中国電力、IoT型計測診断サービスを開始
お客さまの省エネ・CO2削減に向けたIoT型計測システム導入を支援します
中国電⼒株式会社(本社:広島県広島市中区、代表取締役社⻑執⾏役員:中川 賢剛 、以下「当社」)は、お客さまの省エネ・CO2削減に向けた新サービス「IoT型計測※1診断サービス」(以下、「本サービス」)を、本日から開始しますのでお知らせします。
本サービスは、2023年3月から実施している「省エネ・CО2削減コンサルティング」(2023年3月20日お知らせ済み)のメニューの一つです。効果的なエネルギー計測システムの構築から、計測データの活用による省エネ対策のご提案、さらには対策実施後の継続的な効果検証に至るまで、長期間にわたり総合的にサービスをご提供することで、お客さまに徹底した省エネ・脱炭素化の実現につなげていただくものです。
【IoT型計測診断の実施イメージ】
本サービスのご提供にあたっては、当社が出資した株式会社SIRC(2023年12月20日お知らせ済み)のIoT計測システムを活用します。このIoT計測システムは、計測機器の取付が安全かつ簡易で、精緻なエネルギー計測が可能であること、計測データをクラウド上でリアルタイムに参照できることなどの特徴を有しています。
当社は、カーボンニュートラルへの挑戦を通じた地域の発展に向け、温室効果ガス削減を目指すお客さまニーズに幅広くお応えできるよう、更なるサービスの開発・向上に取り組んでまいります。
【株式会社SIRC 電力センサユニット、クラウドゲートウェイ】
【活用事例紹介】
本サービスの開始に先立ち、2024年6月~10月の間に、広島精密工業株式会社様において試行を行った結果、以下のとおり幅広い成果が得られました。
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計測による製品毎のエネルギー使用量の把握
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エネルギー消費原単位※2への計測値(エネルギー使用量)の反映
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待機電力の発見による省エネ化
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運用改善と効果検証が繰り返されることによる、自律的なエネルギー管理
※1 計測データをクラウドに送信し、遠隔で参照、管理できるシステム。
※2 省エネ法における事業者のエネルギー使用効率(生産のためにどのくらいのエネルギーを使用したか)を評価する指標であり、エネルギー使用量/(生産量等任意に選定)で算出される。
【添付資料】
別紙:IoT型計測診断サービスについて(PDF)
d79965-43-12059ccc3e502ca0ef9a51666f9b5781.pdfこのプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
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