じつは、ほとんどの老人が、自分を老人だとは思っていない!?エッセイスト・勢古浩爾さんの新刊、『おれは老人?』1月21日発売!
誰にでもある、実年齢と本人の意識のギャップ。
じつは、ほとんどの老人が、自分を老人だとは思っていない!?
77歳の勢古さんが、自身の経験を元に、年の重ね方、生き方について考えます。
老後のリアルを綴った、辛口で痛快なエッセイです。
清流出版株式会社は、『おれは老人?』(勢古浩爾著)を 2025年1月21日に発売しました。
URL:https://www.seiryupub.co.jp/books/2024/11/post-212.html
生きているだけで愉しいという境地
空は、ばかっ晴れ。いや、曇りでもいい。
この地味な生の肯定感のいいところは、おれには好きなことや、楽(愉)しいことがないなあと悲観する必要がないことである。
なにか没頭できる趣味を探さないと、と焦る必要もないことだ。
なにしろ、生きていること自体が楽(愉)しいのだから。
(「あとがき」より)
【目次】(抜粋)
第一章 わたしは老人ではない
老人に関する衝撃の真実
突然、じじいじゃないことに気づく
九十二歳の五木寛之も若いつもり
女子もおなじくしたたか
第二章 平成・令和時代の新じいさん
昔のおじいさんも、自分は老人ではないと思ってたのか
ユニクロ老人とレオン老人
「おれはおれ」と考えることが新しい
第三章 みんな好きに生きている
わたしが書く老人のモデルは自分
好きに生きればいい、という救世主
「楽しめ」は、かえって窮屈である
第四章 心は若いが、身体が老けている
不調はあの日から始まった
心と体のギャップ
ペットボトルの蓋が開けられない
体が自由にならないことはあたりまえ
第五章 二回目の救急車と道路顔面突入
生来のずぼらが祟る
体が一ミリも動かない
生涯二度目の救急車緊急体験記
道路に顔面から突っ込んでしまった
第六章 ちょっと前向きな話
死ぬ可能性は高まったが
七十七歳、ランニングマンを練習する
年を取って、増々涙もろくなった
第七章 ニュース断ち
なぜこんなニュースを見なければいかんのだ
実際にニュースを断ったスイス人実業家
脳はどぎついニュースに反応する
第八章 テレビ断ち、芸人断ち、CM断ち
タレントと芸人なしでは、なにもできないテレビ局の無能
テレビ局に巣食うバカたち
新聞社、テレビ局は広告費でもつ
第九章 意味も価値もない人生を生きていく
静かな暮らしを願うが、それができない
森博嗣の「静かに生きて考える」
働かないで生きていけるならそれでいい
【著者略歴】勢古浩爾(せこ・こうじ)
1947 年、大分県生まれ。明治大学政治経済学部卒業。洋書輸入会社に入社、34年間勤続し、2006年に退職。以後、執筆活動に専念。著書に『定年後のリアル』(草思社文庫)シリーズ、『ひとりぼっちの辞典』(清流出版)、『ただ生きる』(夕日書房)、『自分がおじいさんになるということ』(草思社文庫)、『バカ老人たちよ!』(夕日書房)など多数。
【書籍概要】
書名:おれは老人?
著者:勢古浩爾
出版年月日:2025/1/21
判型・ページ数:四六判並製・216頁
定価:1760円(税込)
書誌詳細ページ
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像