千葉工業大学 次期学長(第14代)に伊藤 穰一を選出
任期は2023年7月1日から2027年6月30日までの4年間となります。
【伊藤 穰一 略歴】
デジタルアーキテクト、ベンチャーキャピタリスト、起業家、作家、学者として、主に社会とテクノロジーの変革に取り組む。
2011年から2019年までは、米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの所長に奉職。非営利団体クリエイティブコモンズの最高経営責任者のほか、ニューヨーク・タイムズ、ソニー、Mozilla財団、OSI、ICANN、電子プライバシー情報センター(EPIC)などの取締役を歴任した。デジタルガレージ 共同創業者 取締役Chief Architect、デジタル庁「デジタル社会構想会議」および「web3研究会」構成員、経済同友会「企業のDX推進委員会」委員長。
2021年11月に本学の変革センターのセンター長に就任。2022年1月に本学評議員となり、現在に至る。
【学長就任の抱負】
千葉工業大学学長に就任するにあたり、私は「建学の精神」を尊重し、その文化と伝統を守りながら大学のさらなる飛躍と、世界が抱えている様々な課題に取り組んでいきたいと考えています。現在、日本が直面している大きな問題の一つは、技術的なスキルを持つ人材の不足と、意思決定・政策立案に関与する技術者の不足です。この重要な問題と技術者のさらなる社会的地位向上に貢献してまいります。
【研究分野】
● 政府のデジタルトランスフォーメーション
●サイバー空間ガバナンス
●クリプトカレンシーとブロックチェーン
≫ メタバース/NFT
●ナレッジ・マネジメントと学術出版の将来
●フリーソフトウェア、オープンソースソフトウェア
≫ 不確実性プログラミング
≫ Mathesar
≫ オープンソースソフトウェアのプログラマー能力開発
●サイバーセキュリティとプライバシー
≫ プライバシー強化のテクノロジー
≫ 不確実性プログラミングと合成データ
●学習
≫ ニューロ・ダイバーシティ
≫ オンライン学習とつながりの学習
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