150℃高温環境下におけるSMD小型酸化物系全固体電池SoLiCell®の安定した放電動作を確認
~ 高温環境下における電源用途の可能性を拡大 ~
FDK株式会社(代表取締役社長:下園浩史)は、SMD小型酸化物系全固体電池「SoLiCell®」について、150℃環境下での放電試験を実施し、安定した放電動作を確認いたしました。
当社は、3Vの高出力電圧、高い安全性および優れた環境適合性を有する電池として、SMD小型酸化物系全固体電池「SoLiCell®」の開発を進めております。SoLiCell®は、不燃性材料および酸化物系セラミックス焼結体で構成され、表面実装部品としてリフロー実装にも対応しています。これまで、RTCバックアップ電源、IoTデバイス、エネルギーハーベスト機器など、さまざまな用途へのサンプル展開を進めてまいりました。
近年、製造設備や高温機器の状態を監視するIoTデバイスなど、一般的な電池では対応が難しい高温環境下においても使用可能な小型電源へのニーズが高まっています。
今回、SoLiCell®の高温環境下における放電性能の確認を目的として、23℃で充電し、150℃環境下で放電する試験を実施した結果、150℃環境下においても安定して放電可能であり、公称容量の60%以上の放電容量を維持することを確認しました。
これにより、高温環境下で使用されるセンシング・通信機器など、従来の電池では使用できない機器向けの小型電源として、SoLiCell®の活用が見込まれます。
なお、SCC4532KならびにSCD4532Kについては引き続きサンプル対応を行ってまいります。

※記載の数値は、記載条件における測定結果であり、実際の使用条件における性能や寿命を保証するものではありません。
※充電条件、放電電流および終止電圧などの詳細は、個別にお問い合わせください。
※150°Cは、本製品の動作温度範囲または製品保証温度を示すものではありません。
<想定される用途>
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高温設備周辺の状態監視センサ
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高温配管および製造設備のモニタリング機器
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モーター、炉、乾燥設備などの周辺に設置するIoTデバイス
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高温環境に対応するバックアップ電源
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エネルギーハーベスト機器と組み合わせた自立型電源
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その他、高温環境下で使用される小型電子機器
当社は今後も、SoLiCell®の高容量化、高出力化および耐環境性能の向上を推進するとともに、高温環境下における評価を継続し、さらなる用途の拡大に努めてまいります。
以 上
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