ページ:https://pretiaar.notion.site/pretiaar/Pretia-Technologies-Hiring-039a32bd374e4519bf9fa63d7a93505f


■ 本件に関するお問い合わせ先
プレティア・テクノロジーズ株式会社 
広報担当 伊藤
mail: info@pretia.co.jp
 

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会社概要

URL
https://pretiaar.com/corporate/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー9階 TUNNEL TOKYO
電話番号
03-6712-5900
代表者名
牛尾湧
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年07月