SailPoint、人間・非人間・AIエージェントのアイデンティティを統合的に保護し、セキュリティの死角を排除
~人とAIが共に働く新たなワークフォースを保護・統制し、その力を最大限に引き出す包括的なアイデンティティ セキュリティ ソリューション~
*本プレスリリースは、2026年8月4日に米国で発表されたニュースリリースの抄訳版です。内容および解釈については英語版が優先されます。
企業向けアイデンティティ セキュリティのリーダーであるSailPoint, Inc.(以下「SailPoint」)の日本法人SailPointテクノロジーズジャパン合同会社(東京都港区、日本法人代表 福島 徹、以下「SailPointテクノロジーズジャパン」)は本日、人間と非人間(non-human)のアイデンティティの急速な融合に対処するためのソリューションを発表し、AI時代におけるアイデンティティ保護のあり方を再定義しました。SailPoint Identity Securityソリューションは、今回一般提供を開始したSailPoint Agentic Fabricと、Identity Security Cloudの進化形であるSailPoint Human Fabricを組み合わせたソリューションです。複雑化するデジタル環境において、アイデンティティを継続的かつリアルタイムに発見、統制、保護するサイクルを実現します。
現代の企業は、アイデンティティに起因する脆弱性の危機に直面しています。SailPointの最新調査によると、AIエージェントの97%が機密データへアクセス可能である一方、AIエージェントのセキュリティ リスクを管理する能力に「高い自信がある」と回答した組織はわずか21%にとどまっています。一部のベンダーは、急速に変化したり生成されたりするマシン アイデンティティを、静的で形式的な監査・棚卸によって管理しようとしています。また、特定領域に特化したスタートアップ企業のソリューションは、サイロ化された可視性を提供にとどまり、脅威を修復する手段を持たないケースがあります。SailPoint Atlasを基盤とするSailPoint Identity Securityソリューションは、人間とマシンのコンテキストをシームレスに統合する能動的な保護レイヤーを提供することで、こうしたギャップを解消します。これにより、組織が手作業によるセキュリティ運用の負担を軽減しながら、あらゆるアイデンティティを確実かつ適切に把握・管理できるよう支援します。
SailPointのプロダクト担当エグゼクティブ バイス プレジデント兼最高技術責任者(CTO)を務めるチャンドラ グナナサンバンダムは、次のように述べています。
「SailPoint Identity Securityは、AI主導の世界において、企業がアイデンティティの脆弱性を無効化するための方法を根本から変えるものです。私たちは、業界を静的なコンプライアンスから、能動的かつ継続的に機能するセキュリティへと進化させます。あらゆるアイデンティティの発見、アクセス権限のライフサイクル ポリシーの統制、そしてリアルタイムのリスク修復によって企業を保護する機能を統合することで、セキュリティ リーダーに必要な可視性と自動化を提供します。これにより、現代の攻撃経路が悪用される前に、確実かつ迅速に遮断することが可能になります」
SailPoint Human Fabricで人間のアイデンティティのリアルタイム ガバナンスを実現
現代のワークフォースを保護するため、基盤となるネイティブ製品であるSailPoint Human Fabricは、今後、統合型SailPoint Identity Securityソリューションの一部としてのみ提供されます。SailPoint Human Fabricは、SailPoint Identity Security Cloudを進化させた、継続的かつ常時稼働型のソリューションです。この進化により、人間のアイデンティティ ガバナンスは、静的で定期的に実施される監査プロセスから、継続的かつリアルタイムなセキュリティ態勢へと変革します。最終的には、企業を完全なゼロ スタンディング特権(Zero Standing Privilege: ZSP)へと近づけることで、攻撃対象領域を縮小します。この取り組みは、潜在的な特権の肥大化を自動的に検出するとともに、リアルタイムのアイデンティティ コンテキストをSOCのワークフローに直接提供することで、脅威の迅速な封じ込めを支援します。さらにジャストインタイム プロビジョニング(Just-In-Time Provisioning:JIT-P)を活用し、タスクの実行に必要な期間だけ管理者アクセス権限を付与することによって、実現を支援します。
SailPoint Agentic FabricでAIやマシンのアイデンティティを可視化・管理
急増する一方で、十分に監視・管理されていないマシンやAIのアイデンティティに対応するため、SailPointはSailPoint Agentic Fabricの一般提供を開始します。SailPoint Agentic Fabricは、単体の製品として提供されるほか、統合型SailPoint Identity Securityソリューションの中核機能としても提供されます。Agentic Fabricは、自動化された企業環境におけるアイデンティティを検出、統制、保護するための、単一かつ一元化されたコントロール プレーンとして機能します。軽量なエンドポイント センサーであるSailPoint Endpoint Agent Security(SEAS)と、ブラウザ センサーであるSailPoint Browser Agent Security(SBAS)をそれぞれ活用し、従来のツールでは見落とされがちだったAIエージェント、認証情報、Model Context Protocol(MCP)サーバーを発見します。さらに、これらのアイデンティティを能動的かつリアルタイムな防御機能で保護します。具体的には、機密性の高い個人識別情報(PII)がLLMに到達する前にマスキングするインライン プロンプト セキュリティ、不正なAIエージェントを即座に無効化する中央管理型の「キル スイッチ」、すべてのマシン アカウントについて人間の責任者を紐づける所有者の自動割り当てルールなどを提供します。SailPoint Agentic Fabricで一般提供されるすべての機能については、こちらをご確認ください。
SailPointの主要なインテグレーション パートナーも、新しいSailPoint Identity Securityソリューションを活用することで、顧客が責任あるAIエージェント活用戦略を、コンプライアンスに準拠した形で導入できるよう支援しています。これにより、組織はAIエージェント時代において安全にイノベーションを進めることができます。
KPMGカナダのサイバーセキュリティ担当パートナーであるセリーナ テジャーニ氏は、次のように述べています。
「現代の企業においてセキュリティを確保するうえで、もはや従業員のアクセス権限の管理だけでは十分ではありません。人間の所有者と、その自動化されたAIエージェントとの間にある複雑な関係についても、適切に管理する必要があります。SailPoint Identity Securityソリューションの真の利点は、人間とマシンの保護を、単一かつ継続的なサイクルの中で統合できることです。私たちは、このソリューションの初期アライアンス パートナーになれたことを大変嬉しく思います。また、KPMGのリスクおよびセキュリティ アドバイザリー サービスと組み合わせることで、企業がデジタル ワークフォースを安心して拡大し、セキュリティ上の死角を解消するとともに、アイデンティティを脆弱性の要因から、事業全体の強みへと変革できるよう支援してまいります」
SailPointのリーダーによる、Identity Securityソリューションの製品解説動画(英語)をご覧ください。
SailPoint Agentic FabricおよびSailPoint Human Fabricを搭載したSailPoint Identity Securityソリューションは、現在、SailPointのAgentic BusinessおよびAgentic Business Plusスイートの一部としてご利用いただけます。
■SailPointについて
SailPointは、アダプティブ アイデンティティ セキュリティの新たな時代を切り拓いています。人以外のアイデンティティの数が、人のアイデンティティの数を大幅に上回る現代において、SailPointが提供するAI主導のプラットフォームは、アイデンティティ、セキュリティ、データ インテリジェンスを統合し、高度化するアイデンティティ ベースの脅威から、現代のエンタープライズを守ります。SailPointは、あらゆるアイデンティティを網羅するとともに、リアルタイム アクセスを実現するために必要となる深いコンテキストを提供するアイデンティティ ソリューションを提供。「ゼロ スタンディング特権」や「コンテキスト化されたリスク」といった概念に基づき構築されたSailPointプラットフォームは、アイデンティティを脆弱性の起点から、強力なセキュリティの優位性へと転換させます。世界を代表する多くの企業から信頼されるSailPointは、インテリジェントな自律型アイデンティティ セキュリティの中核を担っています。
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