FDUA 生成AIWG、『金融生成AIガイドライン(第1.2版)』を公開

AIエージェント時代を見据え、「AIレジリエンス」と新たなリスク対応を拡充

FDUA

 一般社団法人金融データ活用推進協会(東京都中央区、代表理事:岡田 拓郎、以下「FDUA」)は、2026年8月5日、「金融生成AIガイドライン(第1.2版)」を公開しました。

 第1.2版では、AIエージェントの普及を見据え、想定外動作や接続・権限・実行に伴うリスクへの対応を拡充しました。あわせて、技術・規制・リスク環境の変化に適応しながら、組織としてAI活用を安全かつ適切に継続するしなやかな力を「AIレジリエンス」として整理し、金融機関に求められるAIガバナンスの内容を強化しています。

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第1.2版の主な改訂ポイント

・「AIレジリエンス」の考え方を新たに提示

・AIエージェントの想定外動作、接続・権限・実行リスク等を整理

・AIガバナンス態勢とライフサイクル管理に関する記載を拡充

・最新の技術・規制動向、金融機関の活用事例を更新

改訂の背景

 生成AIは、文章の作成や情報の検索・要約にとどまらず、外部ツールや業務システムに接続し、複数の処理を自律的に実行するAIエージェントへと活用範囲を広げています。金融機関においても、顧客サービスの高度化や業務効率化など、幅広い領域での活用が期待される一方、著作権や個人情報保護をはじめとする法的論点、倫理、セキュリティへの適切な対応が必要です。

 特にAIエージェントでは、生成された回答の正確性だけでなく、想定外の動作、過剰な権限行使、接続先への誤った実行、複数システムへの影響拡大など、新たなリスクへの備えが求められます。金融機関には、金融関連法令、監督指針、業界ガイドラインを踏まえつつ、異常を検知し、影響を限定し、必要に応じて停止・復旧できる継続的な管理態勢が重要になります。

金融生成AIガイドラインの歩みと実績

 FDUA生成AIWGは、金融業界における「生成AIのイノベーティブかつ健全な活用」の促進を目的に、生成AI活用時のリスクと対策を金融実務の観点から整理してきました。2024年8月にガイドラインを公開し、同年12月に統合版を出版、2025年7月には第1.1版を公開しています。

 「金融生成AI実務ハンドブック(第1.0版)」および「金融生成AIガイドライン(第1.0版~第1.1版)」は、累計約4,000件ダウンロードされ、会員企業や関係省庁をはじめ、幅広い関係者に参照・活用されています。

 公開後は、技術・規制環境の変化を踏まえた継続的な更新や、ユースケース・事例のさらなる充実を求める声が寄せられました。また、AIガバナンスを担う人材の不足、社内ルールや所管部門の未整備といった課題も明らかになりました。第1.2版は、会員金融機関の意見や関係当局との対話を踏まえ、こうした実務上の課題に対応する内容へ改訂したものです。

今後について

 FDUAは、本ガイドラインが、金融機関の経営企画、AI・デジタル推進、リスク管理、法務・コンプライアンス、IT・セキュリティ、業務部門などにおいて、生成AIを安全かつ積極的に活用するための実務指針として幅広く活用されることを期待しています。

 今後も、技術・規制動向や金融機関の実務上の課題を継続的に反映し、内容の更新と充実を図ってまいります。

【お問い合わせ先】

一般社団法人金融データ活用推進協会(FDUA) 生成AIWG事務局
メールアドレス:generativeai@fdua.org
https://www.fdua.org/activities/generativeai

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会社概要

URL
https://www.fdua.org
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都中央区 日本橋茅場町1丁目8−1 茅場町一丁目平和ビル3階 | FinGATE CLUB
電話番号
-
代表者名
岡田 拓郎
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年04月