American Airlines向けに持続可能な航空燃料（ＳＡＦ）を供給

　ＥＮＥＯＳ株式会社（本社：東京都千代田区、以下「ＥＮＥＯＳ」）は、American Airlines, Inc.（本社：テキサス州 フォートワース、以下「American Airlines」）と日本における持続可能な航空燃料（Sustainable Aviation Fuel、以下「ＳＡＦ」）の売買に関する契約を締結しましたので、お知らせいたします。

　ＥＮＥＯＳは、航空業界へのＳＡＦを含めたエネルギーの安定供給を目指しており、このたびAmerican AirlinesへＳＡＦを供給することで、航空業界が掲げるＣＯ２排出量実質ゼロの目標達成を支援します。American Airlinesは 今回の契約締結により、初めて日本国内での調達を実現しました。なお、American Airlinesの羽田発ニューヨーク行運航便にて、廃食油由来のＳＡＦが供給される予定です。

　ＥＮＥＯＳは、グループの長期ビジョンにおいて、「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」の両立に向け挑戦することを掲げています。航空業界の脱炭素化を加速するためには国産ＳＡＦの普及促進が重要であり、ＥＮＥＯＳはＳＡＦの原料調達から自社製造および販売に至るまでの一貫体制の構築を進めています。

American Airlines社　ボーイング ７８９型機