新ご当地グルメ「泉佐野ギョーザ」を子ども食堂で50食提供　開発した中学生9名に泉佐野市長、地域住民から絶賛の声！

　特定非営利活動法人キリンこども応援団（大阪府泉佐野市、代表　水取博隆）では、運営する子ども食堂「キリンの家」に通う中学生が自主的に活動する単年制体験事業「Cocca（コッチャ）」において、2024年3月3日（日）中学生9名の試行錯誤の末に完成した「泉佐野ギョーザ」のお披露目会を行い、日頃お世話になっているサポーターやメディアの皆様にご試食いただきました。当日は、泉佐野市の千代松市長にもお越しいただき、取り組みの経緯などもご説明させていただきました。
　また、お披露目会の後、同場所で子ども食堂を開催し地域の皆様にも召し上がっていただきました。

＜泉佐野市千代松市長にもご試食いただきました＞

＜一つ一つ心を込めてギョーザを包む様子＞

＜お披露目会に向け気合を入れる子ども達＞

　特定非営利活動法人キリンこども応援団は、安心できる居場所を通して子ども達が自らの希望を持ち未来に踏み出せるよう支援を行っており、子ども食堂「キリンの家」・フリースクール「キリンのとびら」・オンラインフリースクール「clulu」などの居場所を運営しています。
　その活動の一環として、子ども食堂「キリンの家」に通う中学生が自主的に活動する単年度制の体験事業「Coccha（コッチャ）」を毎年度行っており、今年度は9名の子ども達が新・ご当地グルメ「泉佐野ギョーザ」の開発・企画を進めてきました。

　2024年3月3日（日）、子ども達が工夫を凝らし何度も試作を重ねて完成した「泉佐野ギョーザ」のお披露目会を泉佐野駅近くの「子ども食堂キリンの家 まちば拠点」にて行いました。メインの泉佐野ギョーザにご飯とワカメスープ、3色ナムルがついた「泉佐野ギョーザ定食」を子ども達自らが準備し、日頃お世話になっているサポーターやメディアの皆様に取り組みの経緯をご説明したのち、実際にご試食いただきました。その後、同場所にて子ども食堂を開催し、地域の皆様にも召し上がっていただきました。お越しくださった皆様から「大人の想像を超える完成度で本当に美味しい！」と絶賛の声を多数いただき、子ども達は大きな達成感を味わうことができました。
　当取り組みは、メニューの考案や分析、レシピ開発、調理、各工程における書類作成など、全て子ども達が進めてきました。子ども達の最終目標は、「泉佐野に行けばいつでも食べられる餃子」です。今後は様々な場所での出店を計画しているうえ、将来的には近隣の飲食店20店舗に採用してもらうことを目標としており、OEM生産も視野に入れて模索しています。

＜お披露目会にお越しくださった方のコメント＞
・くせになる味で、毎日でも食べたくなるくらい美味しかったです！完成度の高さに関心しました。
・今までの経緯など、取り組みについてのプレゼンがとても分かりやすかったです。子ども達は話をするのがとても上手ですね。

＜お披露目会を終えた子ども達のコメント＞
・お越しくださった方からいただいた言葉や表情から、本当の心からの「美味しい！」が伝わってきて、とても嬉しかったです。
・とても疲れたけど、それは自分が全力で頑張ったからだと感じています。仕込みから接客まで連日頑張って、とても自信がつきました。
・「お持ち帰り用のギョーザも欲しい！」と言ってもらえて嬉しかったです。今後の新たな目標ができました。


実施概要
イベント名：【体験事業Coccha】子ども食堂に通う中学生が開発した「泉佐野ギョーザ」のお披露目
日時：2024年3月3日(日) 11:30～13:00
場所：子ども食堂「キリンの家」まちば拠点（〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番３号）
法人名：特定非営利活動法人キリンこども応援団
参加者：子ども食堂「キリンの家」に通い、体験事業「Coccha」に参加している子ども達（中学生9名）がサポーターやメディアの皆様に向け、今までの取り組みを報告したのち、皆様にギョーザを試食していただきました。
※14時からは、子ども食堂として地域の皆様にもお披露目いたしました。

■特定非営利活動法人 キリンこども応援団について

キリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所（コミュニティモデル）「キリンの家」を運営しています。キリンの家は、小学校低学年～高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。子ども食堂やフリースクール、フードバンク事業（フードバンク泉佐野）などを展開し、子ども達が子どもらしくいられる居場所です。キリンこども応援団は日本財団の助成を受けて運営しています。

■法人概要
法人名：特定非営利活動法人キリンこども応援団
代　表：代表理事　水取博隆
設　立：令和3年10月26日
事　業：子ども食堂事業（さのだい子ども食堂キリンの家）、フリースクール事業（フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールclulu）、フードバンク事業（フードバンク泉佐野）、パントリー（食材配布）事業等
※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています
住　所：〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号
URL　：https://kirin-npo.com/

■「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に200ヵ所設置されています。（2024年2月1日時点）
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place