ミッションクリティカルなインテリジェントシステムを支援するクラウドネイティブプラットフォーム「Wind River Studio」を発表
ニュースハイライト
• Wind River Studioは、ミッションクリティカルなインテリジェントシステムの開発、デプロイ、運用、サービスを行うためのクラウドネイティブプラットフォームです。
• Verizon社は、5G vRANにWind River Studioのクラウドネイティブインフラストラクチャとアナリティクス機能を採用。Wind River Studioは、同社の世界初のエンドツーエンドで完全仮想化された5Gデータセッションの成功に、重要な役割を果たしました。
• 今回提供開始となるWind River Studioの機能には、5G向けファーエッジクラウドインフラストラクチャ、ゼロタッチデプロイメント、アナリティクス、コンテナオーケストレーションが含まれます。また、パブリックプレビューとして提供する機能には、DevSecOpsツールチェーン、デジタルツイン、デジタルフィードバックループ、デバイスセキュリティ、OTAが含まれます。
• Wind River Studioは、ミッションクリティカルなインテリジェントシステムの開発、デプロイ、運用、サービスを行うためのクラウドネイティブプラットフォームです。
• Verizon社は、5G vRANにWind River Studioのクラウドネイティブインフラストラクチャとアナリティクス機能を採用。Wind River Studioは、同社の世界初のエンドツーエンドで完全仮想化された5Gデータセッションの成功に、重要な役割を果たしました。
• 今回提供開始となるWind River Studioの機能には、5G向けファーエッジクラウドインフラストラクチャ、ゼロタッチデプロイメント、アナリティクス、コンテナオーケストレーションが含まれます。また、パブリックプレビューとして提供する機能には、DevSecOpsツールチェーン、デジタルツイン、デジタルフィードバックループ、デバイスセキュリティ、OTAが含まれます。
2021年1月27日、カリフォルニア州アラメダ発 – インテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、セキュリティ、安全性、信頼性が求められるミッションクリティカルなインテリジェントシステムの開発、導入、運用、サービスを行うためのクラウドネイティブプラットフォーム「Wind River Studio」を発表しました。Wind River Studioのファーストリリースでは、インテリジェントな5G分散エッジクラウドを一元管理することができ、柔軟で効率的なデプロイ、管理、運用を実現します。
ウインドリバーのプレジデント兼CEO、ケビン・ダラスは次のように述べています。「企業はデジタルとAIファーストの世界で成功するために、デジタルトランスフォーメーションの計画を数年ではなく数か月といった期間で進めています。ウインドリバーは、当社がサービスを提供するすべての業界のお客様が、デジタルな未来を実現できるよう尽力してまいります。Wind River Studioは、ミッションクリティカルなインテリジェントシステムが、製品ライフサイクル全体にわたって開発、デプロイ、運用、サービスを1つの環境で実現できる、初めてかつ唯一のプラットフォームです。Wind River Studioは、ファーエッジクラウドコンピューティングや、データアナリティクス、システムレベルのセキュリティ、5G、AI/機械学習といったテクノロジーをシームレスに統合させています。これによって生産性とアジリティを劇的に向上させ、市場投入までの時間を大幅に短縮します。」
ミッションクリティカルなインテリジェントシステム
ガートナー社は、2022年までに企業が生成するデータの50%以上が、従来のデータセンターやクラウド以外で生成、および処理されるようになると予測しています(*1)。データセンター以外で処理されるコンピューティングワークロードが増えるなか、コンピューティングモデルはインテリジェントクラウドやインテリジェントエッジモデルに変わりつつあります。そして、低遅延のコンピューティングの大部分が、ミッションクリティカルなインテリジェントシステムで実行されています。
ミッションクリティカルなインテリジェントシステムは、航空宇宙・防衛、通信、インダストリアル、オートモーティブ、メディカルなど、さまざまな業界のデジタルトランスフォーメーションの基盤となります。これらのシステムには、ファーエッジクラウド、5G、AI/機械学習、リアルタイム性、セキュリティ、安全性、信頼性など、多様なニーズがあります。さらに、こうしたシステムには、リアルタイムのマシンデータをセキュアに取得、処理して、それをフィードバックするデジタルフィードバックループを備えており、ロボティクス、ドローン、自動運転車、拡張現実(AR)などのシステムで高度に自動化および自律化された動作を可能にしています。
ウインドリバーとVerizon社
Wind River Studioのクラウドネイティブなインフラソフトウェアとアナリティクス機能は、物理的に分散配備された超低遅延でクラウドネイティブなインフラのデプロイと管理において、通信サービス事業者が抱える複雑なニーズに対応しています。これらのテクノロジーは、Verizonの5Gネットワークにデプロイされ、世界初のエンドツーエンドで完全仮想化された5Gデータセッションの成功(*2)に貢献しました。
Verizon社のテクノロジー企画および開発担当バイスプレジデント、スリニ・カラパラ氏は次のように述べています。「Verizonはネットワークの仮想化を牽引してきました。仮想化によって、ネットワークでのプログラミングの基盤が整備され、より迅速にお客様にサービスを提供できるようになります。コアからエッジまでのネットワーク全体の仮想化は、当社のネットワークアーキテクチャの長年にわたる大規模な再構築により実現しました。これにより、ネットワーク全体の簡素化と近代化が可能になりました。」
ガートナー社によると、「テクノロジーのイノベーションリーダーは、ソフトウェアリリースまでの時間短縮、開発者のアジリティ、アプリケーションスケーラビリティ、レジリエンスの向上と技術的な問題の軽減を行うため、クラウドネイティブなインフラテクノロジーへの投資に高い関心を持っています。コンテナとKubernetesは、ソフトウェアのリリースまでの時間短縮や開発者の生産性向上を可能にする、クラウドネイティブなインフラを構築するための基盤になりつつあります。2022年までにはグローバル企業の75%以上が、コンテナ化されたアプリケーションを本番環境で運用するようになると予測しています。この割合は、現在の30%未満から大幅に上昇することになります。」(*3)
ウインドリバーは、5Gの初期からリーダーとして、非常に多くの5G RANの導入を支援してきました。今回提供開始したWind River Studioは、物理的に分散配備された、超低遅延のクラウドネイティブなインフラストラクチャを一元管理することができ、インフラの導入と管理という通信サービス事業者が抱える複雑な課題に対応します。
• 完全なクラウドネイティブ、Kubernetes並びにコンテナベースのアーキテクチャで、大規模な分散エッジネ ットワークのデプロイと管理を実現
• 統合データの収集、監視、レポートツールなどのネットワーク分析テクノロジーで、分散クラウドネットワークの管理、運用を最適化
• コアからエッジまでカバーするオーケストレーション機能によって、コンテナ、ネットワークの構成要素、エ
ッジデバイスの管理など、分散クラウドネットワークとアプリケーションサービスの管理と自動化を効率化
またウインドリバーは、デバイスおよびインテリジェントシステムを構築、テスト、シミュレートするためのDevSecOps環境を提供する、Wind River Studioのパブリックプレビュー機能を発表しました。デモにつきましては、こちらよりお問合せください。
www.windriver.com/japan/studio/developer
Wind River Studioの詳細につきましては、こちらをご覧ください。
www.windriver.com/japan/studio
*1: Gartner, “2021 Planning Guide for Cloud and Edge Computing,” October 2020
*2:https://www.verizon.com/about/news/verizon-fully-virtualized-5g-data-session
*3:Gartner, “Top Emerging Trends in Cloud-Native Infrastructure,” May 2019
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※Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。
※本プレスリリースは2020年1月27日に発表したプレスリリースの抄訳です。
https://www.windriver.com/news/press/news-20210127
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