キャンプカレッジ2020 〜小児がん経験者のためのキャリア支援ワークショップ〜
今年は NHK Eテレ「パプリカ」出演からスタート!
小児がんや重い病気の子ども達を支援する、認定NPO法人シャイン・オン・キッズ(理事長キンバリ・フォーサイス http://sokids.org/ja/ )は、今年も「キャンプカレッジ2020*(Camp Courage for Survivors 2020)〜小児がん経験者のためのキャリア支援ワークショップ〜」を開催いたします。本プロジェクトは、中・高生以上を中心とする小児がん経験者(サバイバー)が集い、将来につながる様々なワークショップを共に行いながら、親交を深める企画として4年目を迎えます。
しかし今年は、新型コロナウイルス拡大の影響でリアルでの交流が困難となり、大学生を中心としたリーダー達が方法を模索。オンラインでそれぞれを繋ぐことを前提に、今までとは少し異なるアプローチで計画中です。
離れていても、1つの楽曲で繋がろう!
直接会えないことは残念だけれど、オンラインでしかできないこともある・・。
第一弾として、日本全国のシャイン・オン!メンバー**に声をかけ、同時に皆で歌や合奏で1つの楽曲を奏でることで、心の交流をはかる企画を立てました。
現在閉鎖的な状況下にある入院中の子ども達のことを心配しているリーダー達は、企画に先立ち「より多くの人達に気持ちが届いたら」と、NHK / Eテレの「パプリカMYバージョン」に出演を打診、8名の「シャイン・オン!メンバー」の出演が決定しました!
緊急事態宣言の下、メンバーは各自オンラインで、大橋エリ(マリンバ・打楽器・グラスハープ奏者、音楽あそび作家 http://erikuo.com/erimba/ )先生のアドバイスを受けながら工夫をしつつ練習に励みました。
病院で過ごしている「仲間」に応援の気持ちが届きますように!
※6月上旬よりNHK公式YouTubeでの配信も予定しています。
キャンプ・カレッジ2020」リーダー(小児がん経験者)からのメッセージ
新型コロナウイルスの世界的大流行のニュースを日々耳にし、病棟の仲間に思いをはせています。
小児がんの治療に広く用いられている抗がん剤や放射線治療は免疫機能を低下させるため、感染対策が欠かせません。風邪のような誰もがかかったことのある病気が命取りになることもあります。コロナウイルスともなると対策は一層強化し、家族との面会の制限や病棟で行われるイベントの中止、プレイルームの利用禁止などいつに増して規則が厳しくなっています。さらに治療の予定が変更になることもあり、不安も大きくなっています。
この現状に私たちCamp Courage for survivors 2020のリーダーは、自身が治療していた時の記憶と照らし合わせ、胸が締め付けられるような悔しさとともに、病棟の仲間に「一人じゃないこと」「どんなときでも楽しみを見つけ出すこと」を伝えたいと思うようになりました。
Camp Courage for survivors 2020は、小児がんの種類や治療をしている年齢、時期、その後の経過などにかかわらず、それぞれの得意なことや好きなことで壁を乗り越えていけるような強い輪を作り、「小児がんの治療」という経験を「自信」に変えることができるような、小児がん経験者のキャリアアッププログラムとして企画、運営しています。
▼2019年の「キャンプ・カレッジ」のダイジェストはこちら
*「カレッジ」は英語で”勇気”。この企画を通じて小児がん経験者の皆さんが共に勇気を持って世界に羽ばたくきっかけになれば、という意味が込められています。
**シャイン・オン!キッズのプログラムに関わったことのある小児がんや重い病気の経験のある方々に登録していただき、イベントの参加や交流などを行っています。「キャンプ・カレッジ」はシャイン・オン!メンバーを対象に実施しています。
認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズとは
2006年7月に発足。設立者の息子のタイラーは2歳を目前に白血病との闘いの末、短かすぎる生涯を閉じました。つらい闘病生活でも笑顔を絶やさなかったタイラーの勇気と自分たちの経験を役に立てたい、という気持ちからスタートした活動は今年14年目を迎えました。
小児がんや重い病気の治療に向き合う子ども達は、長期にわたる入院治療生活で不安や大きなストレスと闘っています。日本の医療レベルは世界で最も進んだものといえますが、患者や家族のサポート面ではまだ立ち遅れています。長くつらい入院治療中でも、子ども達が笑顔を忘れずにいられるように、独自の「心のケア」のためのプログラム、ビーズ・オブ・カレッジを21病院に導入、ファシリティドッグとハンドラーを3病院に派遣、2017年からは、小児がんサバイバー対象のワークショップ「キャンプカレッジ」を実施しています。また、2019年よりファシリティドッグの国内育成を試行的に開始いたしました。(2020年5月現在)
http://sokids.org/ja/
しかし今年は、新型コロナウイルス拡大の影響でリアルでの交流が困難となり、大学生を中心としたリーダー達が方法を模索。オンラインでそれぞれを繋ぐことを前提に、今までとは少し異なるアプローチで計画中です。
離れていても、1つの楽曲で繋がろう!
直接会えないことは残念だけれど、オンラインでしかできないこともある・・。
第一弾として、日本全国のシャイン・オン!メンバー**に声をかけ、同時に皆で歌や合奏で1つの楽曲を奏でることで、心の交流をはかる企画を立てました。
現在閉鎖的な状況下にある入院中の子ども達のことを心配しているリーダー達は、企画に先立ち「より多くの人達に気持ちが届いたら」と、NHK / Eテレの「パプリカMYバージョン」に出演を打診、8名の「シャイン・オン!メンバー」の出演が決定しました!
緊急事態宣言の下、メンバーは各自オンラインで、大橋エリ(マリンバ・打楽器・グラスハープ奏者、音楽あそび作家 http://erikuo.com/erimba/ )先生のアドバイスを受けながら工夫をしつつ練習に励みました。
病院で過ごしている「仲間」に応援の気持ちが届きますように!
- 番組概要:「パプリカ」MY バージョン~入院中の子どもたちへ~」NHK Eテレ
- 放映予定日:2020年5月30日(土)17:34〜
※6月上旬よりNHK公式YouTubeでの配信も予定しています。
キャンプ・カレッジ2020」リーダー(小児がん経験者)からのメッセージ
新型コロナウイルスの世界的大流行のニュースを日々耳にし、病棟の仲間に思いをはせています。
小児がんの治療に広く用いられている抗がん剤や放射線治療は免疫機能を低下させるため、感染対策が欠かせません。風邪のような誰もがかかったことのある病気が命取りになることもあります。コロナウイルスともなると対策は一層強化し、家族との面会の制限や病棟で行われるイベントの中止、プレイルームの利用禁止などいつに増して規則が厳しくなっています。さらに治療の予定が変更になることもあり、不安も大きくなっています。
この現状に私たちCamp Courage for survivors 2020のリーダーは、自身が治療していた時の記憶と照らし合わせ、胸が締め付けられるような悔しさとともに、病棟の仲間に「一人じゃないこと」「どんなときでも楽しみを見つけ出すこと」を伝えたいと思うようになりました。
Camp Courage for survivors 2020は、小児がんの種類や治療をしている年齢、時期、その後の経過などにかかわらず、それぞれの得意なことや好きなことで壁を乗り越えていけるような強い輪を作り、「小児がんの治療」という経験を「自信」に変えることができるような、小児がん経験者のキャリアアッププログラムとして企画、運営しています。
▼2019年の「キャンプ・カレッジ」のダイジェストはこちら
*「カレッジ」は英語で”勇気”。この企画を通じて小児がん経験者の皆さんが共に勇気を持って世界に羽ばたくきっかけになれば、という意味が込められています。
**シャイン・オン!キッズのプログラムに関わったことのある小児がんや重い病気の経験のある方々に登録していただき、イベントの参加や交流などを行っています。「キャンプ・カレッジ」はシャイン・オン!メンバーを対象に実施しています。
認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズとは
2006年7月に発足。設立者の息子のタイラーは2歳を目前に白血病との闘いの末、短かすぎる生涯を閉じました。つらい闘病生活でも笑顔を絶やさなかったタイラーの勇気と自分たちの経験を役に立てたい、という気持ちからスタートした活動は今年14年目を迎えました。
小児がんや重い病気の治療に向き合う子ども達は、長期にわたる入院治療生活で不安や大きなストレスと闘っています。日本の医療レベルは世界で最も進んだものといえますが、患者や家族のサポート面ではまだ立ち遅れています。長くつらい入院治療中でも、子ども達が笑顔を忘れずにいられるように、独自の「心のケア」のためのプログラム、ビーズ・オブ・カレッジを21病院に導入、ファシリティドッグとハンドラーを3病院に派遣、2017年からは、小児がんサバイバー対象のワークショップ「キャンプカレッジ」を実施しています。また、2019年よりファシリティドッグの国内育成を試行的に開始いたしました。(2020年5月現在)
http://sokids.org/ja/
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