乃村工藝社とH2Lが共同開発 感覚共有できるメタバースオフィス「BodySharing® for Business」正式リリース

H2L

株式会社乃村工藝社(以下 乃村工藝社)とH2L株式会社(以下 H2L)は、BodySharing®技術※1によって感覚を共有し、デュアルワークの課題解決を目指すメタバースオフィス「BodySharing® for Business」を2023年6月29日(木)に正式リリースしました。

紹介動画:https://youtu.be/WrFTVfS5k1Q
プレスリリースキット:https://www.dropbox.com/sh/uqdul8dmlipv6y5/AACZ592Vb7mqgx5FKomPbpSNa?dl=0

 「BodySharing® for Business」では、リアルオフィスと比較すると把握しづらくなる仕事仲間の状態を、BodySharing®技術によって可視化。ユーザの状態を「元気度」と「リラックス度」としてアバターにリアルタイムに反映します。「元気度」は肉体疲労の度合い、「リラックス度」は緊張の有無をメタバース空間上で示唆する指標※2であり、上司がリラックスしているタイミングで相談を持ちかけたり、同僚の元気度が低い時にフォローアップをしたりすることができます。「BodySharing® for Business」は、ユーザの状態共有と分析によって、オフィスのコミュニケーションを生まれやすくする特長をもっています。

 β版(2022年10月より運用)体験者からのフィードバックを経て、ブラウザ上で本サービスを利用できるようにいたしました。メタバース導入の障壁となりやすい環境構築(PCスペックや通信速度など)の課題がクリアされ、アカウント登録後すぐに使用が可能となりました。


※1 BodySharing®技術:キャラクター、ロボットや人の身体と、ユーザーの様々な身体の感覚を共有し、体験共有する技術のことです。ここでいう身体の感覚とは、視覚や聴覚だけでなく位置覚、重量覚や抵抗覚などの固有感覚を含みます。

※2 「元気度」と「リラックス度」は、ユーザの自由意志によって、表示を変更することも可能です。



■BodySharing® for Business サービス概要

正式名称:BodySharing® for Business(ボディシェアリング フォー ビジネス)

公式HP:https://business.bodysharing.jp/

サービス開始:2023年6月29日(木) 午前8時 


機能項目

詳細

音声通話

メタバース空間上で同じ部屋に入ると常時通話可能※3

チャット・画面共有

メタバース空間上での全体チャットや、同室への画面共有

身体情報の共有※4

世界初

導入、動作の軽快さ

ブラウザで導入、常時接続できる軽快さ

登録準備

メタバースオフィス登録と動作まで3分

※3 ミュート機能もついています。
※4 筋変位センサデバイスFirstVRが必要です。

FirstVRは、Amazonで購入可能です(発注から最短で翌日に到着します):https://amzn.asia/d/iToIFZ5


 H2L独自の技術である、世界初の筋変位センサデバイスFirstVR※5を脹脛(ふくらはぎ)に装着することで、筋変位データからユーザの「元気度」や「リラックス度」を推定。メンタルとフィジカル両方の感覚をメタバースオフィス内のアバターに自動反映させます。感覚をアバターで共有することを通じて、コミュニケーションの向上、セルフメディケーションに加えて業務改善が期待できます。


※5 FirstVR:光学筋変位センサ(Optical Active Sensing)を内蔵し、筋肉の動きを検出します。



■BodySharing® for Business の機能

 これまでリアルオフィスでは、相手の表情や仕草を見て、元気度やリラックス度を推測し、意図的にコミュニケーションをとっていました。これは、相手の顔が見えないリモートワークでは難しいことです。「BodySharing® for Business」では、この元気度とリラックス度を、FirstVRから得た筋変位の値や推移と機械学習によって推定し、見える化することで、「いつの間にか他者と通じあえている状態」をつくります。

 例えば、アバターに反映された元気度やリラックス度を見て、「Aさんは元気度Maxだからこのまま継続して業務を行ってもらおう」「Bさんは元気がないからフォローに向かおう」など、対面で表情や仕草を見ていたときのようなコミュニケーションをすることができます。

 また、管理者画面から、指定期間内の元気度やリラックス度が一目でわかります。このデータを活用することによって、業務量の平準化や、チームの生産性向上につなげることができます。


※ユーザーの状態を自動反映するためにはFirstVRが必要となりますが、FirstVRがなくても、画面共有、音声通話、チャットの機能をお使いいただけます。



■ユーザーVoice

  • 同僚のリラックス度を見るのはほど良い刺激になる

  • リラックス度・元気度の可視化が他に無い発想でとても面白いと思います。

  • リラックス度の変化によりアバター及び中の人の生きてる感が感じられる。

  • 単純なUIに見えて、少し遊び心があり、ログインシークエンスなども簡易で、十分実用にも耐えられると感じている。

  • 推定した元気度がMAXだと嬉しい気持ちになり、仕事のモチベーションが上がった。

  • 簡易に装着可能で、きちんと情報を取れる点が素晴らしいです。

  • インタラクティブな演出やサッカーゲームのような遊びのある機能がついており、同僚とのコミュニケーションをより楽しめる



■料金プラン

FREEプラン:

最大登録可能人数50人

オフィス新規登録日を含む月の翌月末まで利用可


PROプラン:

1ユーザーあたり900円/月(税別)

最大登録可能人数100人

期間制限なし



■企業紹介

NOMLAB(ノムラボ)について https://www.nomlab.jp/

「デジタルイノベーション×場づくり」をテーマに空間体験の可能性を拡張する新たな演出やサービスの領域を開発する乃村工藝社グループのイノベーション・ラボラトリー。デジタル技術と空間の融合により自主開発型のプロトタイプやクライアントワークを手がけ、当社グループのデジタルコミュニケーション領域を開発する専門組織です。

主な実績:山梨県立富士山世界遺産センター 「世界遺産富士山VR」「ふじガイド」

ドバイ国際博覧会日本館VIPラウンジインスタレーション「MOMENT」

NTTドコモとの協業による次世代型遠隔会議システム「つながるビストロ(仮称)」など


株式会社乃村工藝社について https://www.nomurakougei.co.jp/

​乃村工藝社は、商業施設、ホテル、企業PR施設、ワークプレイス、博覧会、博物館などの企画、デザイン、設計、施工から運営管理までを手掛ける空間の総合プロデュース企業です。グループ全体では、全国9拠点・海外8拠点、国内外6つのグループ会社で事業展開しています。1892年(明治25年)から培ってきた総合力を活かし、フィジカルとバーチャルを融合させた空間価値の提供で、人びとに「歓びと感動」をお届けしています。近年は、持続可能な社会を実現するため、事業活動を通して幸せなインパクトを生み出す「ソーシャルグッド活動」を推進しています。​


株式会社乃村工藝社のプレスリリース一覧

https://digitalpr.jp/c/1101


H2L株式会社について http://h2l.jp

2012年7月設立。体験共有を目的として、オーディオビジュアルに次ぐ新世代の感覚共有技術 BodySharing®の研究開発、事業開発を行っています。主な製品は、米 TIME誌「未来を変える50の発明 2011年」に選出された発明PossessedHand®と、コンピュータへのジェスチャと固有感覚の入出力を実現したUnlimitedHand® 、スマートフォンで気軽にジェスチャと固有感覚入力ができるFirstVR®です。H2Lは、筋肉の膨らみから手の動作や固有感覚を検出する技術と、多電極の電気刺激を腕に与えて固有感覚を伝える技術に強みを持っています。これらの技術と、アバター合成技術、遠隔操作ロボット等を組み合わせ、BodySharing®を実現していきます。

2020年一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会より、「ポストコロナ社会を構築するベンチャー」に選出されました。


H2L株式会社のプレスリリース一覧

https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/6831


■お問い合わせ先

H2L株式会社 広報営業課

Mail: info@h2l.jp

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会社概要

H2L株式会社

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URL
http://h2l.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木3-4-21 米澤ビル2階
電話番号
-
代表者名
玉城絵美
上場
未上場
資本金
3億1600万円
設立
2012年07月