テキスタイルのソリューションセンターをリニューアル
- 分散印刷・クリーンな生産環境など、新しいデジタルのテキスタイル印刷を提案 -
セイコーエプソン株式会社は、富士見事業所(所在地:長野県諏訪郡富士見町)に開設されているテキスタイル・ソリューションセンター「TSCアジア」について10月21日から「ソリューションセンター富士見」に名称を変更し、その機能を強化したリニューアルを行いました。
エプソンは、デザインの多様化や生産リードタイムの短縮要求などによりデジタル化が進むテキスタイル印刷について成長領域と位置付けています。2019年6月には、DTF(Direct to Fabric:生地へのプリント)について、導入を検討されているお客様に実際のソリューションをご確認いただくため、前処理から印刷、後処理までの全工程の設備を備えた「TSCアジア」を富士見事業所に開設しました。
そしてこのたび、コロナ禍における分散印刷に対する関心の高まりや、よりコンパクトなDTF新商品の投入によりDTF領域のさらなる拡大が期待できることから、お客様から高い評価をいただいている本施設について、「ソリューションセンター富士見」と名称変更し、以下のコンセプトでさらなる機能の充実を図るリニューアルを行いました。
・新しい分散印刷、クリーンな環境の提案
・印刷と作りこみの最適なワークフローの体験
・小回りが効き、より柔軟に対応できる新しいデジタル捺染の体感
このコンセプトに基づき、「ソリューションセンター富士見」では、複数のプリンターなどの設備を設置することで疑似的な分散印刷環境を整え、レイアウト・内装などのデザインも一新しました。この結果、従来のお客様サンプルに基づくテスト印刷やソリューション評価に加えて、デジタル捺染の特長であるクリーンでコンパクトな現場環境を体感いただきながら、Epson Cloud Solution PORT*などを活用した分散印刷や最適なワークフローを体験いただくことができます。
* Epson Cloud Solution PORT:分散印刷において高度な色合わせ・生産管理・品質管理・保守管理を可能にするエプソンのクラウドサービス
また、昇華転写やDTG(Direct to Garment:服飾へのプリント)など展示しているソリューションセンターLFP(広丘事業所内、所在地:長野県塩尻市)との連携強化も図りました。
エプソンは、テキスタイルをはじめとした商業・産業分野の印刷について、そのデジタル化を主導し、環境負荷低減や生産性向上を図っていくとともに、お客様である生産者のみなさまが、より効率的に、より効果的に、納得をしたうえでデジタル印刷が導入できるよう、さまざまなサポートや提案を行ってまいります。
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