コスモのHPC/技術計算向けのコンピューティング基盤「iHAB」 に「GoriRack環境監視デバイス」を導入

~Zabbix×RMS-CU80で電力・温度を一元可視化、コンピューティングセンター監視業務の効率化を実現~

東京エレクトロン デバイス長崎株式会社

東京エレクトロン デバイス長崎株式会社(本社:長崎県諫早市、代表取締役社長:松嶋富浩、以下 TED長崎)が開発・販売する「GoriRack環境監視デバイス」の多点交流電流監視ユニット「RMS-CU80」および小型センサマネジメントユニット「RMS-3200」が、株式会社コスモ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐生直大、以下 コスモ)に採用されました。コスモがCAE解析・HPC環境のトータルソリューションとして展開する計算環境サービス「iHAB」のコンピューティングセンター(北海道・帯広を拠点とする)に導入され、オープンソース統合監視ソフトウェア「Zabbix」との連携により、サーバルーム全体からラック・PDU単位までの電力・温度を一元的に可視化。基盤のさらなる安定運用と電力利用量の最適化、監視業務の大幅な効率化を実現しています。

URL:https://www.ngs.teldevice.co.jp/case/cosmo.html

 「北海道・帯広を拠点とする、HPC/技術計算向けのコンピューティング基盤「iHAB Compute」(株式会社コスモ)」

■導入の背景

コスモは「フード・ライフサイエンス事業」と「ITソリューション事業」を2本柱にビジネスを展開しています。ITソリューション事業の中軸となるのが、CAE解析・HPC環境のトータルソリューション 「iHAB」です。北海道・帯広の遊休資産だった自社食品工場をコンピューティングセンターに転用し、設備を必要なものに絞ることで過剰投資を抑制。設計者や開発者が計算機の設置場所や電力・空調、運用管理を意識することなく解析に集中できる環境を、リーズナブルな料金体系で提供しています。

同コンピューティングセンターでは、顧客に提供する容量を超えない範囲で電力が使用されているかを常時監視するとともに、各ラックに設置したサーバ吸い込み口の温度を計測し、冷却の指標としてきました。しかし、従来は電力を既存PDUの付加機能で測定していたため、温度上昇を検知するたびにPDU一つひとつにログインして電力使用状況を確認する必要があり、運用負荷が課題となっていました。

「誰もが電流や温湿度の状況をすぐに把握できる統合管理システムが必要でした」(コスモ ITソリューション部 テクニカルディレクター 田中健二氏)。加えて、「iHAB」の利用企業からは「自社でPDUの管理を行いたい」という要望も寄せられており、既存の監視環境とは別に利用環境を確認・管理できる仕組みも求められていました。

複数のソリューションを比較検討した結果、優れた柔軟性・収容性・拡張性、そしてZabbixとの豊富な連携実績が評価され、TED長崎の「GoriRack環境監視デバイス」の採用が決定しました。

■提供システム

・多点交流電流監視ユニット「RMS-CU80」(TED長崎)

・小型センサマネジメントユニット「RMS-3200」(TED長崎)

URL:https://www.ngs.teldevice.co.jp/gorirack/

「RMS-CU80」は既存の電源回路に電流センサを取り付けて監視ができるうえ、1台で最大80回路のセンサを収容できます。増設もLANケーブル接続で容易に行えるため、将来的な設備拡張時にも導入・運用コストを抑えられます。

「RMS-3200」は多数の温度センサを省スペースに集約し、監視対象の増加にも柔軟に対応します。

また、TED長崎からZabbixテンプレートを提供しているため導入のハードルが低く、今回はコスモの要望に合致するよう細かな再設計も実施。評価機による検証を経て導入を決定し、現地設置作業ののち2026年7月から本番運用を開始しています。

■導入効果

・サーバルーム/ラック/PDU単位での電力・温度の一元可視化

RMS-CU80/RMS-3200が取得した情報をZabbixと連携させ、コンピューティングセンター内の電力・温度を一元管理。サーバルーム全体では空調能力の限界値に対する警告・注意の閾値を設定して使用電力を確認し、ラック単位では複数PDUの使用電力を合計して提供上限に対する適正利用を管理しています。温度はラックごとに設置したセンサで管理し、それぞれの状況をZabbixの管理画面で即座に把握できるようになりました。

              「オープンソース統合監視ソフトウェアZabbixによる電力監視」

・アラート対応など監視業務の負担軽減

従来はアラート発生のたびにPDUごとに電力データを1件ずつ確認していましたが、新システムでは管理画面から必要な情報をまとめて確認できるようになり、作業負担が大幅に軽減されました。電力データの確認・作成・提出も容易になっています。

・熱負荷を含めた電力管理と安定運用

電力量と熱負荷を可視化することで必要な冷却能力を把握し、冷却に要する電力量の最適化につなげています。導入以後、機器トラブルも無く安定稼働を維持しており、運用面での安心感にもつながっています。

コスモでは今後、Zabbixとの連携によるグラフィカルで分かりやすい電力・温度情報を顧客への付加価値として提供するなど、サービス化を含めた展開を検討しています。TED長崎は「GoriRack」シリーズの提供を通じて、コスモのCAE解析・HPC環境ソリューション「iHAB」のさらなる発展と運用効率化に寄与してまいります。

株式会社コスモについて

フード・ライフサイエンス事業とITソリューション事業を展開する企業。ITソリューション事業では、製造業の設計・R&D部門向けのCAD・CAE関連インフラやサービス、HPCなどの分野に取り組んでいます。その一環として、北海道・帯広の食品工場施設を転用したコンピューティングセンターにおいて、HPC/技術計算向けのコンピューティング基盤「iHAB」を提供しています。

URL:https://it.cosmo-foods.co.jp/

東京エレクトロン デバイス長崎株式会社について

東京エレクトロンデバイス長崎は、スマートエネルギー関連製品、DCIM関連製品、CTI関連製品などの自社ブランド製品をもつメーカーです。そのデジタル化技術で各種電子機器の受託開発、試作、量産までワンストップで対応しています。

URL:https://www.ngs.teldevice.co.jp/

<本製品に関するお客様からのお問合せ先>

東京エレクトロン デバイス長崎株式会社 情報機器営業部 RMS製品担当

〒150-6234 東京都渋谷区桜丘町1番1号 渋谷サクラステージ SHIBUYAタワー

Tel:050-3509-5618、Fax:050-3606-5166

お問合せフォーム:https://www.ngs.teldevice.co.jp/contact.html

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会社概要

URL
https://www.ngs.teldevice.co.jp/joho/gaiyo.html
業種
製造業
本社所在地
長崎県諫早市津久葉町6-47
電話番号
0957-25-2001
代表者名
松嶋 富浩
上場
未上場
資本金
1億3400万円
設立
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