三菱電機インフォメーションシステムズと沖縄ビジネスソリューションズ、SAP事業において戦略的業務提携

リスキリングで人材育成を加速、企業のDX推進に貢献

三菱電機インフォメーションシステムズと沖縄ビジネスソリューションズ、SAP事業において戦略的業務提携

三菱電機グループのIT事業子会社である三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社（本社：東京都港区、取締役社長：中野隆雅、以下「MDIS」）と、統合基幹業務システムSAPソリューション関連事業（以下「SAP事業」）を東京・沖縄を中心に展開する沖縄ビジネスソリューションズ株式会社（本社：沖縄県浦添市、代表取締役社長：宜保祐樹、以下「OBS」）は、両社のSAP事業拡大の加速を目的とした戦略的業務提携を行いましたので、お知らせいたします。

【戦略的業務提携の狙い】

近年、多くの企業がデジタルトランスフォーメーション（DX）推進の一環で基幹業務システムの導入、刷新が進められています。特にSAPソリューションを取り巻く市場環境においては、既存製品のサポート終了に伴うシステム更新を担う技術者の不足が顕著で、「2027年問題」と呼ばれ深刻な課題となっています。大手企業向けSAP事業を柱の一つとするMDISにおいても、リスキリングを含めたSAPエンジニアの育成・確保が最優先課題の一つとなっています。

一方OBSは、SAPソリューションの導入や保守に加え教育のノウハウを活かしたSAPエンジニア教育にも取り組んでおり、SAPエンジニア教育に特化した専門学校「学校法人OBS　沖縄ビジネスソリューション専門学校」（2025年4月開校予定、以下「学法OBS」）との連携も計画しています。OBSでは、育成した技術者が活躍できる事業環境を確保しつつ自社のSAP事業を拡大していくことが課題となっています。

今回の提携により、大手企業向けSAPソリューション導入を強みとするMDISは、OBSがもつSAPエンジニア教育のノウハウと環境を活用し、SAPエンジニア育成の加速を図ると共に継続的な人材強化を図ります。OBSは、MDISのSAP事業に参画し、自社の事業発展を図ることと併せ、人材育成と雇用創出を通じ地元沖縄県の地域創生に貢献します。

【戦略的業務提携の概要】

・OBSは、MDIS及び三菱電機グループ会社の社員、協力会社に対して、学法OBSと連携しSAPエンジ　ニアへのリスキリング・育成を支援する。これにより両社のSAP技術者の開発リソースが確保されSAP案件への対応力強化を図る。

・MDISはOBSとの連携により、SAP導入顧客向け教育メニューを提供することで、構想、設計、開発、導入、運用・保守に加え、教育まで一貫したサービスを提供する。

・OBSは地元沖縄県で、国内から業務委託を受けるニアショア事業を拡大し、地域創生における雇用創出に貢献する構想を推進する。MDISはこのニアショアを活用することでOBSの活動に協力する。

【三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社（MDIS）について】

三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社は、金融業、製造業、 エンタープライズ向けシステム事業を推進するリーディング・サービス インテグレーターとして、三菱電機グループ各社の技術力やサービス を最大限に活用した各種 IT サービス事業を展開しています。

オフィシャルウェブサイト：https://www.mdis.co.jp/

【沖縄ビジネスソリューションズ株式会社（OBS）について】

沖縄ビジネスソリューションズ株式会社は20１２年に設立。

SAPビジネスに特化した企業としてSAP導入～保守・運用まで一貫したサービス事業を展開しています。

また学校法人OBS　沖縄ビジネスソリューション専門学校（沖縄県浦添市）を積極的に支援し、SAP人材教育の拡大を通じて地域創生を目指します。

オフィシャルウェブサイト：https://www.okinawa-business-solutions.com/

・MDISは、SAP PartnerEdge Sellパートナー及びSAP PartnerEdge Serviceパートナーです。

・OBSは、SAP PartnerEdge Serviceパートナーです。

【商標関連】

・SAP、SAPロゴ、記載されているすべてのSAP製品およびサービス名はドイツにあるSAP SEやその他世界各国における登録商標または商標です。

・MDIS は、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社の登録商標です。