QunaSys、カナダの量子スタートアップXanaduとの連携を強化することで合意
QunaSysは化学計算やCAE(computer-aided engineering)の分野における革新的なアルゴリズムの開発に注力しております。Xanaduは、光量子コンピュータの開発をリードするカナダの先端技術企業であり、オープンソースの量子ソフトウェア「PennyLane」を展開しています。QunaSysはこれまでもXanaduと多岐にわたるプロジェクトで協力し、アカデミア向けのコンテンツ開発や、Xanaduが主催するQHackイベントへの支援を行ってきました。
新たな連携を通じて、両社はアルゴリズムチームの専門知識を結集し、量子エラー訂正やオープンソースのソフトウェア開発など相互の量子技術スタックの開発を押し進めます。また日本の大学に対する教育・トレーニングリソースの提供を通じて、既存プログラムの強化や量子研究の新たな機会を創出し、日本における量子人材の育成や拡大および量子エコシステムのさらなる発展に寄与したいと考えています。
QunaSysのCEOである楊天任コメント:
「Xanaduとの連携を通じて、量子化学領域の両社のアルゴリズム専門知識を合わせることで新たな価値を産み出すとともに、日本の量子コンピュータ産業のさらなる発展に貢献していきたいと考えています。」
QunaSysについて
QunaSysは、量子コンピュータの産業への応用を早期に実現すべく2018年に東京で設立されました。量子化学計算のための最も強力なクラウドソフトウェア「QURI™」や量子ソフトウェアSDK「 QURI-Parts™」を提供するのとともに、企業コンソーシアム「QPARC™」を通じて、産業界における開発促進、産業界やアカデミア、政府の研究機関との連携を進めています。
Xanaduについて
Xanaduは、カナダの量子コンピューティング企業であり、全世界の人々が利用できる量子コンピュータを構築することを使命として2016年に設立されました。現在では世界有数の量子ハードウェアおよびソフトウェア企業の一つとして知られており、量子コンピューティングとアプリケーション開発のためのオープンソースソフトウェアライブラリ「PennyLane」を展開しています。
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QunaSys株式会社
広報担当
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