グロービス経営大学院、台湾を中心にチャットマーケティング事業を展開する株式会社人々に3,000万円を出資 在校生・卒業生が起業したベンチャーを支援する「G-GROWTH」11件目の投資
人々代表の石川真也氏は、グロービス経営大学院を卒業したのちに、人々を創業。これまでグロービス経営大学院主催の在校生・卒業生の起業を支援するビジネスプランコンテスト「G-CHALLENGE」で大賞受賞、ユニコーン企業を100社輩出するプラットフォームの構築を目指し、シード期の起業家を対象とするアクセラレータープログラム「G-STARTUP」の1st Batch採択企業に選出など、グロービスとしてその事業の可能性を評価してまいりました。
人々は2019年のシード資金調達以来、「台湾・日本発の技術で世界を切り拓く」をミッションとし、2020年より台湾でのチャットマーケティング事業を推進。台湾市場での2年間の事業展開を経て、取引者数は150社を超え、台湾の強力なパートナーと共に市場の開拓を進めています。人々が推進しているコンバージョンを向上させる自然言語AIと画像生成AIをチャットに組み込むサービスは、チャットコマースの領域で世界市場からのニーズが高まっています。今回のシリーズA資金調達では、G-GROWTHファンド以外にもGxPartners、マイクロアド、XCAPITALなど計7社が出資を行っています。今回の増資により、今後は台湾、日本からシンガポールなどグローバルに積極展開し、より多くの企業にサービスが普及することを期待しています。
G-GROWTHの投資委員を務める、グロービス経営大学院 経営研究科研究科長(英語MBAプログラム)の廣瀬聡は、「グロービスでは近年、テクノベート教育(テクノロジーを活用したイノベーション教育)に力点を置き、世界各国から入学者を受け入れています。AIを活用し、かつ台湾の方々と国際的な開発チームを結成した石川さんのような起業家が、今後もグロービスコミュニティから生まれてくることを期待しています」と話しています。
グロービス経営大学院では、在校生・卒業生の起業したベンチャー企業が、投資家から出資を得て成長を加速させている事例が増えています。こうした動きを後押しし、在校生・卒業生のベンチャーと、長期的に共に成長していくことを目指し、2018年10月にG-GROWTHが開始しました。2021年には、G-GROWTHの投資先企業の株式会社i-plug(大阪府大阪市、代表取締役CEO:中野智哉氏、グロービス経営大学院2012年卒業)が、東京証券取引所マザーズ市場に上場するなど、支援するスタートアップの活躍の場は広がっています。
グロービス経営大学院は、これからも在校生・卒業生が「創造と変革の志士」として社会で活躍することを応援してまいります。
参考:グロービス経営大学院の起業サポート https://mba.globis.ac.jp/feature/support/entrepreneur.html
■株式会社人々について
所在地:東京都新宿区新宿6-27-30
代表者:代表取締役 石川真也
設立:2015年4月7日
事業内容:チャットマーケティング事業
URL:https://hitobito.co.jp/
◆チャットマーケティング「ChiChat」
サイトからの離脱ユーザーをLINE等のSNSへ誘導し、SNS内で悩みや探している商品をヒアリング。コミュニケーションを重ねた上で、ユーザーに最適なオファーや商品を提案し、コンバージョンへ誘導する。コンバージョンに応じた成果報酬型の料金体系で提供するチャットリターゲティング広告。台湾市場を中心に展開し、2022年からは日本・香港・シンガポール市場でも提供を開始しており、通販・金融・ジム/エステなど幅広い業種で導入される。前年同期比250%以上でコンバージョン数が成長中。
■株式会社人々 代表取締役 石川真也氏(グロービス経営大学院 2014年卒業)
2020年に起きたコロナショックにより、売上70%減という創業以来最大の危機を経験しました。そんな中でも共に走り続けてきてくれた社員メンバー・株主・パートナーがいてくれて今があることに感謝してやみません。今回の資金調達でも、グロービス経営大学院をはじめ、一緒に走っていただきたいと思えるパートナーの方々に株主としてご参画いただくことができ、大変嬉しく思います。前回のコロナショックのような、もしくはそれ以上の危機がまた訪れるかもしれませんが、頼もしい社員メンバー・株主パートナーとであれば、必ず乗り越えていけると信じています。
「台湾・日本発の技術で世界を切り拓く」というミッションの通り、日本・台湾チームで協働し、AI自動生成技術を更に発展させ、コミュニケーションデジタルトランスフォーメーションの世界を実現してまいります。
<プロフィール>
京都大学大学院にて物理数学を専攻。グロービス経営大学院 経営学研究科 2014年修了。ソフトバンク株式会社にてデジタルマーケティングに従事、ソフトバンクアカデミア第1期生。ディープラーニング検定資格保有
- グロービス経営大学院
(日本語MBAプログラム:https://mba.globis.ac.jp 英語MBAプログラム:https://www.globis.ac.jp)
グロービス経営大学院は、2006年の開学以来「能力開発」「人的ネットワークの構築」「志の醸成」を教育理念に掲げ、ビジネスの創造や社会の変革に挑戦する高い志を持ったリーダー輩出のために尽力しています。日本語MBAプログラムは、東京・大阪・名古屋・仙台・福岡・オンラインの6キャンパスに加え、水戸・横浜に特設キャンパスを開設。英語MBAプログラムは、パートタイム・フルタイム・オンラインを展開し、世界各国から多様な学生が集まっています。2006年開学当初78名だった入学者数は、2022年4月には日本語プログラムで1,158名に達し、日本最大のビジネススクールに成長。グロービス経営大学院は、今後も創造と変革を担うビジネスリーダーを育成し、テクノベート(*)時代の世界No.1MBAを目指していきます。
*テクノベート:テクノロジーとイノベーションを組み合わせた造語。
- グロービス (https://www.globis.co.jp)
グロービスは1992年の設立来、「経営に関するヒト・カネ・チエの生態系を創り、社会の創造と変革を行う」ことをビジョンに掲げ、各種事業展開を進めてきました。「ヒト」の面では、学校法人としての「グロービス経営大学院」ならびに、株式会社立のスクール「グロービス・エグゼクティブ・スクール」「グロービス・マネジメント・スクール」、企業内研修事業を行うグロービス・コーポレート・エデュケーションとeラーニングやオンラインクラスのほか定額制動画学習サービス「GLOBIS 学び放題」などを提供するグロービス・デジタル・プラットフォーム、「カネ」の面では、ベンチャー企業への投資・育成を行うベンチャー・キャピタル「グロービス・キャピタル・パートナーズ」、「チエ」の面では、出版事業ならびに情報発信サイト/アプリ「GLOBIS 知見録」により、これを推進しています。さらに社会に対する創造と変革を促進するため、一般社団法人G1によるカンファレンス運営、一般財団法人KIBOW による震災復興支援および社会的インパクト投資を展開しています。
グロービス:
学校法人 グロービス経営大学院
・日本語(東京、大阪、名古屋、仙台、福岡、オンライン)/英語(東京、オンライン)
株式会社 グロービス
・グロービス・エグゼクティブ・スクール
・グロービス・マネジメント・スクール
・企業内研修
・出版/電子出版
・「GLOBIS 知見録」/「GLOBIS Insights」
・「GLOBIS 学び放題」/「GLOBIS Unlimited」
株式会社 グロービス・キャピタル・パートナーズ
顧彼思(上海)企業管理諮詢有限公司
GLOBIS ASIA CAMPUS PTE. LTD.
GLOBIS Thailand Co. Ltd.
GLOBIS USA, Inc.
GLOBIS Europe BV
その他の活動:
・一般社団法人G1
・一般財団法人KIBOW
・株式会社茨城ロボッツ・スポーツエンターテインメント
【取材に関するお問い合わせ先】
グロービス 広報室 担当:田村菜津紀、土橋涼
E-MAIL: pr-info@globis.com
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